ウラジミールは、モスクワの東200kmに位置するのんびりとした雰囲気の地方都市です。この街には白亜の壁が美しい聖堂群があり、それらが近郊のスーズダリ市に残る聖堂群とともに「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群」として1992年に世界遺産に登録されました。それが観光の目玉となっており、世界各国から観光客が訪れます。
この街でのお土産はロシアらしいものはもちろん、この街ならではのものもありショッピングも楽しめますよ。そこでウラジミールでオススメのお土産4選をご紹介します!
目次
世界遺産、白亜の建築群が美しいウラジミールでオススメのお土産4選!
1.ナナカマドのお酒
ウラジミールの街にはナナカマドというバラ科の落葉樹が自生しており、寒くなると紅葉したり赤い実をつけたりと目を楽しませてくれます。ウラジミールの名産品はこのナナカマドから作ったリキュールで、この土地でしか買えないのでとってもオススメです。ナナカマド単体や、それにカシスやベリーを加えたものなど、いろいろな種類がありますよ。
ウラジミール市内にあるレストランやバーでも飲ませてくれるところが多いので、そこで試してみてお好みの味を買って帰りましょう!飲むたびに旅を思い出す、ステキなお土産になりますよ。
2.プーチングッズ
ロシアの大統領といえばプーチン大統領ですが、そのフルネームは知っていますか?プーチン大統領は、ウラジミール・ウラジーミロヴィチ・プーチンというんですよ。ウラジミールの街とは関係ないのですが、ウラジミールはロシア人男性に多い名前で、プーチン大統領の他にもソビエト連邦の初代指導者のレーニンなど著名人にもたくさんいます。
ウラジミールに行った記念に、その名前を持つプーチン大統領グッズをお土産にいかがですか?グッズは定番のマグカップやTシャツ、ポストカードなどはもちろんたくさんありますが、面白いものだと顔が印刷されたトイレットペーパーやマトリョーシカなんかもありますよ。友人へのお土産にウケを狙うなら、間違いないでしょう。
3.マトリョーシカ
マトリョーシカは、ロシアの空港に着いた時から嫌というほど目にするロシアの民芸品です。もちろん、ウラジミールでも色々な場所で販売されています。マトリョーシカは入れ子になった人形で、日本でも大人気。マトリョーシカの絵付け教室もあるそうで、女子にはたまらない民芸品なんですよね。日本のこけしにも通じるものがあります。
ウラジミールに訪れた観光客も必ずチェックするのがマトリョーシカ。女性へのお土産には、喜ばれること間違いなし!大きさも様々で、20層ほども重なっている大作から、4層程度の小さくてお手頃なものまであるので見ているだけでも楽しいです。一つ一つ手書きなので、表情も違います。吟味して選んでくださいね。
4.ホフロマ塗り
ホフロマ塗りは、花や木のみを描いたロシア民芸品。元々は木のお皿やカトラリーなどに色付けしたものでしたが、最近ではこの図柄自体の人気が高まり、陶器や布の図柄としても使われています。黒をベースに赤や黄色、緑などで図柄を描くため、他では見られない独特の色彩が魅力です。お土産物屋さんやデパートなどでは必ず置いているロシアの定番土産なので、ウラジミールでも大人気。
持ち運びしやすいカトラリーやランチョンマット、小皿などが人気で友人へのプレゼントにもおすすめです。雑貨好きにはぜひ手にしたい可愛さなので、ウラジミールに来たらぜひホフロマ塗りをチェックしてくださいね。
◎まとめ
世界遺産の白亜の建築群を持つウラジミールでの、オススメのお土産4選をご紹介しました。ロシアは可愛い民芸品がたくさんあるので、お土産のショッピングには困りませんよ。むしろ、最近ではロシア雑貨を求めてツアーが組まれるほど人気となっています。
ウラジミール独自のお土産となると数は少ないですが、リキュールなどその土地らしさを楽しめるお土産もあるので、探してみてくださいね。プーチン大統領の名前と同じ町の名前というもの、お土産話しになりますよ。