名称:龍景軒
住所:香港香港島中環金融街8號香港四季酒店4樓
公式・関連サイトURL:http://www.fourseasons.com/jp/hongkong/dining/restaurants/lung_king_heen/
国際色豊かな中環エリアには、魅力的な飲茶のお店がいっぱい。高級・庶民的・キュート・渋めクラシカル・クール…それぞれに個性的な、中環の飲茶がおいしいお店を集めてみました。もちろん味にも評判のある人気店ばかりです。もし今どこのお店にしようか迷っているなら、きっと参考になると思います!ぜひここ中環で、本場の飲茶をご堪能ください。
1. 龍景軒
世界中の中華料理レストランにおいて、初めてミシュランの3つ星を獲得したお店。選び抜かれた素材を使った点心たちは、美味しさをしみじみと感じることのできる繊細で上質な味わいです。多彩なラインナップも魅力的で、平日・週末でメニューが変わるだけでなく、月に6~8回は新メニューが登場します。
中環エリアを代表する超・一流ホテル、フォーシーズンズホテルの4階にあり、窓から眺めることのできるビクトリア・ハーバーも最高。全てにおいてラグジュアリーな飲茶を満喫できるはずです。常に予約を取るのが難しいと言われているので、行くのが決まったら早めに席を取るようにしましょう。ドレスコードはスマートカジュアル、お子さまの同伴は3歳以上からになっているのでご注意ください。
2. 添好運 中環店
こちらは敷居の高さを全く感じない庶民的な雰囲気が魅力です。オーナーは先に紹介した「龍景軒」の点心を担当していた有名シェフなので味は一流、ピーク時は1時間ほど待つこともあり、中環エリアの人気店。香港駅の中に入っているので移動の途中でも行きやすく、一人1000円以下でお腹いっぱいになれるほどのリーズナブルさも人気の秘密です。
ここに来たらぜひ食べていただきたい飲茶が「酥皮焗叉燒包」で、サクッと軽い食感のメロンパンの中に、甘辛味のチャーシューが入っています。意外な組み合わせに驚くかもしれませんが、コレが不思議とクセになる味。オーダーはメニュー名が書かれた紙に注文数を記入していく方法なので、言葉に自信がなくても安心です。
名称:添好運 中環店
住所:香港中環香港站12A鋪
3. Yum Cha 中環店
尖沙咀と中環にある「Yum Cha」は、おしゃれで可愛いらしい飲茶のお店として有名です。チャーシュー餡がジューシーな中華まん「一籠八戒」はキュートな豚の顔、しっとり甘いカスタードまん「睇住流奶」は箸で穴をあけるとエイリアンのような顔からカスタード餡が流れ出ます。小鳥をかたどったサクサクパイナップルケーキ「鴿呑鳳梨」は鳥かごの中に…というように、多くのメニューに遊び心があふれています。
店内はナチュラルなカフェ風の内装。ただ美味しいだけでなく、中環エリアでより前衛的な飲茶をお探しの際にはぜひどうぞ。ワクワク感を楽しみながらお食事できること請け合いです。お昼時と19時以降は混み合うので予約がおススメ、オーダーは紙に書いてある料理番号に注文数を記入するスタイルになっています。
名称:YUM CHA 飲茶 中環店
住所:中環干諾道中88號南豐大廈2樓1-2號舖
公式・関連サイトURL:https://www.facebook.com/yumchacentral/?fref=ts
4. 陸羽茶室
古き良き香港飲茶スタイルを一貫し続ける、いぶし銀という言葉がピッタリの名店。クラシカルな雰囲気の店内で食べる点心たちは、どれも昔から地元の人たちに愛され続けている格式高い味わい。
特に各種焼売やチャーシュー饅頭に定評があり、醤油や辛子などのタレが提供されなかった時はそのまま食べる&お店や売り子さんがサーブしてくれたときだけタレに付けて食べるのが暗黙のルールになっているのだとか。通好みの「杏仁白肺湯(コリコリの豚の肺が入った、杏仁の甘い香りのする塩味のスープ)」もぜひお試しいただきたい逸品です。午前11時までは売り子さんが料理名を言いながら店内を歩き回り、自分のテーブルの近くにきたら呼び止めて注文をする方式になっていて、これも最近の香港では珍しくなっているオールドスタイル。11時以降は注文用紙でオーダーできます。
名称:陸羽茶室
住所:中環士丹利街24號地下
公式・関連サイトURL:http://www.lukyuteahouse.com/
5. ドラゴン・アイ
日中はレストラン・深夜はクラブという2つの顔を持ちながら、他の名店に決して引け目をとらないクオリティの飲茶を楽しめる人気店。国内外のセレブが数多く訪れることでも知られています。ここで大注目なのが一人228香港ドルで楽しめる「ランチスペシャル」(日曜は不可)で、なんと約30種類もの点心が食べ放題になるんです!
特に人気があるのは肉汁たっぷりの「北京餃子」と旨み満点の「ほうれん草餃子」、シェフは有名レストランでの勤務経験があるので、そのスキルにはお墨付きですよ。別料金になりますがエッグタルトやマンゴープリンといったスイーツの味にも定評があり、天ぷらやお刺身といった和食を味わえるのも密かなお楽しみ。日中の店内はほどよくカジュアルなモダン・シノワな雰囲気で、ついつい長居してしまいそうな居心地の良さがあります。
名称:dragon-i
住所:中環雲咸街60號中央廣場UG
公式・関連サイトURL:http://www.dragon-i.com.hk/main.html
◎まとめ
気になるお店はありましたか?お店によってオーダー方法が違ったり、お茶と一緒に洗杯(お茶で箸などを洗うこと)用のボウルが出てきたり、システムの違いも楽しんでみてくださいね。そして"飲茶"というからには、お茶も主役です。着席時にお茶を指定する場合もあるので、中国茶の種類についてある程度知っておくと、より楽しめますよ。