シンガポール動物園は開園40年がたった今でも、地元の家族連れや観光客に人気のスポットです。檻のない動物園というアイディアを世界で初めて行った先進的な動物園であり、同じ敷地内に、シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、があり、たっぷりと楽しめるんですよ!この3つの施設について詳しくご紹介していきましょう。
目次
絶対行かなきゃ!シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ!
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1.アクセス方法
一番のおすすめはタクシー。市内中心地から約30分、往復しても50シンガポールドル程度なので、複数人数ならばお得でラクラク。
公共機関を利用する場合は、MRTノース・サウス線アン・モ・キオ駅で下車、直結しているバス乗り場から138番のバスに乗って約40分終点で下車となります。また、SAEXというオーチャード地区とビーチロード地区から発着するシャトルバスもあり、所要時間は45分程度です。
2.チケットの種類
単体チケットと、2パーク共通、4パーク共通のお得なチケットがあります。シンガポール動物園とナイトサファリ、リバーサファリの3つを回るのならば4パーク共通を買うのがお得です。
4つめの施設とは、ジュロンバードパークのことですが、タクシーで移動するほど離れているので、鳥好きな方は別の日にゆっくりバードパークのみ見学するのがベター。
シンガポール動物園内は基本的には徒歩で周れますが、時間が限られている方や小さなお子様連れの場合は園内を運行していりうトラムのチケットも購入しておくと便利です。
3.シンガポール動物園の見どころ
自然環境を忠実に守りながら飼育されている動物は約300種類、約2800匹でそのうち26パーセントはドゥクラングール、アメリカンホワイトサイなどの絶滅危惧種で、単なる動物園ではなく希少種の動物を保護し繁殖を促すなどのプログラムにも力を入れています。
◆オラウータンと朝食を◆
出典: Andy Mitchell (CC BY-SA 2.0)
動物園の入り口付近にあるアーメンレストランではオラウータンと朝食をとることができます。朝食はビュッフェスタイルで品数豊富で味も良いと評判。時間になるとすぐ近くの餌場にオラウータン達が、家族連れでわらわらと集まってきて、彼らの朝食が始まります。オラウータンと一緒に写真を撮れるのも嬉しいポイント。人気なので事前にネットから予約するのをお忘れなく。
◆見逃してはいけない動物は?◆
出典: Stephen Michael Barnett (CC BY 2.0)
シンガポール動物園の代表的な存在ホワイトタイガーはマスト、テングザルやマンドリルやチンパンジーがいるゾーンを回ると「レインフォレスト・キッズ・ワールド」が見えてきます。ここは子どもたちが小動物と触れ合いながら遊べるコーナー。ウサギたちと遊んだり、ポニーに乗ったりすることができます。
◆4種類あるショーは必見◆
動物園の入り口にショーの時間が記されているのでチェックしてから、周り方のプランを練りましょう。
おすすめは賢い象たちが演技を見せてくれる「エレファント・アット・ワーク・プレイ・ショー」と、森を開発する外国人に対して地元の人と動物たちが協力して森を守るというお話を繰り広げる「レインフォレスト・ファイト・バック・ショー」。キャストはかわいいワオキツネザル、クモザル、カワウソ、オオサイチョウ、オランウータンなどで、必見です。
4.ナイトサファリの見どころ
出典: PROAllie_Caulfield (CC BY 2.0)
ナイトサファリの営業時間は19:15-24:00です。レストラン、ショップは17:30からオープンしているので、ナイトサファリには時間までお食事を楽しむのもおすすめ。
アジア、アフリカ、南米に生息する137種類、2500頭を超える動物が飼育されています。
◆ナイトショーを見る◆
ナイトショーの開演は19:30、20:30、21:30の計3回(金・土・祝前日は22:30もあり)ですので、早めに行って前の方の席をゲットしましょう。一番効率が良いのは開園と同時に入場して、一度目のショーを観ること。そのあと次にご紹介するトラムに乗るのがベストです。
◆トラムに乗る◆
出典: Christian Stocker Follow (CC BY-SA 2.0)
一周約45分で夜の園内をめぐるトラムが人気です。定員は約30名なので、最初のショーが終わり次第トラムに向かいましょう。有料で日本語トラムもありますが、事前にチケットカウンターでの予約が必要です。途中で気に入った場所で下車も可能ですが、園内の様子を掴むために一周する事をおススメします。
◆徒歩でまわる◆
トラムで概要を掴んだら、あとはのんびりトレイルコースを歩いて周りましょう。「ワラビー」「レオパード」「イーストロッジ」「フィッシングキャット」と4つのコースがあり全部を歩いても1時間から1時間半程度です。夜行性の動物たちの様子が目の前で見られる貴重な体験を楽しみましょう。
3.リバーサファリの見どころ
世界の8つの大河を再現した世界最大の淡水生物パーク。基本的には一方通行で進むようになっているので全体の見学時間は2時間あれば十分楽しめます。ナイトサファリまでの時間に、シンガポール動物園とこのリバーサファリの2パークを見学しちゃいましょう。ほとんどが屋内なので、雨の日の観光にぴったりです。
◆みどころは?◆
出典: Nigel Swales (CC BY-SA 2.0)
園内には300種類以上、500匹近い動物や魚類が飼育されているんですよ!見どころは、なんといっても、パンダ。リバーサファリなのにパンダ?長江周辺の動物というくくりですが、リバーサイドサファリの目玉としてこちらで飼育されています。冷房完備のガラス張りの小屋にいますが、夕方のお昼寝が終わった後、食事に外に出てくることが多いので、16時過ぎがねらい目なんだとか。
1200キロもあるマナティーが悠々と泳ぐ水槽もお見逃しなく。
◆アトラクションは?◆
リバーサファリクルーズは、所要時間約15分、シンガポール動物園のキリン、ナイトサファリの象のエリアなども合わせて周ります。アマゾン・リバー・クエストは、川を探検するという設定で所要時間は約10分。どちらもぜひトライしてくださいね!
◎まとめ
いかがでしたか?お子さん連れの方はセントーサ島とこのシンガポール動物園は外せない観光スポットですよ。餌やりができる時間があったり、小動物と触れ合う場所があったり、工夫を凝らしたイベントがあったりと、数々の賞を受賞している動物園だけあって大人も楽しめるおススメの場所です!