シンガポールから足を延ばして…インドネシア(バタム島・ビンタン島)への船での行き方

シンガポールから足を延ばして…インドネシア(バタム島・ビンタン島)への船での行き方

シンガポールは、マレー半島の南端に位置するほぼ東京23区と同じ大きさの小さな島国。シンガポール国内は見どころ満載ですが、旅行日程に余裕があれば、お向かいの国インドネシアにも足をのばしてみたいものですよね。

インドネシアもシンガポールも島国なので、交通手段は船か飛行機になります。一口にインドネシアといっても大小様々な島がありますが、なかでもインドネシアのバタム島までは高速船で最短で45分~1時間10分というアクセスの良さ。今回はシンガポールの都会的な雰囲気とは異なる雰囲気を楽しめる自然豊かな国インドネシアへの行き方をご案内します。

目次

シンガポールから足を延ばして…インドネシア(バタム島・ビンタン島)への船での行き方

船でインドネシアへ向かう方法!

バタム島行きフェリー

シンガポールからフェリーで気軽に行けるインドネシアの島々があるのをご存知ですか?シンガポールのフェリーターミナルから、インドネシアのビンタン島とバタム島に多くの定期フェリー船が運行されています。多い時には、20分に1本出航しており、4社が競い合っています。毎日国境を越える通勤者がいるほどなので、気軽に行けるのですが、時差が1時間あるのでご注意くださいね。

尚、あくまでも2カ国を結ぶ船なので乗船前には出国手続きが、下船後には入国手続きが必要になります。インドネシアはアライバルビザまたは電子ビザが必要なので、あらかじめ港でインドネシアルピアに両替するとよいでしょう。

出発時間の45分前までにはターミナルに到着するようにしてください。またスケジュールや料金は頻繁に変更されますので、乗車前には各社のサイトで必ず詳細をご確認くださいね。

ビンタン島

ビンタン島のリゾート

シンガポールから46kmのところに位置するビンタン島。シンガポール市民からも手軽なリゾート地として知られており、美しい天然のビーチ沿いの高級ホテルで素敵なリゾートライフを過ごせます。フェリーターミナルには各ホテルのシャトルバスがフェリーの到着時間に合わせて迎えにきてくれます。

◆船のビジネスクラス!エメラルドクラスとは?

ビンタン島行きのビンタンリゾートフェリーには、普通席のほかに「エメラルドクラス席」を設置しています。料金はややお高めですが、スナックやドリンクが楽しめるラウンジがあったり、座席指定のゆとりあるリクライニングシートがあったりと少しゴージャスな体験ができます。

わずか45分ほどで到着!バタム島へ出かけよう

バタム島の仏教寺院

シンガポールから南へ約20kmの距離にあるバタム島。日帰りでも十分に楽しめてしまえる距離にあるインドネシアの島です。

バタム島行きフェリーは、10分~20分に1本出航するほど旺盛な旅客需要のあるフェリーです。バタム島の港は3か所あり、間違えると車で約1時間移動することになるので、くれぐれもご注意ください。

島の中心部はナゴヤという名前で、第二次世界大戦中に名古屋にちなんでつけられたという説や、戦後に名古屋出身のビジネスマンが名付けたなどの諸説ありますが、島民の間では、この名前は日本の「名古屋」に由来しているのはほぼ間違いないと信じられています。

シンガポールの企業が多く進出してきていて、ビンタン島に比べるとリゾートムードは低いかもしれませんが、シンガポールとはまた違った趣を見せています。
バタム島の人口は約110万人で、ムスリム(イスラム教徒)の方に加えて、シンガポールの影響でインドネシアでは1%しかいない仏教徒が多く住んでいます。

skyticketスタッフ検証済み!バタム島への渡り方

ホライゾンファストフェリー

シンガポールからバタム島の中心部、ナゴヤまでは、ハーバーフロントからバタムセンター行き(シンガポールのほかの港からもあります)のフェリーが便利です。ハーバーフロントの乗船券売り場は3階、出国審査場は2階にあります。
3社が51便も運航しているので、特に予約は不要でしょう。万が一、席が確保できるか不安ならネット予約も可能です。

◆SINDOフェリーでバタムセントラル港へ!

SINDOフェリー乗船券売り場

バタム島までの高速船は3社が運航していますが、SINDOフェリーは他社より約10分速くバタム島に到着できる便もあるのでおすすめです。

SINDOフェリーの高速船でバタム島(バタムセントラル港)まで約1時間の旅路ですが、1時間の時差があるため到着時間はシンガポールの出発時間とほぼ同じになります。

◆出国審査は早めがおすすめ

ハーバーフロントフェリーターミナル

出国審査は乗船の60分前までに済ませましょう。出国審査後にもコンビニ(セブンイレブン)やカフェがあります(レストランはありません)。

◆免税店もある

ハーバーフロントの免税店

ハーバーフロント港の免税店ではコスメやお酒の販売も行われています。中には日本産のお酒もあるので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
タバコに関してはインドネシア到着後に買った方が賢明です。

◆快適な船旅

SINDOフェリー船内

バタム島までは約1時間の船旅。シンガポール海峡はタンカーの通り道なので、それらをよけながら進みます。SINDOフェリーの座席は自由席なので、早めに乗船して眺めの良い座席を確保されることをおすすめします。

◆バタムセントラル港に着いたら

バタムセントラル港

2023年現在、インドネシア到着時にはVOA(到着ビザ、費用は50万ルピア)などのビザが必要ですが、VOAは入国審査時に50シンガポールドルでも支払えます。入国審査時には帰りをどうするか入国審査官に尋ねられるので、帰りのフェリーのチケットの提示または飛行機のeチケットの提示をするとスムーズです。

インドネシアルピアに両替するには港の中の外貨両替店がおすすめ。シンガポールドルのほか、日本円も両替可能なので、バタム島を訪れることが分かっているなら、日本円はキープして、ここで両替するのが賢明でしょう。

▼バタム島の観光ガイドはこちら

◎シンガポールから足を延ばしてインドネシアへ冒険してみよう!

クルーズ船と高速船

シンガポールからインドネシア(ビンタン島・バタム島)への行き方の情報はいかがでしたでしょうか?2国間をフライトで移動するのは一般的な手段なので、この記事ではフェリーについての情報をお届けしました。

フェリーはクルーザーのような雰囲気で揺れも少なく、晴天に恵まれれば楽しいクルージングのひとときとなること間違いなしです。東南アジアの島国の船での移動をぜひ楽しんでみてくださいね。

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