オスマン・トルコの支配から逃れたセルビア人たちによって、17世紀に始まったノヴィ・サドの歴史。18世紀に入ると商業や製造業を中心に発展していき、現在では首都ベオグラードに次いで2番目の規模を誇る大都市へと成長しました。
日本ではまだ馴染みがないため、観光スポットやお土産といってもピンと来ない方が多いはず。
今回はそんな方のために、セルビアの文化的中心地ノヴィ・サドでおすすめのお土産を4品ご紹介していきます。ご期待ください!
1.ソフィ石鹸
ノヴィ・サドへ行ったらぜひともチェックして欲しいのが「SOFI(ソフィ)」の石鹸です。ノヴィ・サド生まれの「SOFI」は創業からずっと手作り100%にこだわっており、女性や子供を中心に人気を博しています。日本でもインターネットで購入することができるので、知ってる方もいらっしゃるかもしれません。
ノヴィ・サドの中心街にあるショップは、特に品揃えが豊富なのでお土産探しをするならこちらが良いでしょう。石鹸やオイル、クリーム、クレイ入りマスクなど、天然の素材を使った製品が常時10種類以上もあります。化学合成成分や合成保存料、着色料を一切使用していないソフィの製品は、お子様や女性のみならず、男性へのお土産にもおすすめですよ。
2.キリム製品
ノヴィ・サド観光で一際目を引く工芸品の一つが、このキリム生地です。元々は絨毯として造られているため、形は正方形、デザインは左右対称で織られているのが特徴。その鮮やかさとデザインは、セルビアならではのお土産を探している人におすすめです。
最近ではキリムの伝統的なデザインを活かしたハンドバックやコースターも作られているそうですよ。普段使いできる小物や雑貨はお土産にもぴったりですよね。
今でもノヴィ・サドはもちろん、セルビアの人たちの生活に取り入られているキリム。日本に持ち帰ってセルビア気分を味わってみてはいかがでしょうか?
3.ラキヤ
お酒好きな方へのお土産は「ракија(ラキヤ)」がおすすめですよ。ラキヤはセルビア人がよく飲んでいるお酒で、別名「最強の酒」とも呼ばれています。なぜ「最強の酒」と呼ばれているかと言うと、アルコール度数が高いものになってくると60%にもなるからだそうです。
プラムや桃、アプリコットなどのフルーツに蜂蜜やハーブを入れて発酵させて造られたラキヤは、フレーバーの豊かさも人気の秘密。それぞれ生産地や風味、アルコール度数も異なるのでお気に入りの一品を見つけてみましょう。ラキヤはスーパーで気軽に買うことができますよ。
4.ワイン
ノヴィ・サド近郊にはワイナリーがたくさんあり、試飲をしながらお土産選びを楽しむことができます。セルビア産のワインは日本ではまだまだ珍しいので、お土産に持ってかえると話題になること間違いなしですよ。
ローマ帝国時代から盛んであったと言われているセルビアのワイン生産業。そんな歴史深いワインは、ワイナリーはもちろんスーパーでも気軽に買うことができます。ほかのヨーロッパ産ワインとは一味違う、セルビア自慢のワインをぜひご賞味ください!
◎まとめ
ノヴィ・サドはセルビア第二の都市と言われていますが、それでもやはりベオグラードに比べてかなり小さな街です。のんびりと市内を観光をしながら、ショッピングセンターやスーパーで地元のお土産を探すのがノヴィ・サド観光のおすすめ。
せっかくなので、セルビアならではのお土産探しも楽しみましょう!
また新しいセルビアの一面を発見できるかもしれませんよ。