香港でゆっくり過ごしたい時におすすめ！無料で楽しめる公園3選

アジア諸国の中でも、世界的に知られているアジアの都市である香港。中国文化をベースに、イギリスの植民地時代を経た香港には、中国返還後にできた新しくできた公園や、かなりのお金と投じて造園された公園などがあります。

市民のために開発された、快適な公園があり憩いの場として活用されています。そんな香港の公園の中でも、とくに風景を楽しむことができたり、香港の歴史を知る上でも大切な、歴史的価値のある建築物が残っている公園を、３ヶ所探してみました。今回ご紹介している公園は、すべて無料で一般に開放されていて、ぶらりと訪れた観光客でも楽しめるようになっています。

1.九龍寨城公園

香港の公園で訪れてほしいところの一つがここ、九龍寨城公園です。香港の九龍城にあり、13.5ヘクタールという広大な敷地を誇ります。1847年に清王朝によって建設された九龍城砦は、守備隊駐屯都市で700名以上の兵士が沿岸を警備するために配備されていた場所でした。園内には、王朝時代の庁舎が残っていたりするので、散策をしながら歴史も感じることができるよい公園です。

この公園は、江南様式の庭園です。これは、長江の南側で見られる庭園のスタイルで、豊かな水を利用したつくりの公園となっています。中国各地で見れるこのスタイルの庭園は名園が多いのが特徴で、こちらの九龍ウォールド・シティ・パークでも自然との美しい調和を楽しむことができますよ。自由に散策し、１人でぶらぶらながら写真を撮りながら公園を楽しむこともできますが、こちらの公園では無料のガイドツアーも提供されています。興味がある方は、ぜひ公式サイトで、時間を調べて参加されてみるのはいかがでしょうか。公園は、尖沙咀駅を下車後出口Ａの一番となっています。早朝6：30頃より園内を見て歩くことができます。宿泊先のホテルが公園そばのときは、一日のスタートを朝の公園から始められるのもおススメです。

2.ナン・リアン・ガーデン

2006年11月に一般市民が使う公園として作られたナン・リアン・ガーデン。およそ3.5ヘクタールほどの広さがあり、唐朝時代の様式をした庭園でとてもオリエンタルな趣があります。都会のオアシスともよべるこちらの公園は、高層ビルが立ち並ぶ間にひょっこりと現れます。庭園の古風な佇まいとはミスマッチな、モダンな環境も興味深いところです。

カメラ好きにはぴったりの風景式公園のこちらには、5箇所の見所があります。ちなみに、公園の名前となっているナン・リアンとは、南方にある蓮という意味で、園内の中心部に、蓮池があります。そのほか、この公園でのおすすめの過ごし方は、園内にあるレストランでの食事を楽しむことです。美しい風景をみながら、菜食主義向けのレストランで、ヘルシーランチでもどうぞ。

3.荃湾公園

6.9ヘクタールほどある公園で、児童公園のように子供が遊ぶ場所あり、市民がパフォーマンスやイベントなどが開くことができるステージがある、日本でもよく見かけるタイプの公園がこちらです。

灯台のような特徴的な建物があり、園内をそこから見渡すことができます。昼間は、市民が子供連れで憩っているのをよく見かけます。ファミリーで過ごしている公園なので安心して訪れることができますね。園内には噴水があります。海にも面している公園なので、海を眺めながらのんびりすることもできます。

◎まとめ

香港にはここで紹介したほかにも多くの景観を楽しめる公園、博物館や美術館などを併設した公園などがあります。こちらで今回ご紹介した三つの公園は、無料で訪れて楽しめる公園となっています。観光客が訪れても楽しめる園内に、ちょっとした施設がある公園をピックアップしましたのでぜひ、参考にして香港を楽しんでくださいね。

香港でゆっくり過ごしたい時におすすめ！無料で楽しめる公園3選