ニュージーランド北島の中央に位置するロトルアは、天然温泉とマオリ文化で知られています。周辺には広大な森林と14もの湖があり、タウポやタウランガ、ワイトモなどの観光地にも日帰りで行ける中心地。見どころいっぱいのロトルアのお土産といえば、地熱地帯の泥を使った製品やマオリ族の伝統工芸品です。おすすめの品を4点ご紹介するので、ぜひ参考にして下さいね。
目次
温泉とマオリ文化の街ロトルアでお土産を選ぼう！おすすめ4選。
1. マッド製品
ロトルアを訪れた人が楽しみにしているのは、温泉。ポリネシアンスパには、大人専用、ファミリータイプ、露店風呂や岩風呂、大型プールなど、なんと合計26もの温泉プールがあるんですよ。通常は水着着用ですが、13の個室は貸し切りができるので日本スタイルで温泉に入る事もできます。このポリネシアンスパで販売されている泥製品が安くて質が良いと人気。地熱地帯の泥を使った石鹸、洗顔スクラブ、泥パックなどがあります。豊富なミネラルでお肌ツルツル！町中のお土産屋さんやドラッグストアでも様々な種類が売られているので、色々と比べてみて下さいね。
2.マオリアクセサリー
どこのお土産屋さんでも扱っているので、目をひくのが原住民マオリ族の伝統工芸品のアクセサリーです。その材料は主に三種類で、グリーンストーン、翡翠と、ボーンカービングと呼ばれる動物の骨細工で、牛や鹿の角などを使います。そしてアワビの一種であるパウア貝。殻がキラキラと虹色に光っているタイプのものです。ロトルアはマオリ族の人たちが多く住む地域なので、おのずと専門店も多くなるのであちこち見て回って好みの物を選ぶといいですね。
シダの葉が開こうとする状態をモチーフにした渦巻き型のコルは、新しい出発や可能性を意味し、釣り針型のヘイマタウには旅の安全や成功、繁栄の意味があり、斧の型のトキは勇気やパワーのシンボルと言われています。そして最後に大切な事は、マオリのアクセサリーは人に貰ってこそ意味があるんだそう。相手に対する心を込めて、数週間、長い場合は数年身につけてから渡すというから、すぐには渡せない、だけど心のこもったお土産になりますね！
3.マヌカハニー
マヌカとはニュージーランドに自生するフトモモ科の低木で白い花をつける植物です。このマヌカから採ったハチミツは、原住民マオリ族の時代から薬として使われてきました。抗菌、抗炎効果に優れていて、傷やヤケド、喉の痛みや口内炎に良く効くといわれています。
普通のハチミツの殺菌効果の8倍もあるそうで、食中毒を起こすブドウ球菌やサルモネラ菌、胃痛の原因ピロリ菌にも効果があるという優れもの。直接スプーン一杯なめるのも良し、ヨーグルトに入れたりパンに塗ったりしてもOK、寝る前にスプーン一杯を摂ると風邪の予防に効果的です。
UMF（Unique Manuka Factor）という数値が高い方が効果が高いという説もありますが、あまり高くなると値段も高く、苦みも強くなるので、毎日続けて飲みたいという方は＋20までで十分と言われています。実は一番お買い得なのはスーパーで、お土産屋さんや空港では同じものでもちょっと高かったりするので、時間があればスーパーへ行く事をおススメします。
4.ホーキーポーキー味のチョコレート
アイスクリーム国民一人当たりの消費ランキングが世界一という記録を持つニュージーランド。本当にニュージーランド人はアイスクリームが大好きです。家にはファミリーサイズのアイスクリームがあるのが当たり前、出かけた先でもアイスクリーム、食後のデザートにアイスクリームといった感じです。中でも人気のフレーバーはホーキーポーキー。昔ながらの甘いカリカリっとしたキャラメルなんです。
このホーキーポーキーをチョコレートに散りばめようと考えたのが1896年創業の
老舗whittaker'sでした。板チョコにミニサイズのチョコ、スティックタイプなど様々なタイプの展開をしていて、ニュージーランドらしいチョコレートを探している方にはぴったりですね。ちなみに、板チョコのサイズは日本の倍近くでかなりの食べごたえがありますよ。色々なフレーバーもありますが、一押しはホーキーポーキーです！
◎まとめ
いかがでしたか？ロトルアの泥製品はナチュラル志向の方にはぴったりなお土産ですね。面白いのは２つ目のマオリのアクセサリーではないでしょうか？自分で身につけてから思いを込めて渡す、となると親しい間柄の人に渡すのにぴったりです。ニュージーランドはお土産に困らない場所だけに、一味違ったお土産を渡したいですね。
