海外旅行をするときに大事なことは、渡航する国のルールや慣習を守ることです。日本では普通に行っている慣習も、海外ではNGとなってしまうこともありえます。もしくは、その国独自のとっても変わったルールがある場合もあります。今回は規則が厳しいといわれるシンガポールで、MRT(地下鉄)に乗る際の細かいルールをまとめてみました。シンガポールでMRTに乗る際のぜひ参考にして下さいね。
目次
シンガポールのMRTに乗ってみよう!細かいルールをご紹介!
MRTとはどんな乗り物?
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シンガポールのMRTとは地下鉄のことです。正式名はMass Rapid Transit(マス ラピッド トランジット)といい、それを略したものがMRTです。1987年の11月に開業し、現在南北線、東西線、北東線、環状線、ダウンタウン線の5路線が運行しています。地下鉄と言っても地下を走行するのは都市だけです。あとはほとんど高いところを走っています。
庶民の足としてとっても便利なシンガポールのMRTですが、細かいいルールがあることで知られています。中にはちょっとびっくりするようなルールあり、罰金が取られることもあるのです。気になるシンガポールのMRTのルールについてご紹介します。
MRTに乗るときのルール
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シンガポールは公共機関での飲食を禁止しています。そのためMRT内でも飲食はできません。「ちょっと喉が渇いたからペットボトルでお水を飲むくらいいいのでは?」そう思ってもシンガポールでは認められないのです。駅のホームでお水を飲むのもダメです。違反するとS$500、日本円にしておよそ40,000円の罰金が科せられます。
またシンガポールは禁煙エリアが広く、公共機関はすべて基本的に禁煙です。病院や博物館、役所などの公共施設、MRTやバス、タクシーなどの公共交通機関も禁煙です。レストランやカフェも禁煙というのですから徹底していますよね。ルールに違反するとS$1,000、およそ80,000円の罰金になります。
列車に乗るとついつい切符を折ってみたくなる人はいませんか?ちょっと厳しいルールですが、シンガポールでは切符を折り曲げるのも禁止です。違反すると最高で40万円の罰金刑が処せられる可能性があります。切符は折らないで丁寧に持つように心がけましょう。
果物の王様と言われるドリアンは強烈な臭いが特徴です。人によっては玉ねぎの腐った臭いあるいはごみ箱とチーズが混じったような臭いと形容することもあります。当然といえば当然ですがMRTに持ち込みは禁止になっています。もしうっかり持ち込んでしまうとS$500、日本円にしておよそ40,000円の罰金になるので要注意を!
◎まとめ
シンガポールのMRTでの規則って日本と比べてはるかに厳しいですね。国内にはまだまだ厳しい禁止令があります。たとえばシンガポール国内全体でのガムの持ち込みは禁止です。売るのもダメなら製造もダメです。もしもポケット内にガムを入れたままシンガポールに入国したら、罰金刑に科せられる可能性がありますよ!その場合最大でS$10,000(約70万円)の罰金ですから、とっても痛いです。海外に行くときはこうしたルールをチェックしてから渡航した方が良いですね。