香港のアノ麺では物足りない!中環エリアの本格派ラーメン店3選

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香港のアノ麺では物足りない!中環エリアの本格派ラーメン店3選

よくいわれることですが、香港の雲呑やスープは美味しいけれど、麺は美味しくないですよね。中環エリアを食べ歩きしていても、時にはちゃんとしたラーメンが恋しくなることもあるでしょう。外資企業が集まる中環エリアは、ランチの平均価格が高めです。地元住民用の麺粥屋もありますが、「あの麺じゃなくて、日本のラーメンが食べたい」と感じることでしょう。そんなときのために、中環でおすすめのラーメン店を紹介いたします。

目次

香港のアノ麺では物足りない!中環エリアの本格派ラーメン店3選

1.豚王(本店)

2010年に中環にオープンした「豚王」はその後、香港の食べログ的存在のサイト「Open Rice」にて3年連続で最優秀日本料理レストラン大賞に輝いたという人気のラーメン店。中環に開業して以降、毎年のように支店を拡大。尖沙咀や銅鑼湾でも行列が出来るラーメン店として有名です。

コッテリ系がお好きな人には堪らない、本格派の博多とんこつラーメンが食べられます。麺の茹で加減を注文できるお店は珍しくありませんが、豚王ではスープの濃さもシートに記入するだけで注文可能です。あまりコッテリしないほうがお好きならば、スタンダードな「豚王」を。他のメニューでは、辛い「赤王」、オリーブオイル入りの「翠王」、カレー風味の「元気王」、さらに「黒王」「海老王」も。卓上にニンニクや高菜、辛もやしがありますので、味つけも自分好みにできます。

中環駅からPedder St.を西へ向かい、つきあたりのQueen's Roadを右折。2本目のD'Aguilar St.に左折。2つめの角をWellington St.に右折。

2.無敵家

こちらも中環エリアにある日系ラーメンの「無敵屋」。東京・池袋に同名のお店がありますが、無関係のようです。ここの麺は遠く札幌からわざわざ直送しているようですから。お店のイチオシは味噌ラーメンですが、魚介ダシ醤油や豚骨ラーメンもあります。中環エリアはランチの平均価格が高いので、ボリューム満点のこちらのお弁当は中環の金融街で働く地元の人々にも超人気です。

ランチタイムに店内で食べられるドンブリものは、68HK$の牛丼からうな丼158HK$まで。定食はサンマやサバの焼魚定食、トンカツや豚ショウガ焼きなど。そして夜は居酒屋に変身します。ネギマ、手羽先、梅しそ巻きなどの焼き鳥系や、焼き鯖、帆立バターといった居酒屋メニューの定番も揃っていますよ。

3.麺屋黒琥(kuroko)

2015年に中環にオープンした、東京発の豚骨醤油ラーメンです。世界展開を進めるにあたり、国際的な5つ星ホテルも多い中環は、知名度を上げる場所として最適と考えたそうです。東京で成功した「敢えて回転率を下げる」という、ラーメン店らしからぬビジネスモデルを香港に持ち込んで、営業時間は11時~24時、金土は深夜3時。これはメリット大でしょう。

スープのダシは日本産の豚の頭だけ!それを長時間煮込んでひと晩寝かせるそう。お店の特徴は自家製マー油。こってりしていそうに見えてそれほどでもなく、醤油との相性は抜群です。スタンダードな「黒琥ラーメン」の他に「魚介豚骨つけ麺」「チーズ黒琥ラーメン」も。
トッピングも各種ある他、麺の太さも茹で加減もチョイス可能です。専用BGMが流れる店内は居酒屋風。おでんや串焼きもあります。

中環駅から西へ向かって、つきあたりの皇后大道中を右折。2本目の徳己立街に左折。最初の角を士丹利街に右折。

◎まとめ

あえて麺料理の激戦地である香港に乗り込んできただけあって、こんなラーメン店だったら香港滞在中でなく、日本で近所にオープンしたとしても行ってみたくなりますよね。

世界屈指の金融街でもある、外国人の多い中環。ここで名声を得たラーメン店が、やがて世界中に展開していく。そのプロセスの証人になれるかもしれません。

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