ニューヨーク生まれの日本のラーメン？マリーナベイで味わうラーメン4選！

世界的な和食ブームの中でも寿司、ラーメンは不動の人気、シンガポール国内には、単に日本スタイルをうたっているラーメン店から、名だたる日本の名店までがひしめきあっています。日本の有名ラーメン店はほとんど出店しているのではないか、というくらい。濃厚な味が苦手な人が多いシンガポール人に受けるように、味やスタイルを少しアレンジしているお店もあれば、日本そのままの味を死守しているお店もあり人気も様々です。シンガポール店限定メニューなどを出しているお店もあり、限定品に弱い方の心をくすぐるかも？今回は人気のマリーナベイエリアにあるラーメン店をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。

1.札幌らあめん美春

1979年に千葉県松戸市で創業した「札幌らあめん美春」はその名の通り、札幌ラーメンのトップブランド西山製麺の熟成ちぢれ麺を使用した人気店。シンガポールでもそのスタイルは崩さず西山製麺を利用しています。豚骨と鶏ガラ、羅臼昆布をたっぷり使った特製スープに、秘伝ブレンドの味噌だれを加えたスープの味噌ラーメンが人気です。一日20食限定の濃厚魚介ダシラーメンを食べたい方は早めに行きましょう！醤油味、塩味、豚骨につけ麺もあり、焼き餃子と一緒に食べると、まさに日本の味！在住日本人の間でもとても人気の高いお店です。

2.HIDE YAMAMOTO

2010年グローバルシェフアワードの受賞者の一人である山本秀正シェフが自分の名前を冠してオープンしたのが、マリーナベイサンズのカジノを見下ろすセレブリティシェフフロアにある「HIDE YAMAMOTO」です。山本秀正シェフとは、3代にわたるアメリカ大統領の公式晩餐会や就任パーティーの料理長を務め、マンダリンオリエンタル東京の初代総料理長として凱旋帰国。革新的かつ創造的なレストランプロデュースでその名を轟かせる存在。

日本料理のすべてを世界最高水準で、のコンセプトのもとに、日本を代表する4種類の料理を堪能できるレストランをオープンさせたのです。毎日築地から空輸される魚を使った寿司、日本の野菜、魚、和牛の炉端焼き、鉄板焼き、そしてなんとラーメン！自家製麺の麺を使ったハイクオリティなラーメンを高級和食店で食べてみたいと思いませんか？

3.一風堂

複合リゾート施設「マリーナベイサンズ」内にシンガポール国内での9店舗目となる一風堂がオープンしました。2009年の初上陸以降、順調に店舗数を伸ばしていてシンガポール最高層ビルのTanjong Pagar Centerに10店舗目もオープンさせています。

一風堂といえば豚骨のうま味たっぷりながら上品なスープと細麺。この味がシンガポール人にも受けて、どの店舗も食事時には行列ができるほどです。濃い味が苦手なシンガポール人に合わせて若干アレンジをしているという意見や、日本と全く同じ味だ！と在住日本人の間でも意見が分かれているんだとか。一風堂ファンの方はぜひマリーナベイサンズを訪れた際に、食べて味の検証をしてみて下さい。

4.黒帯　KURO-OBI

一風堂ニューヨークが生み出したテイクアウトラーメンのブランド「黒帯～KURO-OBI～」がシンガポールに上陸しました。ニューヨークに続きアジアでは初の出店という事で注目を集めています。場所はマリーナベイサンズ内にある一風堂のすぐ隣。一風堂といえば濃厚な豚骨スープに細麺が有名ですが、黒帯ではスープもチャーシューも鶏肉100パーセント、鶏白湯スープに太麺と元来の一風堂とはかけ離れたコンセプトになっています。

オーダーシート方式で、麺の硬さやスープの濃さ、オイルや玉ねぎの量をアレンジできるシステム。ラーメンは4種類でどれも低価格に設定してあり、サイドディッシュとして鶏丼に唐揚げやたこ焼きなどもあるんだとか。日本では食べられない「黒帯～KURO-OBI～」の新ティストを食べてみたいと思いませんか？

◎まとめ

以前マリーナベイ地区のパルコににあった「なんつっ亭」と「らーめんけいすけ」はパルコ閉店に伴い別の場所に移転しているので、マリーナベイ地域で食べられる主な日本のラーメンといえば、この4店のみになります。おすすめは4の黒帯！一風堂の新たな挑戦、ニューヨークでは受け入れられている鶏白湯スープに太麺という新たなスタイルは一度食べてみる価値がありますよね。シンガポール料理にちょっと疲れた時は日本の味、美味しいラーメンでパワーチャージしましょう！

ニューヨーク生まれの日本のラーメン？マリーナベイで味わうラーメン4選！