インドの西側は砂漠地帯で、独特な文化を持っている地域です。ウダイプルはその乾燥した地方では珍しく、街の中心に大きな湖があります。この特徴的な景観で、ウダイプルはイギリス統治自体から観光地として開発されました。長い間観光客の多くきた街なので、お土産も豊富です。西インドの伝統は色彩の豊か。伝統の息づくウダイプルのお土産をご紹介します!
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砂漠の中の湖の街ウダイプルのお土産はキラキラで西インドらしさ満点!
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1.色彩豊かな細密画
西インドの代表的な芸術品が細密画です。細かく描きこまれた繊細な線画と、塗料だけでなく金も使った色彩豊かな着色が特徴です。西インドのラジャスタン州では広く見られる絵画で、お土産としてもたくさんの街で手にいれることができます。
またウダイプルの街を題材にした細密画は、厳かな宮殿の奥に湖が見えていたり、その湖の中にレイクパレスが浮かんでいたりと、この街ならではで、この街にしかない景色が描かれています。ウダイプルを訪れて、その美しさ、人工の湖の広大さや、宮殿の豪華絢爛な様に魅入られた方は、その光景を描いた細密画をお土産にすることも検討してはいかがでしょうか。
2.原色の鮮やかなストール
ウダイプルではインドの伝統的な女性の服装であるサリーや、パンジャービードレスの色使いがとても鮮やか!これらの服も街中で買えるので、お土産にするのもおすすめです。
ただ青や黄色の原色を主体につくられた服は、日差しの強いウダイプルでは馴染みますが、日本で着るのには少し派手かもしれません。そう感じたら、日本でスカーフのように使えるストールなどもおすすめです。単純な原色ではなく、刺繍が施されたキルトのようなものも多いので、インテリアとしてもお好きな人には良いお土産になりますよ。
3.キラキラした服
ウダイプルで多く見られる服の特徴はその鮮やかな色彩だけではありません。その布地に、さらに天然石や鏡などを縫い込んでいるものがほとんどなのです。これもまた、西インドの砂漠地帯の強い日差しを受けたときに美しく見えるものです。細かい刺繍がキラキラと光っている様はとても美しいものです。
日本で着る際にも原色の服よりは使いやすい印象です。形はシンプルでゆったりしたシャツがなども多いので、あまりサイズが確定しきれない人へのお土産としても適しています。
4.カラフルで輝くバッグ
ウダイプルのお土産物屋さんではたくさんのバックが売られています。エスニック調のバッグは日本でも手に入りますが、その多くは東南アジア方面のもので西インドの色調のバッグはあまり見かけません。
色とりどりの原色の布をパッチワークのように組み合わせ、そこに天然石等を加えています。エスニック調の雑貨がお好きな方には、とても良いお土産になるでしょう。これらの伝統的なバッグなどは基本的に手作りなので、少しずつ作りが違っていたりします。ウダイプルにたくさんあるお土産物屋さんを巡って、気に入るものを見つけてください!
5.ラクダの皮の靴やバッグ
これまで見てきたストール、服やバッグはどれも布製のものです。刺繍を施したりするのには布の方が適しているためでしょう。ただ、ウダイプルのお土産には、布製のものに加えて革製品も豊富にあります。
特に西インドに独特なのが、ラクダの革を使ったものです!バッグ、靴、サンダルなどがウダイプルのお土産物屋さんにも売られています。ラクダの革製品は日本では珍しいですし、さらに鮮やかな色で染められたものも多いので、かなりインパクトのあるお土産になります。
◎まとめ
西インドの特徴が強く現れているウダイプルのお土産はいかがでしたか?インド旅行もすっかり一般的になりましたが、ウダイプルへ行く人はまだまだ少数派です。だからこそ、お土産にはウダイプルの伝統的なものを選びたいですね。今回ご紹介したようなお土産なら、西インドの特徴的なものばかりなので、きっと珍しく喜んでもらえるでしょう!