マカオ国際空港に到着したら、ホテルやマカオ市内への移動はホテルのシャトルバス、路線バス、そしてタクシーがあります。
ホテルシャトルバスは指定のホテルへ行くには便利ですが、それ以外のホテルや場所へ行く場合には利用しにくい。路線バスは運賃が安いけどすべて中国語やポルトガル語表記、そして目的地近くのバス停からは徒歩となりますね。そうなると、やはりタクシーが便利な移動手段となるでしょう。
今回は、マカオ国際空港からのタクシーの利用方法をご紹介します。
目次
マカオ国際空港からタクシーで移動!タクシー利用術をご紹介
マカオ国際空港のタクシー利用について
出典: Doraemon.tvb (CC BY-SA 3.0)
マカオの空の玄関口、マカオ国際空港。日本からの直行便が就航してからは、日本人の利用者が急増しています。
タイパ島の東側に位置していて、マカオの高級ホテルのひとつ、ベネチアンホテルへはタクシーで約5分ほど、リスボアホテルは約10分とアクセスに非常に便利です。
さて、タクシー乗り場ですが、マカオ国際空港1階到着フロアを出て右側にあります。マカオのタクシーはすべてメーター制。空港からコタイ地区周辺へは約10分、マカオ半島周辺へは約15分ほどです。
タクシー料金は空港から利用の場合は、空港利用料、荷物をトランクに入れる場合には荷物1個ずつに料金が別途かかります。そのほか、コロアン島へ行く場合には、通行料が追加されます。
マカオ国際空港からマカオ市内へ
さて、マカオ国際空港からタクシーでマカオ市内やその他の目的地へ行く場合には、いくつか注意事項があり主なものは以下となります。
• お釣りが出ないので小銭を用意しておく。
• 外国語が苦手な運転手さんが多いため、中国語のホテル名や住所を用意しておく。
• メーター制なので、乗車したらメーターが使われているかを確認する。
また、マカオのタクシーの車体は黒または黄色です。いずれも一律同料金。そして、タクシー内では、飲食、喫煙が禁止されていますので、うっかり煙草を吸ったりしないようにお気を付けください。
目的地へ到着したら、運賃のお支払いなのですが、できるだけお釣りのないように渡すといいでしょう。基本的にチップは不要なのですが、お釣りがある場合、お釣りとしてもらうはずの端数を運転手さんがチップとしてとってしまい、お釣りが戻らないこともあるそうです。
その他注意事項
タクシー利用の際の注意事項はいくつか挙げさせてもらいましたが、その他にもいくつかありますので、ご紹介します。まず、マカオでのタクシー料金は、香港ドルまたは、マカオパタカのどちらでも支払うことができます。ただ、いずれの場合も高額紙幣の利用はお釣りがでませんので、予めくずしておきましょう。
マカオのタクシーは、大きな犯罪に関わるようなトラブルはほとんどありませんが、遠回りをわざとしたり、運賃の不正請求などの事例はあるそうです。深夜の時間帯や、なかなかタクシーが来ないような不便な場所ではメーターを使用しないで、運賃の交渉をしなければならない事もあるようです。
移動手段に選択肢がないとなれば、交渉に応じざるを得ない場合も出てくるでしょう。また、タクシー内に忘れ物をしてしまったり、何らかのトラブルが起きた際にはレシートをもらっておくと該当のタクシーを探しやすくなります。
お釣りがもらえない、チップを取られたなどのトラブルを防ぐためには、タクシー料金はお釣りのないように支払うようにする、そして、できるだけ深夜の時間帯の外出や不便な場所へは行かない方が無難でしょう。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。マカオ国際空港からのタクシー利用についてご紹介しました。マカオのタクシーは日本に比べ、料金も安く、地元の方々もよく利用されます。そのためか、朝と夕方のラッシュアワーはタクシーがつかまりにくくなっています。その時間帯にタクシーが見つかればすぐに乗車するといいでしょう。
賢く使って、マカオ旅行を楽しいものにしてください。