パラグアイのシウダ・デル・エステは、ブラジル国境に近くパラナ川の右岸に位置しているパラグアイ東部にある都市です。
シウダ・デル・エステの中心部には日本の秋葉原を思わせるショッピングモールが並んでいて、電化製品、ファッション、レストランなどいろんなお店があり、さまざまなお買い物が楽しめます。シウダデルエステには免税店が多く、電化製品が安く手に入ります。
電化製品をお土産にするのはもちろんですが、今回は電化製品以外のパラグアイならではのお土産をいくつかご紹介します！
目次
パラグアイのシウダ・デル・エステに行ったら、お土産はこれがおすすめ！
1.ニャンドゥティ
ニャンドゥティとは、パラグアイ先住民族グアラニー伝承の手編みのレースです。基本は円形状に編まれたものをつないで、テーブルクロスや飾り、ドレスまで色とりどりの様々な商品があります。
現地の言葉で「くもの糸」を意味するニャンドゥティは、とにかくカラフルでかわいいのが魅力です。その名の通り、細い糸を使った繊細なレースで、100種類を超えるモチーフを使い、動植物を抽象化して表現しているものが多いです。
2.グアンパ
グアンパは、パラグアイではお茶を飲むカップとして使われ、牛の角や木で作られたものをいいます。素材はいろいろで、ひょうたんを加工したもの、アルミ、シリコン製など種類がたくさんあります。お土産屋さんによっては、グアンパに名前を入れてくれるお店もあります。
3.フィリグラーナ（銀細工品）
パラグアイの銀細工、フィリグラーナもお土産におすすめです。金や銀を火であぶって曲げる線条細工の技法を使い、繊細な模様を作り出しています。
パラグアイのLuque（ルケ）という町には銀細工の工房がたくさんあります。一見するとワイヤーロープの彫刻のように見えるほど繊細で緻密な作品で素晴らしいです。一般的なデザインとしては、ロゼット、半月、馬車、扇子などが主で、ネックレス、ピアス、ブローチ、指輪、ブレスレット、チャームなど様々なアクセサリーが作られています。
4.綿織物アオポイ
アオポイはパラグアイを象徴する綿織物で、涼しげな綿生地に優美な刺繍を施したもので、シャツやブラウス、テーブルクロス、カーテン、装飾品などがあります。アオポイとは現地のグァラニー語で布を意味する「アオ（Ao）」と繊細を意味する「ポイ（Poi）」に由来します。
17世紀にこの地に伝わったスペイン刺繍がパラグアイでより繊細なものに発展し、アオポイ織物として芸術性が高められました。アオポイのシャツやブラウスは暑い夏でもさらりと着心地がよく、公式な場所でも許される服です。
◎まとめ
パラグアイ、シウダデルエステのおすすめのお土産、いかがでしたでしょうか。
シウダデルエステといえば電化製品が有名ですが、せっかく訪れた町ですから、現地の伝統的な工芸品、民芸品もお土産に加えてみてはいかがでしょうか。
