シンガポールを深く知ることができるクラーク・キー周辺ミュージアム3選!

画像出典:Elisa.rolle (CC BY-SA 4.0)

シンガポールを深く知ることができるクラーク・キー周辺ミュージアム3選!

シンガポールのクラーク・キーは、マリーナベイに続いて人気の観光スポット。シンガポール川の周辺にあり、数多くのレストランやカフェ、バーやクラブが並んでいます。夜はネオンで照らされて、かなり賑やかになりますよ。時間ごとに色が変わるアーケードの屋根や、変化する噴水の光など、エンターテイメント性がたっぷり。

また昼間も、世界中から観光客が訪れ活気に溢れています。クラーク・キー周辺には、シンガポールの歴史がわかる博物館やミュージアムがたくさんあり、見どころ満載。代表的なミュージアムをご紹介しますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

目次

シンガポールを深く知ることができるクラーク・キー周辺ミュージアム3選!

1.プラナカン博物館

出典: Tomoaki INABA (CC BY-SA 2.0)

シンガポールのあるマレー半島は、昔から様々な都市や地域との交易で栄えてきました。中国系の移民者がこの地にやってきて現地民と結婚し、その子孫たちは「プラナンカ」と呼ばれました。

クラーク・キーの中心地から北方面にある「プラナカン博物館」は、中国やヨーロッパなどの異国文化を交えた子孫たちの華やかな生活を、展示物や所蔵品で紹介するミュージアムです。シンガポールを深く知りたい人にはおすすめ。一階のギャラリーでは、先祖から東西の文化の影響を受けてきた、現在のプラナカン人のストーリーが紹介されています。また二階のギャラリーには、プラナカンにとって重要な結婚式の、衣装や親族の間で交わされた宝石などが飾られていますよ。

プラナカンの女性達が結婚する前に身に付けなければならなかったビーズ刺繍の技術と、芸術作品のようなタペストリーやスリッパが展示されています。国際都市シンガポールを象徴するようなミュージアムに、ぜひ足を運んで見てくださいね。

2.シンガポール切手博物館

出典: Elisa.rolle (CC BY-SA 4.0)

切手は、人気アニメのキャラクターや有名アーティストの作品が使われていることもあり、その国の文化を表しているので面白いですよね。日本にもコレクターの方は、多いのではないでしょうか。そんなコレクターや芸術作品が好きな方におすすめしたいのが、「シンガポール切手博物館」。

プラナカン博物館よりもクラーク・キーに近い、カンニング・ライズ道路沿いにあるミュージアムです。1800年代に英国植民地であった時から現代にかけての沢山の切手が見られますよ。元々学校だった建物を利用しているので、内装も白で統一されたコロニアル風。世界初の英国1ペニー切手が展示されています。初期の切手は貴族や有名人の顔で、色使いも地味な感じです。切手に描かれたヴィクトリア女王が観光ガイドをするという、おもしろい仕掛けもありますよ。

またシンガポールの切手は、シンガポール人のみがデザインします。時代によって、色の使い方から表現の仕方、切手のテーマがはっきり違うので必見。またデザインから裁断までのプロセスを詳しく紹介する展示もあります。季節ごとに入れ替わる興味深い展示も行われているので、ぜひ訪ねてみてくださいね。

3. Central Fire Station

出典: CEphoto, Uwe Aranas (CC BY-SA 3.0)

「Central Fire Station」は、シンガポール切手博物館の近く、南東方面にあるミュージアムです。シンガポールに存在している最も古い消防署で、その建物だけでも一見の価値がありますよ。

ミュージアムでは、シンガポール住民によるこれまでの防衛活動の進化が学べます。アンティークの消防車や、いろんな消防設備の展示、消防ホースタワーのツアーもありますので、ぜひ訪ねてみてくださいね。

◎まとめ

クラーク・キーの周辺には、シンガポールをより深く知ることができる、展示施設がたくさんあります。中心地からさらに西の方に行くと、「72-13」というミュージアムもありますよ。元々お米の倉庫だった所をリフォームしており、若い人達が中心に活動するシアター・ワークの場になっています。ギャラリーや映画館、劇場もあるので、いろいろ見てみてくださいね。

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