楽しいペルー観光を終えてリマに戻った時に、さあ最後にお土産をと町へ出かける方も多いはず。いわゆる雑貨的なお土産が多いので、目移りして迷ってしまいそう。ただ、南米特有のカラフルな色合いの雑貨類は結構趣味が分かれるところです。というわけで今回ご紹介するリマで買えるお土産品は、あまり派手ではなく誰からも受け入れられやすそうな物をチョイスしてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
南米ペルーの首都リマで買うお土産品。おススメ3選!
1.アルパカ製品
ラクダの仲間であるアルパカは、標高約3000mから5000mもの高地に放牧されています。マイナス20度にもなる厳寒に耐えられるように、アルパカの毛は非常に細く、その一本一本に油分を含みストローのような空洞になっていてそこに熱を閉じ込める事で保温をしているんだそう。およそ2年に一度だけ刈り取られますが、一頭につき約3キロしか取れないんです。
ペルーの編み子さんにより手編みされているアルパカ製品はしっとりなめらかな手触りで、耐久性に優れ毛玉になったり縮みにくいなど、最高級品。中でも手触り抜群のベビーアルパカ製品が人気で、ベビーアルパカ70パーセント、シルク30パーセントの薄手のショールもおススメです。なかではアルパカ100パーセントではない製品も出回っているので、購入する際はできるだけ露店は避けて、ちゃんとしたお店で買うようにしましょう。セーター類はそれなりのお値段ですが、靴下やニット帽なら気軽に購入できるお値段ですよ。
2.ワイルロの実のアクセサリー
アマゾン原産のマメ科の植物ワイルロの実は、オスとメスがあり、メスは赤一色、オスは赤い中に黒い点があるのが特徴です。インカ帝国の時代から、ワイルロの実で作られたものを身につけると悪いものから身を守る、幸運を呼び寄せるなどの言い伝えがあり、ペルーでは、赤ちゃんが生まれたときにプレゼントする風習があるそうです。
オスの実とメスの実を一緒に箱にしまっておくと子宝に恵まれるという言い伝えもあるそうですよ。ネックレスやブレスレット、ストラップやキーホルダーなどがあり、原材料が木の実だけあって、お値段も手ごろなのでお土産におススメです。まるで着色したかのように見える美しい赤色は持っているだけで元気が出そうですね。
3.スーパーフードなど自然食品
日本でもすっかり浸透してきたスーパーフード。ミネラルや食物繊維など豊富な栄養価を持つ「キヌア」は5000年前からアンデスで栽培されている穀物。ビタミンCがレモンの60倍も含まれている美肌効果のあるアマゾン産の果実カムカムや、滋養強壮、ホルモンバランスを整える効果があるマカ、年齢と共に失われた肌成分を補うというホホバオイルなど、様々な自然食品類がごく普通に、お土産屋さん、市場の乾物屋さんやドラッグストアなどで売られています。
アンデスのピンク色の塩も人気!バスソルトとしてひとつかみ入れるだけで、お肌がツルツル、保温効果もありお湯が冷めにくくなりますよ。もちろんお料理にも使えます。お肉にひとふりして焼くだけでうま味が倍増するから不思議ですね。
◎まとめ
いかがでしたか?中でもおススメなのは3のスーパーフード類です。特にキヌアはお味噌汁に入れたりご飯に混ぜたり、サラダに入れたりと調理方法を選ばない何にでも合う優れもの。日本での知名度も抜群なので、健康に気を遣っている方や、ナチュラル志向の方へのお土産にピッタリです。もちろんお土産市場で売られているインディヘナの人たちの織物も忘れてはいけません。織物で作られた、一つとして同じものがない手作り感あふれる小物類は、軽くて丈夫、バラマキ用にもいいですね。ちょっとセンスの良いお土産を買うならミラ・フローレス地区がおススメです。