名称:長洲島
住所:Cheung Chau
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/RyPSnH
せっかく香港に滞在するなら、香港島だけではもったいない!香港の喧騒を離れ、1日のんびりと離島で過ごしてみませんか?饅頭祭りで有名な長洲島には、ハイキングコースが整備されていて、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら歩くことができます。
そして、香港の離島ならではの海鮮料理も忘れずに。香港の市内で食べるよりずっと新鮮で美味しいと評判です。ここでは、そんな長洲島の楽しみ方をご紹介します。
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香港の離島・長洲島でのんびりと過ごそう!楽しみ方をご紹介
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長洲島とは
長洲島は香港島の南西、ランタオ島の南東に位置する小さな離島です。岩石と砂洲からできている島で、砂洲のエリアに住宅や食堂、海産物屋などが並んでいます。砂洲の東辺には海水浴場があり、海岸線に沿ってコテージが並んでいて、宿泊することもできます。西側は漁港とフェリー乗り場になっています。
長洲島には天后廟や関公廟、北帝廟があり、太陰暦4月8日前後に行われる太平清醮(饅頭祭り)は有名!海外から観光客も訪れ、たいへんにぎわいます。高い櫓に登り、取り付けられた饅頭を取り合う、迫力のあるお祭りです。
長洲島へのアクセス
中環(セントラル)のフェリー乗り場からフェリーが出ています。フェリーは普通船と高速船に分かれていて、それぞれ値段が違います。高速船で約35分、普通船では約55分の船旅です。運行間隔は30分から1時間ほどです。
長洲島のおすすめポイント①:ハイキング
長洲島にはハイキングコースが整備されています。お気軽コースから、5時間以上かかる本格的なものまでいろいろあるので、体力と時間に合わせてコースを選んで歩いてみてください。
いちばん人気があるのは、埠頭前の商店街から東海岸沿いの奇岩「花瓶石」や「人頭石」を眼下に望みながら進むコース。1時間程度で戻って来ることができますよ。ただし意外とアップダウンがあるので、運動靴がおすすめです。
島の西端の張保仔洞(ジョンボウジャイトン)へ出るコースは約45分。ここには展望台があり、香港の人なら誰でも知っている海賊「張保仔」の洞窟があります。
長洲島のおすすめポイント②:張保仔の洞窟
長洲島の有名な観光スポット「張保仔の洞窟」へはメイン埠頭から歩いて行く道が整備されていますが、レンタサイクルやフェリーでも行くことができます。一人乗りの自転車のほか、自転車の後ろにベンチがついている三輪自転車も借りることができるので、お子様連れでも大丈夫ですよ。
ここは、19世紀初頭に香港で勢力を誇った大海賊張保仔(チョン・ポーチャイ)が盗品を隠したり、隠れ場所として利用していたところといわれています。岩の割れ目を通って内部を見ることができますよ。ほんの数分の距離なのですが、中は真っ暗でスリル満点です!
長洲島のおすすめポイント③:グルメ
香港の離島といえば海鮮料理!長洲島にも美味しいシーフード・レストランが並んでいます。フェリー乗り場から東に進むと、海鮮レストランが立ち並ぶエリアがあります。海に面したオープンエアのレストランで、潮風に吹かれながらいただく海鮮料理は格別!レストランにはセットメニューも用意されているので、迷ったときにおすすめです。
お値段は市内の海鮮レストランとあまり変わりませんが、鮮度がまったく違うといわれています。店のいけすの中から好きな魚を選んで、その場で調理してもらうこともできますよ。
◎まとめ
長洲島はのんびりとしたところ。島内には車が走っていないので、観光の移動手段は徒歩かレンタサイクルになります。フェリー乗り場付近には商店街が並んでいて、カフェや土産物屋などがありお買物も楽しむことができますよ。香港に来たらぜひ1日、のんびりと離島で過ごしてみてくださいね。
なお、ハイキングをする場合は、アップダウンがあるのでサンダルではなく運動靴をおすすめします。安全には気を付けて、楽しんでください。