名称:ドビー・ゴート・グリーン(Dhoby Ghaut Green)
住所:Dhoby Ghaut MRT 駅周辺
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/FRRTur
シンガポールのオーチャードロードは、若者に人気のあるカジュアル系のブティックから高級ブランド店のある有名デパートまでが並ぶショッピング天国。大通りの両脇にある美しい並木道の緑は心を癒してくれるとともに、シンガポールの夏の暑い日差しをやわらげてくれます。
そんなオーチャードロード周辺にもいくつかの公園があります。買い物がてらに寄れる2つの公園と、せっかくならたっぷり時間をかけて訪れてほしい世界遺産のシンガポール植物園をご紹介します。
目次
にぎやかなショッピング大通り・オーチャードロード周辺の癒しの公園3選
1.ドビー・ゴート・グリーン
「ドビー・ゴート・グリーン(Dhoby Ghaut Green)」は、ドビー・ゴート駅近くにある公園で、2009年に街の憩いの場として設立されました。駅の出口付近に設けられたアートセンターは、シンガポールをはじめ世界各国のアーティスト用展示スペースとして使われています。地元民たちが芸術活動を行うリクリエーションエリアでもあるので、ぜひ館内にも入ってみてくださいね。
公園内にある野外円形劇場は、オーチャードロードのシンボル的存在。人目を惹く珍しいモダン建築のデザインは、人気観光スポットになっています。中に入ったり、ここで写真撮影をする観光客でいつもにぎわっています。
2.イスタナ・パーク
ドビー・ゴート・グリーンのすぐ西側にある「イスタナ・パーク(Istana Park)」は、シンガポールで最も重要な公園のひとつ。この公園は、シンガポール大統領官邸エリア「イスタナ」に入る門のすぐ前にあります。
パークの見どころの1つである「フェスティバル・アーチ」は、イスタナの門と柵を象徴して作られたもの。池の中に建つ長さ約26mのアーチは、オーチャードロードのランドマーク。4階建ての高さがあるといわれるアーチの前で、ぜひ記念撮影をしてくださいね。
そして、アーチの西側にある「イスタナ・ヘリテージ・ギャラリー」は、新しくできた国を代表する美術館。館内にはイスタナの役目と活動に関する展示と、シンガポール歴代大統領が受け継いできた、各国政府からの贈り物の数々を展示。世界中から集まった一級品の工芸品や美術品は一見の価値ありです!
フェスティバル・アーチの東側にある「マイアートスペース・アンド・スタジオカフェ」は、その名の通りアートについて学べるエリアとカフェが一緒になった施設。景色がよくておすすめですよ。
名称:イスタナ・パーク(Istana Park)
住所:Orchard Road, シンガポール
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/aFGJFN
3.シンガポール植物園
2015年、シンガポール初の世界遺産に認定された「シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)」は、オーチャードロードの端からさらに2kmほど西にあります。東京ドーム約13個分ほどといわれる広大な敷地には多数のガーデンと、シンフォニー湖・エコ湖・白鳥の湖という3つの湖があります。シンフォニー湖にある貝の形をした演奏ステージは、とてもかわいらしいですよ。
「ナショナル・オーキッド・ガーデン」という国立洋ラン園では、約6万株のさまざまな洋ランが楽しめます。新種のランには、ダイアナ妃や皇太子徳仁親王妃雅子など訪問を記念して名前が付けられているんですよ。
「ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン」は、子ども同伴者だけが入れる特別エリア。広い水遊び場や砂場、滑り台、木の迷路、吊り橋などがあります。子どもの好きそうなものばかりですよね。キノコ型の日よけシェルターがかわいく、カフェも併設されていて便利です。水着とタオルを持って行って、思いっきり遊びましょう。
ほかにも高地の熱帯雨林でしか見られない動植物のエリアや、古代植物のエリア、中南米と東南アジアに生息するショウガの庭など、見どころがとても多いシンガポール植物園。ナショナル・オーキッド・ガーデン以外は入場無料なんですよ。ぜひのんびりとまわってみてくださいね。
名称:シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)
住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569
公式・関連サイトURL:https://www.sbg.org.sg/
◎まとめ
オーチャードロードの周辺の気軽に寄れる公園と、世界遺産の広大な見どころたっぷりの植物園をご紹介しました。買い物の途中の休憩に利用したり、時間が取れそうならのんびり世界遺産の植物園を訪ねてみてください。