札幌で食べたい!老舗から新店まで美味しい和菓子のお店11選

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札幌で食べたい!老舗から新店まで美味しい和菓子のお店11選

北海道といえば美味しい食べ物です!酪農や農業が盛んな北海道は、それらを原料としたお菓子も有名。札幌の人気スポットである雪印乳業の喫茶店雪印パーラーや、札幌銘菓「白い恋人」で有名な石屋製菓など、札幌を代表する洋菓子についてはみなさんもよくご存じなのではないでしょうか。和菓子についてはどうでしょう。和菓子の原料小豆・もち米の国内生産量の大部分は北海道産です。北海道は和菓子作りにも恵まれている土地なのです。札幌で評判の和菓子を紹介したいと思います。

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札幌で食べたい!老舗から新店まで美味しい和菓子のお店11選

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1. めぐみ堂 わらびもち

札幌市東区に本社を構える「めぐみ堂」の「めぐみもち」は、北海道生まれのきなこと、ビート糖蜜からできています。ビート糖蜜とは、北海道特産のビート(甜菜)からできたお砂糖のことで、ほんのり上品な甘さが特徴です。通常のお砂糖よりも低カロリーなので、美容面でも優秀な和菓子ですね。

めぐみ堂には北海道産の上質な素材から和菓子を作り、喜んでもらいたいというコンセプトがあります。食感はぷにっとした弾力が不思議な感触です。

従来のわらび餅は冷蔵庫に入れると固くなり美味しさが半減するので、冷蔵庫に入れるのにためらう事があります。とはいえ、夏はひんやり冷えた和菓子が食べたいですね。めぐみもちは冷やしても柔らかいままという画期的商品なのです!大きさも食べやすくカットされています。

きなこ・抹茶・ゴマ味に加えてミルク・チョコ・あずき味が新しく登場。お値段は6個セットで2080円です。

(価格は2016年9月6日現在のもの)

2. きじや かき氷

札幌市中央区にある「きじや」のかき氷は、昼間のみの営業です。こちらのお店、夜間はなんと札幌のサラリーマン御用達のきしめん屋に変身します!

かき氷は純氷を手動式かき氷機で削って作られます。純氷は家で作る氷と違いふんわり口どけの良い繊細な食感で、頭が痛くなりにくいと評判です。

定番「すい」は、甜菜(てんさい)糖・黒糖・さとうきび等を掛け合わせたシロップが特徴で、ほんのり柔らかな甘さが人気です。店長さんの家の庭で採れた山桜桃梅(コスラウメ)を使ったシロップや、天然の生ミントを使ったチョコミント氷もおいしいです。お値段は300円から500円。良心的なお値段設定なので食べ比べも楽しめますね。

週替わりでシロップの味が変わるので、最新情報がわかるFacebookやtwitterで確認してください。札幌に向かう前は、お目当てのかき氷を事前確認して出かけましょう。
ぜひ夏の札幌でお好みのかき氷を見つけてくださいね!

(価格は2016年9月6日現在のものです)

3. 三恵堂(さんけいどう) 上生菓子

札幌市西区にある「三恵堂(さんけいどう)」は、桜や梅や桃・紫陽花・朝顔・金魚・ふどう・秋菊・雪うさぎ等、季節に合わせた上生菓子が美味しい和菓子のお店です。上生菓子はすべて手作業で作られ、毎月商品が入れ替わります。お値段は一個200円前後。
定番の和菓子もありますが、季節の和菓子も豊富に並んでいるので、毎回楽しみに通われる札幌近隣のリピーターのお客様や、茶道関係者の方々の姿も沢山見られます。

「和生デコレーション」という和菓子のデコレーションケーキも名物です。予約が必要ですが、見た目の美しさとなめらかな舌触りのこしあんが口の中ですうっと溶けて美味しいと好評です。こちらのお菓子は生クリームが苦手な方や卵アレルギー方の誕生日やお祝いに喜ばれています。和菓子で誕生日パーティというのも素敵ですね!和菓子のデコレーションケーキまで作ってくれる和菓子店はあまりないので知っておくと何かと便利です。

「北のらら」というパイ生地の洋風和菓子もあります。札幌生まれの玉ねぎ「さらら」が使われており、玉ねぎの甘みがパイ生地とよく合い、人気商品で売り切れることもしばしば。和菓子に玉ねぎとは斬新です!

お店は駅から徒歩10分程の距離ですが、住宅街の中にひっそりあるので札幌の土地勘に不安がある方は地図で確認して向かいましょう。

4.餅菓子商 白谷 (もちがしあきない しろや) 大福

札幌市中央区にある餅菓子商 白谷では、十勝黒豆大福等、定番の味からくりぃむいちご・モンブランもち・チョコもちまでバリエーション豊かな大福が沢山あります。期間限定品も含めるとバラエティに富んでいます。

季節限定の大福にはアーモンドキャラメル大福や、レアクリームチーズ大福・ロイヤルミルクティー大福や、ばなな大福等、個性的な味の大福もあります。ロイヤルミルクティー大福はグラハムクッキーが餡になっていてロイヤルミルクティーの香ばしい香が印象的です。大福の表面にはロイヤルミルクティーのお粉がかかっていて紅茶がふんわり香ります。

ばなな大福はお餅にバナナの洋酒の香りが練りこまれています。気になる中身はセミドライバナナと小倉餡子です。梅果汁が含まれた白あんの梅大福にはカリカリ梅が含まれ食感も楽しめます。幅広いアレンジ力に感激です!どの大福も他のお店とは一味違っていて、全品食べてみたくなります。お値段は一個140円です。

店内のイートインコーナーにはお抹茶の用意もあるのでお好きな大福と一緒にどうぞ。札幌で一休みするならこういうお店も良いですね。
これだけ多種多様な大福を取り扱う和菓子のお店も珍しいので札幌にいる間に行っておきたいお店です。

(価格は2016年9月6日現在のもの)

5. 四代 嘉心(かしん) づくめ団子

づくめ団子の第一印象に衝撃を受ける方も多いのではないでしょうか。気持ちはわかります。肝心のお団子が見当たらないのですから。づくめ団子を味わうには掘り出す作業が必要です。

まずはお茶でも飲みながら綺麗に納められた黒ゴマを鑑賞しましょう。箱一面に広がる黒ゴマはまるで箱庭のように美しく、日本庭園を思わせる落ち着いた佇まいに趣を感じる方もいらっしゃいます。

和菓子とは箱の中に綺麗に並んで納まっているものと考える方にとって和菓子の概念を打ち砕かれたような気持ちになりますね。お団子の発掘作業は和菓子の域を超えているように思えますが、他の和菓子店では見られない茶目っ気たっぷりの和菓子です。

お団子は小ぶりで柔らかく、黒ゴマと和三盆のほのかな甘みが特徴です。期待を裏切らない美味しさは、札幌で評判になるだけのことはありますね!余った黒ゴマは、再利用を前提に調理法の案内まで入っています。黒ゴマケーキやほうれんそうの黒ゴマ和えなどアレンジは自由自在。和菓子でなくても良いのです。最後まで美味しくいただきましょう!

お値段は一折650円です。ゴマ好きの方はもちろん、和菓子通の方への札幌土産に良いですね。

(価格は2016年9月6日現在のもの)

6. 舎かたやま 大福

札幌市白石区にある「舎かたやま」のいちご大福は、イチゴの王者のあまおうがすっぽり包まれた贅沢を極めたいちご大福です。個別に包装された状態で単品から購入できます。一つだけでもずっしりと重みがあり、貫禄があります。

いちご大福は、毎年1月から2月の間に販売される人気商品です。午後には売切れてしまい残念な思いをする方もいらっしゃいます。札幌に行く際は事前確認しておいたほうが良いですね。お値段は一個300円です。期間限定品なので、販売時期を楽しみに待ちましょう!

昆布を使った昆布大福も見逃せません!お餅に昆布が練りこまれ、塩味と餡子の甘さが絶妙の味わいを作り出しています。昆布を和菓子に取り入れる発想に衝撃を受けた方は多いはず!昆布の国内生産量のほとんどは北海道産が占めていますので、昆布が豊富にとれる北海道らしい和菓子といえます。美味しく食べられて美容と健康に良いとは最高ですね!

舎かたやまさんは大々的な宣伝をしていませんが、このような独創性と美味しさが放置されるわけがありません。和菓子ファンの中でじわじわと存在感を増しています。
札幌へ来られたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。

(価格は2016年9月6日現在のもの)

7. もち一力 くるみ最中

札幌市北区の和菓子店一力のくるみ最中は、くるみの形をしています。お土産ついでに1つ食べると、あまりの美味しさに予定外の買い足し行為に走り、予算オーバーさせた方・食べ終えてもこの味が忘れられず遠方から取り寄せる方など、リピート買いする人が続出中です!

くるみ最中の中には、飴で煮詰められたクルミがふんだんに詰めこまれています。和菓子には主に小豆餡子が使われますが、くるみが餡とは珍しいですね。フロランタンの和バージョンといったところでしょうか。くるみの形そのままの素朴な仕上がりに華やかさはありませんが、塩味の効いた甘いクルミ餡と香ばしさがくせになりくるみ最中の虜になる方もいらっしゃいます。

くるみには良質な植物性タンパク質が豊富に含まれます。カルシウム・ビタミン・ミネラルが摂取できるので美味しいだけでなく、美容と健康に良い優秀な和菓子といえます。クルミやナッツ類が好きな方・健康志向な方・小豆餡子が苦手という方へのお土産に喜ばれそうですね。お値段は一個140円です。

地下鉄北24条駅から徒歩2分ほどの距離にあるので、札幌探索に疲れたら、地下鉄でお店に向かい、くるみ最中でパワーチャージして充実した札幌旅行にしましょう!

(価格は2016年9月9日現在のもの)

8. サムライ煎兵衛 手焼きせんべい

札幌市中央区にあるサムライ煎兵衛では北海道特産のお米から作られた手焼きせんべいがあります。

手焼きせんべいには「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「おぼろづき」の3種類が使われています。お店のマークはちょんまげ頭のお侍さん。ちょっとわかりづらいですが、お侍さんの頭の形がお米の形をしています。このさりげなさがたまりません!

店内ではおせんべいを焼く姿が見られ出来立てのおせんべいが味わえます。お米の種類ごとにそれぞれの味が用意され、同じ味付けで3つの味わいを比較できるというマニアックな展開に好奇心をくすぐられます!バルサミコ醤油やシナモン・カモミール・ザラメレモン味など多種多様な味があるので選ぶのも楽しそうです。このような珍味に出会えるのもサムライ煎兵衛ならでは!

和菓子は日持ちしないものが多いですが、おせんべいなら安心ですね。お店の「現代人よ、パリッとしているか」「贈る心に助太刀いたす」などセンスのある謳い文句も洒落ています。個別包装されているのでお土産に配りやすく便利ですね。お値段は一枚120円からです。
札幌で新たに広がるおせんべいの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

(価格は2016年9月9日現在のもの)

9.きのとや 極上どら焼き

札幌市内に店舗を構えるきのとやの極上どら焼きは、食べ逃したらもったいない、逸品の和菓子です。

きのとやといえば、かのクラーク博士ゆかりの札幌農学校の純北海道産特製ミルククッキーが有名です。「札幌農学校」の文字が入ったパッケージは、ご存じのかたも多いのではないでしょうか。

今回紹介させていただくのは、きのとやの極上どら焼きです。
極上どら焼きは、和菓子と洋菓子の美味しさを一度に味わうことができます。極上どら焼きは、どら焼き専用の生地が使われていますが、一般的などら焼きに見られる薄くのっぺりとした生地と違ってふんわり厚みがあり食べごたえがあって美味しいと高い評価を得ています。ケーキスポンジのような生地の間にはあずきと求肥と生クリームがサンドされ見るからにボリュームがあります。お値段は一個302円です。

極上どら焼きは、札幌の生ケーキ取扱店舗でしか手に入りませんので、札幌旅行を予定されている方は、札幌にいる間にぜひ味わってみてくださいね!

(価格は2016年9月9日現在のもの)

10.おとうふ店めめ めめおやき

札幌市中央区のおとうふ店「めめ」はその名のとおり豆腐のお店ですが、全国的にはおやき(和菓子)のお店として知られています。

「めめおやき」の生地はもちもちとした弾力ある生地なので冷えても美味しく召し上がれます。人気No1.の豆乳クリーム味は、中身の粒あんと甘さが抑えられた豆乳クリームが食べやすいと好評で、めめおやきの初心者は豆乳クリームを選ぶ方が多いです。

抹茶味の生地に小倉餡子とわらび餅がゴロリと入った抹茶わらび餅味・甘く濃厚な苺クリームと豆乳クリームが入った豆乳イチゴ味・トウモロコシがぎっしりつまった十勝コーンポタージュ味などたくさんの種類がありますので、どれにしようか迷ってしまいますね。お値段は一個200円前後ですが、まとめ買いすると割引になります。気になる味が複数ある方はまとめ買いがお得ですね。

おやきの発祥地は長野県ですが、札幌のお豆腐屋さんでつくられるおやきは所変われば品変わるで、元祖とは違う魅力があって奥深いです。

札幌で小腹がすいたら、めめおやきを食べに行ってみてくださいね!

11.菓匠かとう 玉の露

札幌市白石区の和菓子店菓匠かとうの玉の露は、果実のような和菓子です。さわやかで清々しい生のマスカットひと粒が種もそのままに、薄く柔らかな求肥に包まれています。表面にはサラサラの粉砂糖がまぶされていて上品な仕上がりです。

「玉の露」という名前から夏の風情が感じられます。マスカットの透き通った果汁がひと滴ポタリと落ちる様子が頭に浮かびます。いかにも夏らしい和菓子です。ひんやりと冷やされた玉の露で札幌の夏を満喫するのも良いですね。

和菓子を包むパッケージも凝っています。ひと粒ずつ丁寧に包まれた玉の露の入った丸い木箱が、うっすらと浮かび上がる縦縞模様の白い箱に納められています。マスカットを思わせる黄緑色と金色の市松模様のラベルが素敵です。細部まで手を抜かない職人の心意気を感じます。

味も見た目も清涼感のあるこの和菓子。熱い夏でも心地よい気持ちになれそうです。特別感もじゅうぶんあるので、大切な人や時に、お土産として、贈り物として、ぜひおすすめの和菓子です。お値段は8粒1600円ほどです。玉の露は夏季限定の和菓子なので、購入時期には注意してくださいね。

もちろん、夏限定の和菓子以外にもおすすめ品はあります。「栗の華」という栗ようかんを召し上がってみてください。濃厚な栗の味は、和菓子職人の店主自ら推薦するほどの力作です。ぜひ味わってみてください。

◎まとめ

和菓子は古くから日本に存在し、常に創意工夫が重ねられ、変化してきました。和菓子の原料でよく使われる小豆は魔除けの意味もあり、今でもお祭りや儀式で用いられています。地域の特性を活かした和菓子は日本中にありますが、北海道の特産物を活かす知恵と自由な発想のなかから生まれた和菓子は特に魅力的です。札幌に昔からある老舗の和菓子店や、新しい創意工夫がなされた和菓子店など、その種類も様々です。札幌に行けば、何カ所もお店をまわって、いくつかの和菓子を楽しむこともできますね。ぜひ札幌で、お気に入りの和菓子を求めて和菓子屋さん巡りに挑戦してみてください!

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