一流レストランが立ち並ぶ中環。香港ならではの麺料理スポット3選

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一流レストランが立ち並ぶ中環。香港ならではの麺料理スポット3選

高級ホテルやショッピングモールが並ぶ中環には、オシャレな洋食レストランがたくさんあります。一方で中環はオフィス街でもあり、地元香港の人々が愛する、お手頃な麺粥店もあります。

ディナーはゴージャスに楽しむとして、ランチは地元民と一緒に麺料理。それも香港らしい旅の思い出作りになることでしょう。そこで今回は中環でおすすめの麺料理スポットを紹介してみたいと思います。

目次

一流レストランが立ち並ぶ中環。香港ならではの麺料理スポット3選

1.沾仔記

1軒目の麺料理スポットは「沾仔記」。中環の山側には今も古い街並みが残っていますが、ひしめくローカルな店舗群のなかに、超人気の麺屋「沾仔記」はあります。しかも「沾仔記」はローカルな麺屋でありながら、なんとミシュランの星まで獲得しているのです!

日本語メニューもありますが、麺は3種類あるトッピングを選ぶだけなので簡単。「海老ワンタン」は、まずその大きさにビックリ!ピンポン玉よりもひと回り大きいくらいで、プリップリの食感。しかも具の海老の量が半端ありません。つなぎを使っていないかのようなエビだらけの一品です。「魚のツミレ」もやはり巨大サイズ。「牛肉」もドッサリとのってきます。トッピングが1種類なら17HK$、2種類で22HK$、3種類全部でもたったの25HK$。このお値段でミシュランの味が堪能できるのは沾仔記だけでしょう。中環駅からは距離もありますのでタクシー利用が無難です。タクシー代の価値はあります。

2.九記牛腩

2軒目は「九記牛腩」。開店前から行列ができる、中環エリア屈指の人気を誇る麺屋です。
相席も覚悟のうえで、スーツケース片手に並ぶ人もいらっしゃるほどです。日本語メニューもありますが、ここでは2種類の麺と2種類のテイストを組み合わせるだけです。

麺は「河粉」(お米の平打ち麺)か伊麺(香港式の卵麺)のいずれか。スープはカレー味か、牛スジの旨味たっぷりの清湯です。これがどちらも絶品!店内に漂うカレーの香ばしい匂いだけで、美味しさが想像できるほどですが、食べてまたビックリ!複雑に絡み合ったスパイスの醸し出す、辛さと旨さ。至福の味わいです。牛スジのほうも、日本でもなかなか味わえないレベルの濃厚な旨味が口中に広がります。中環駅よりも上環駅が近いです。A2出口から徒歩10分ほどです。

3.正斗麺粥専家

上の2軒がいずれもローカルの風情が漂うお店だったので、3軒目は「正斗麺粥専家」です。中環のメインエリアなので行き方も簡単ですし、内装もゴージャス感がありますが、お値段は比較的お手頃で済みます。本来の開店時間は11時半ですが、少し前からお客を入れ始めます。2001年に香港の料理大賞を受賞した有名店ですから、ランチタイムは行列です。多くのお客様が海老ワンタン麺をオーダーするようです。

海老のダシがよく出たスープ、トロトロのワンタン皮、プリッとした海老。このコンビネーションこそ、まさにザ・香港でしょう。麺料理ではもうひとつ、牛肉焼きそばも捨てがたいところ。門外不出のレシピで作られるソースを自家製麺と和えて、柔らかく炒めた牛肉がのっています。

中環のランドマーク「IFCモール」の3階ですから、アクセスも容易です。中環駅(香港駅)で荷物をチェックインしてしまえば、香港最後の食事にも。

◎まとめ

今回は価格がお手頃な麺料理に絞っておすすめ店を紹介いたしました。グルメにとっては天国の香港ですから、セントラル・エリアも名店揃い。どのレストランに行くのがいいか、本当に悩ましいところでしょう。

特にランチタイムは混雑します。有名店や人気店では行列必至です。できれば時間帯をスライドさせるなどして、香港グルメを堪能していただければと願います。

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