シンガポールのチャイナタウン周辺で入ってみたいミュージアム3選!

画像出典:Marcin Konsek (CC BY-SA 4.0)

シンガポールのチャイナタウン周辺で入ってみたいミュージアム3選!

チャイナタウンといえば、どこの国でも賑やかな雰囲気が特徴ですよね。シンガポールも例外ではなく、地元の人たちが多く集まる活気ある場所です。

中国系移民の子孫「プラナカン」にちなんだ「プラナカン博物館」や、オーチャードロード付近のプラナカン建築物からもわかるように、シンガポールには昔から中国系の人々が住んでいました。現在では、中華系がシンガポールの人口の約8割を占めるそうです。

シンガポールのチャイナタウンは、アメリカや日本の中華街とは少し違います。建物もプラナカン風の東西がミックスされた感じ。パゴタストリートはとくに見どころですよ!この通りはレストランも多いことから連日観光客で賑わい、チャイナ・グッズからシンガポールのお土産まで揃うお店が並んでいます。

そんなチャイナタウンには、この街の歴史にちなんだミュージアムがいろいろあります。また、周辺で手軽に行けそうな他のミュージアムもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

シンガポールのチャイナタウン周辺で入ってみたいミュージアム3選!

1. チャイナタウン・ヘリテージ・センター

シンガポールのチャイナタウンは、別名「牛車水」と呼ばれています。昔沢山の人達が開拓地を求めてこの地に移民した際、遠くから井戸水を牛車で運んでいたことから、そう呼ばれているそうです。人も牛も、よく働いたんですね!

そんな開拓時代からの移民者の生活を身近に感じられるのが、チャイナタウンにある「チャイナタウン・ヘリテージ・センター」です。このミュージアムは、実際に移民者が使っていた建物を改築した施設で、当時の人々が実際に使っていた内装のディスプレイと共に、インテリア用品から生活用品までさまざまな資料が展示されています。館内には、レストランとお土産売場も併設されていますよ。

この家は、もともと1階が店舗で、2階と3階が住居だったそうです。ミュージアムには当時の全体像の模型があり、各部屋の様子がわかるようになっています。塗装工の部屋や大工の部屋など、職業の違う何家族かが一緒に暮らしていて、狭いスペースを共同で使っていたようすが見て取れます。

そんな働きぶりが実った黄金時代を物語る展示は、ミュージアムの3階で見られます。正月を祝うようすや、新しく開かれた金の市場に食堂など、活気あふれるチャイナタウンの姿を目にすることができますよ。

2. シンガポール・ミュージカル・ボックス・ミュージアム

「シンガポール・ミュージカル・ボックス・ミュージアム」は、チャイナタウン・ヘリテージ・センターの南東方面、テロック・エア・ストリート沿いにあります。

白とブルーのプラナカン風の建物は、チャイナタウンの歴史を感じさせます。ミュージアムには、珍しいヨーロッパのアンティークオルゴールや、18世紀にシンガポールで作られたオルゴールなどが展示されています。昔はこの地に移民した中華系の人々と、ヨーロッパの人々が一緒にオルゴールを制作していました。

テーブルに置けるサイズの作品から、タンスのような大きさのものまで、いろいろなオルゴールが集められています。オルゴールを収納する装飾された木箱も、とっても素敵。1つ1つ特徴があるので、じっくり見てみると面白いですよ。

3. レッド・ドット・デザイン・ミュージアム

「レッド・ドット・デザイン・ミュージアム」は、チャイナタウンより北東方面のマックスウェル・ロード沿いにあった、その名の通り真っ赤な建物のミュージアムです。

マリーナ・ベイのシティ・ギャラリーに移転中で、2017年末にリニューアルオープン予定となっています。

このミュージアムには、ドイツ発の有名な「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した、新しいデザイン作品が展示されます。チャイナタウン周辺の新しい観光スポットとして、期待されている美術館です。

◎まとめ

今回ご紹介した以外では、「シンガポール・シティ・ギャラリー」などもおすすめです。

ここでは、美しいシンガポールの街の模型を見て楽しんで下さい。この街がどのように計画され、人々がどんな日常を送っているのかが、さまざまな展示から分かりますよ。光と音の体験型展示から、パノラマスクリーンの映像型展示までいろいろあります。

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