南国に旅する時の楽しみの一つが、トロピカルフルーツに出会えること。特にフルーツ好きの女子にとってはたまりませんよね!
シンガポールは実はフルーツ天国。日本ではデパ地下の高級輸入食材売り場でしか手に入らないような果物も、季節になれば、露店で叩き売り同然のような価格で食べられるのです。では、そんなシンガポールで食べられるトロピカルフルーツの数々を一挙にご紹介いたしましょう。
目次
南国の快楽!シンガポールでトロピカルフルーツを食べよう!!
1.シンガポールのフルーツ事情
シンガポールでは実に様々なトロピカルフルーツに出会うことが出来ます。でも、あんなに狭い島国のどこでフルーツを栽培しているの?と疑問に思う人もいらっしゃるでしょう。
実は、東京23区程度の国土面積しかないシンガポールでは果物はほとんど栽培されていません。お隣のマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、オーストラリアなどから輸入したものがほとんど。でもそこは東南アジア随一の経済大国、あらゆる種類のフルーツが安い価格でお店に並んでいるのです。
むしろ多様な国から輸入している為、同じフルーツでも産地によって色々な品種を味わえたり、旬の時期を引き延ばせたり出来るのです。
2.シンガポールのフルーツ(4~10月)
日本でいえば春から夏、シンガポールの乾季にあたる4~10月はトロピカルフルーツの最盛期。マンゴー、ドリアン、ランブータンにマンゴスティンやロンガンなど、この時期にしか食べられない(厳密に言うと保存技術の進歩で年中食べられる場合も有りますが)フルーツが、スーパーや露店に並びます。
なかでもおすすめなのが、日本では超高級フルーツと言って良い”果物の王様ドリアン”と女王様のマンゴスティン。いずれも6~8月に旬の時期を迎えるので、この時期には大変安く新鮮なものが食べられます。もう一つ、この時期にぜひ食べて欲しいのがマンゴーです。4~6月が旬の時期で、黄色や緑のマンゴー等種類も沢山あります。
3.シンガポールのフルーツ(11~3月)
日本では冬にあたるこの時期も、常夏のシンガポールではトロピカルフルーツをガンガン食べることが出来ます。夏に比べ果物の種類が少し減りますが、バナナやドラゴンフルーツ、パパイヤ、グァバ、パイナップル等の通年出回る果物に加えて、ジャックフルーツやイチゴが季節のフルーツとして加わります。
この時期のおすすめは、パパイヤやジャックフルーツ、ドラゴンフルーツなど。パパイヤやジャックフルーツはかなり大きいので、丸ごと一つ買うとホテルの部屋では食べきれないし、熟れ具合を判断するのも難しいので、ホーカー等のフルーツ屋でカットしたものを買うのが良いでしょう。ジャックフルーツもドリアン程ではないですが、臭いがきついのでご注意を。
4.フルーツ天国「ゲイラン地区」
シンガポールには俗に3大ドリアンストリート(チャイナタウン、ブギス、ゲイラン)と呼ばれる屋台街が有りますが、中でも有名なのが、フルーツ天国とも言えるゲイラン地区。
場所は、MRTアルジュニード駅からほど近シムズアベニュー。通りの両脇に、長い距離に渡ってフルーツ屋台が並んでいます。どの店でも試食が出来、値段も大変お得。この地区には可動式の屋台ばかりではなく、ちゃんと店をかまえている「ドリアン専門店」も何件かあり、さらには1年中ドリアンを扱っている店(旬を外すと高価な割に味は落ちますが)まであるのです。
シンガポールのディープ感漂うゲイラン地区ですが、このフルーツ天国だけはオススメです。
◎まとめ
シンガポールで楽しみたいトロピカルフルーツをご紹介してまいりました。
シンガポールには、日本ではまだ見た事の無いフルーツもいっぱい。ホテルの朝食バイキング等にもフルーツが出ますが、ありきたりの物が多いはず。せっかく来たのですから、スーパーや屋台街に出かけて様々なトロピカルフルーツに挑戦してみましょう!ただし、シンガポールではドリアンを電車に持ち込む事が禁止されていますので、その点だけお忘れなく。