南米の中でも美しい町の一つとして多くの観光客が訪れる、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。「南米のパリ」とも呼ばれるように、ヨーロッパのような雰囲気を持つ建物や町並みが特徴的です。町を歩いているとアルゼンチンタンゴを踊っている人々がいたり、気軽に挨拶をしてくれたりするラテン系の陽気な町でもあります。そんなブエノスアイレスを訪れたらやっぱり気になるのはお土産ですね。そこで今回はブエノスアイレスのお土産を4つご紹介いたします。
目次
南米のパリ、ブエノスアイレスで購入したいオススメお土産4選
1.ドゥルセ・デ・レーチェ
港っ子という意味のポルテーニョと呼ばれるブエノスアイレス市民にお薦めのお土産を聞くと、多くの人が薦めてくれるお土産それが「ドゥルセ・デ・レーチェ」です。これは砂糖を加えた牛乳をゆっくりと長時間煮詰めたクリーミーなキャラメルジャムのことです。ラテンアメリカの伝統的な食べ物で、メキシコやコロンビアなどの他の国でもよく食べられていますが、地域ごとに特徴があります。
そんなドゥルセ・デ・レーチェはお土産にぴったりな万能品。薄く伸ばしてパンに塗るのも良し、お菓子を焼くのに使うのもよしの万能品!ブエノスアイレスのスーパーに行くと、沢山のメーカーや大きさのドゥルセ・デ・レーチェがおいてあります。お値段もお得でバラ撒き用のお土産としてもぴったりです。ぜひ日本のご自宅でもブエノスアイレスのドゥルセ・デ・レーチェを試してみてくださいね。
2.マテ茶
せっかく遠い南米を訪れたなら、日本ではあまり馴染みのない物が欲しいという人にお薦めなお土産が「マテ茶」です。マテ茶は南米アルゼンチンやウルグアイなどの人々に好まれているお茶で、ビタミンやミネラル豊富なため別名「飲むサラダ」とも呼ばれているとか。
そんなマテ茶はブエノスアイレスのお土産にぴったり!そしてどうせならマテ茶を飲む専用の容器「ポロンゴ」と専用ストロー「ボンビージャ」もお揃いで手に入れたいですね。ポロンゴはひょうたん、ボンビージャは鉄製が基本ですが最近ではガラス製品などもあるそうです。ポロンゴはシンプルな物から装飾に手の凝った物までいろいろ。マテ茶もポロンゴもブエノスアイレスのスーパーなどで手に入れることができます。まずはお試しから、という人はマテ茶のティーパックなどもお薦めですよ!
3.タンゴのCD
ギターのリズムに合わせ男女のペアで情熱的に踊るアルゼンチンタンゴ。元々は130年ほど前にブエノスアイレスの港町ラ・ボカで生まれたと言われています。ヨーロッパなどから夢を抱いて新大陸にやってきた移民や、奴隷として連れてこられたアフリカ系の人々が故郷を偲んで踊っていたのがルーツとされています。
そのためアルゼンチンタンゴの旋律は郷愁を感じる、ヨーロッパともアフリカのリズムともなんとも言えない音楽です。そんな音楽のCDがブエノスアイレスのお土産としてお薦め!どんな曲がいいかわからないという人も大丈夫。大手のCDショップなどでは試聴できますし、お店のスタッフに聞くのもいいのではないでしょうか。日本でお土産に持って帰ったアルゼンチンタンゴの音楽を聴くと、アルゼンチンの風景がきっと思い出されるのではないでしょうか。
4.ワイン
あまり知られてはいませんがワイン生産量世界5位という、南米でも有数のワイン大国アルゼンチン。アンデス山脈山麓の西側のメンドーサ地方のワインが特に有名です。そんなアルゼンチンワインをブエノスアイレスのお土産にいかがでしょうか?
アルゼンチンワインは昼夜の温度差やアンデス山脈からの豊富な雪解け水によって生み出される、上品な味わいのブドウから作られます。ブドウの味が濃いしっかりした力強い味の赤ワインやすっきりとした味の白ワインが特徴です。ブエノスアイレス市内の専門店やスーパーなどでとても安く購入することができますので、沢山飲んで好きな味を見つけたいですね。ただし、ワインなどのお酒をお土産に日本に持ち帰る場合、制限がありますので注意してくださいね。
まとめ
ブエノスアイレスのお土産はいかがでしたか?今回ご紹介しなかったお土産以外にも畜産国アルゼンチンならではの皮製品やドゥルセ・デ・レーチェを中には酸でいるクッキーやケーキなども安くて美味しいお土産です。ブエノスアイレスでは南米のペルーやメキシコなどと比べると白人系の割合が多いのですが、性格は陽気で明るいラテン系!きっとお土産選びに迷ったら、ホテルでもお店でも尋ねればいろいろアドバイスをしてくれますよ。