世界で4番目に高い広州塔のある広州は、上海、北京に次ぐ中国第3の都市です。広東料理の本場としても知られ、多くの料理人が腕を奮っています。広州は広東語を話す人が多く、香港にも近いため、中国でも外国との接点が多くあるエリアです。そのため、中国文化は広州一帯から海外へと広まっており、北京を「ペキン」と日本語で発音するのは広東語の影響を受けているともいわれています。広州は食の宝庫で、お土産も食に関するものがたくさんあります。日本では知られていないお土産もありますので、代表的なお土産を取り上げていきます!
目次
55万元で落札された世界一高いライチが買える広州のお土産を紹介!
1.増城挂緑ライチ
広州のお土産といえば「増城挂緑ライチ」です。主に広東の増城で生産され、ライチの最高品種とされています。丘陵地帯である増城の赤土は、ライチの栽培に適しているんです。
増城挂緑ライチは緑がかり、実はほのかに香り、甘みが口に広がります。貴重な増城挂緑ライチは、2001年に挂緑広場でオークションにかけられ、55万元で落札されました。世界で最も高価な果物として、ギネス記録になっています!
ギネスブックに載るほどの増城挂緑ライチをお土産にすれば、職場や友達の間で話題になるかもしれませんよ!
2.増城絲苗米
実は広州は上質な米の産地として知られています。中でも、「増城絲苗米」はお土産にするに値するほどの品質の良さがあります。米は細長く、透きとおり、シルクのよう。油とタンパク質が豊富で、炊くと香りが良く、柔らかく滑らかです。
広州はもちろん、海外でも評判での増城絲苗米。ご家庭で広東料理をされる時に、ぜひ炊いてみてはどうでしょうか。
3.老火湯(ラオフォータン)
老火湯は広府湯という名前でも知られ、数千年もの間、広州の健康の秘薬となるスープとして伝わっています。弱火で煮込んだ老火湯は口溶けが甘く、薬としての効能もあります。老火湯が美容やホルモンバランスに効くといわれ、広州や香港の女性は老火湯を体調の悪い時に飲んでいました。
このお土産は漢方薬局店などで売っているので、ぜひチェックしていみてください!また、老火湯は香港でも有名なので広州と香港の両方を観光する方は、香港でも買うことができますよ。
手軽に味わえる老火セイ湯があれば、お土産に買ってもいいかもしれませんね!家族でも友人でも健康に気をつかった広州のお土産として渡すといいでしょう。老火湯は中国美人の源ともいわれているので、女性の方にオススメのお土産です。
◎まとめ
中国では「食は広州にあり」といわれ、お土産も食に関する商品が多いのが特徴です!南国らしいフルーツや日本のものとは異なる品種のコメ、さらに体にいいお土産も、自分向けでも友人向けでも、きっと喜ばれることでしょう。
忘れずにお土産を買って、自宅でも気に入ったメニューを作ってみるのもいいですね。