中国の大都市、重慶。世界遺産の街でおすすめのお土産をご紹介!

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中国の大都市、重慶。世界遺産の街でおすすめのお土産をご紹介!

重慶市は中華人民共和国の直轄市であり、国家中心都市の一つに指定されています。世界的にも影響力のある都市として認められた大都市で、ビジネスや観光目的で重慶を訪れる人々も多く、治安も比較的安定しています。

重慶の観光スポットとしては、世界遺産に指定されている「大足石刻」、「武隆カルスト」や「長江三峡クルーズ」などが人気です。

それではこの大都市、重慶を訪れる際にぜひおすすめしたいお土産をご紹介します。

目次

中国の大都市、重慶。世界遺産の街でおすすめのお土産をご紹介!

1.蜀繍

蜀繍の「蜀」は四川省の別称です。そのため、蜀繍とは「四川省の刺繍」という意味。「蜀繍」は南宋時代から「蘇繍」(蘇州の刺繍)、「湖繍」(湖南省の刺繍)、「粤繍」(広東州の刺繍)とともに、中国の四大刺繍と呼ばれていて、それぞれの地方独特の強い特色をもっています。

蜀繍は、蜀綿とともに「四川の宝」と高い評価を受け、今でも多くの人から愛されている貴重な中国伝統工芸の一つです。蜀繍は数多くの優れた中国刺繍の中でも最も古いことで有名で、その起源は古代の周(紀元前1100年前~)に始まるともいわれます。

蜀繍の見どころは、繊細な装飾で、光、色、形を重視して細やかに表現された草花や動物、人物像はまるで絵画や写真のように写実的で、見るものを圧倒します。枕カバーやスリッパ、カーテン、掛布団、衣料品に使われています。

2.重慶沱茶

重慶は中国茶の出産地のひとつです。その中国茶の中でも重化は沱茶(とうちゃ)が有名な地域です。沱茶とは、薬茶として2000年前から珍重されているお茶で、茶葉を押し固めることで、お椀のような形にしたもの。

沱茶はプーアル茶か緑茶が基本です。押し固めて熟成したからこそ感じられる、深みのある香りが特徴です。

重慶沱茶のなかには、賞味期限が無いものもあります。商品になってからも、発酵が続くので熟成させればさせるほど効果があるといわれています。油っこい料理のあとに飲むとさっぱりするので、中国料理の後に飲むといいですね。

中国といえば、中国茶をお土産に買うのが定番です。しかし、種類が多くどれをお土産に買ったらいいか分からない、なんてことがよくあります。でもせっかく重慶に訪れたなら、名物の重慶沱茶をお土産に選ぶしかありませんね。

3.栄昌折扇

栄昌折扇とは扇子のことです。しかし、ただの扇子ではありません。栄昌折扇は工芸美術品としての価値が認められているもので、演劇や舞台芸術などでも、頻繁に使われる道具でもあるんですよ。

栄昌折扇が作られたは、16世紀の半ば、明の時代です。それから、数々の職人の絶え間ない努力によって、現在の高い芸術性を誇る工芸品として、国内外で知られるようになりました。

優雅さを感じさせる栄昌折扇は悠久の歴史を誇る中国重慶のお土産にピッタリ。重慶にはショッピングモールが数多くあるので、ぜひ栄昌折扇をお土産に探してみてください。

4.灯影牛肉 

灯影牛肉は四川地方で有名な料理の1つ。薄切りした牛肉を干してから、揚げてタレをからめたものです。

できあがると牛肉が薄いので、灯りが透けて見えることが名前の由来です。この灯影牛肉は缶詰になっているので、自宅に帰ってからも、お酒のおつまみやおかずが一品足りないときなどに重宝できるんです。

重慶のお土産には工芸品もいいですが、灯影牛肉といった食べ物にも目が離せませんよ!スーパーやお土産店に売っていた時は、手にとって見てください。本場四川の味がお土産になっているなんて贅沢ですよ!

◎まとめ

中国の大都市、重慶のオススメのお土産を紹介しました。
さすが歴史の深い街、重慶なだけあって、刺繍やお茶、工芸品の歴史が古代までさかのぼるものがあり、とても興味深いですね。重慶には解放碑や三峡広場などショッピングを楽しめる観光スポットがたくさんあるので、観光とお土産選びを同時にできるので、一石二鳥ですね。

そんな長い歴史が育んだ文化を表すお土産として、今回紹介した重慶のお土産をぜひ手にとってみてくださいね!

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