香港の離島・南丫島(ラマ島)で、海水浴やハイキングを楽しもう!

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香港の離島・南丫島(ラマ島)で、海水浴やハイキングを楽しもう!

「南丫島(なんあとう)」は「ラマ島」とも呼ばれる、香港の南西に浮かぶ離島です。香港の喧騒から離れてスローライフを楽しめる島として、とくに香港に住む欧米人に評判のスポットとなっています。南丫島では、ハイキングや海水浴、バーべーべキュー、漁村では海鮮料理などを楽しむことができます。

今回はこの香港の離島・ラマ島をご紹介したいと思います。ちなみに、「南丫島」の「丫」はアルファベットの「Y」ではなく、「枝分かれ」という意味をもつ漢字です(読みは「あ」)。

目次

香港の離島・南丫島(ラマ島)で、海水浴やハイキングを楽しもう!

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1. 南丫島(ラマ島)とは

ラマ島は、香港島の西南に位置する離島。香港一といわれる透明度を誇る海水浴場があり、週末や休日には海岸沿いのバンガローに宿泊する若者や外国人で賑わいます。海鮮料理でも有名で、大手のレストランは自社の高速船で中環や尖沙咀から送迎サービスをするほど。イタリアンや茶餐廳など、観光客向けのレストランもありますよ。

海水浴場が2ヵ所あり、「漁民文化村」や「天后廟」、そして日本軍が掘ったとされる「神風洞」などの観光スポットがあります。なお南丫島の「丫」は、英字ではなく分岐点という意味を表す漢字です。

南丫島(ラマ島)へのアクセス

ラマ島へは香港島の中環のフェリー乗り場から高速船で20分、フェリーで35分ほどです。行き先は、ラマ島の「榕樹湾(Yung Shue Wan)」と「索罟湾(Sok Kwu Wan)」の2箇所があります。

南丫島(ラマ島)のおすすめポイント①:海水浴

出典: commons.wikimedia.org

溶樹湾行きのフェリーに乗ると、船着き場から徒歩5分のところに、ラマ島で一番大きな洪聖爺(ホンシンイェー)ビーチがあります。ここは透明度がよく、シーズン中は多くの人でにぎわいます。ビーチ沿いには海の家や無料の公共シャワー、更衣室、バーベキュー施設などがあります。洪聖爺ビーチには有名な豆腐花の専門店があり、ちょっと一息入れたいときにおすすめ!すぐ近くにはハーブ園やレストランもありますよ。

もう一つのビーチ蘆鬚城海水浴場は、船着き場から1時間ほど歩いたところにあります。洪聖爺湾海水浴場よりは小さいのですが、静かでのんびりと過ごすことができま。ここにも、シャワーや更衣室が整備されています。

南丫島(ラマ島)のおすすめポイント②:ハイキング

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フェリーの港がある溶樹湾から索罟湾(ソッグワン)まで、1時間ほどのハイキングコースが整備されています。途中にはラマ島に建設された発電所があり、山を登って行くと眼下に透明度の高い入り江を見ることができます。山肌を眺めながら歩くアップダウンのコースは、ほどよい運動になりますよ。

索罟湾の近くには、神風洞という第二次世界大戦中に日本軍が掘った防空壕があります。終点は索罟湾船着き場の南の天后宮。天后宮は道教のお寺で、150年の歴史があります。残念ながら2001年に火事で焼失し、現在の社殿は2005年に再建したもの。建物内には、シルバーアロワナという2.7mもある魚の標本が展示されています。

南丫島(ラマ島)のおすすめポイント③:海鮮料理

出典: zh.wikipedia.org

ラマ島に来たら、ぜひ海鮮料理を堪能しましょう!天后宮から索罟湾のあたりにかけて、10軒以上の海鮮料理店が並んでいます。どれもオープンエアのレストランで、店先には水槽がディスプレイされています。好きな魚を選んで、調理法を指示して料理を待ちましょう。調理法はお店の人がおすすめを教えてくれるので大丈夫!シャコ、エビ、イカ、そして地魚など、新鮮なシーフードを満喫できますよ。

◎まとめ

溶樹湾のフェリー乗り場周辺には、小さな商店街があります。ここにも海鮮レストランのほか、パブやカフェ、お土産屋などが並んでいいます。小さな商店街ですが活気があり、ベーカリーやスイーツショップなどで一息入れることもできます。

香港の離島は、日頃の疲れを癒してくれる隠れた観光スポット。香港の旅行中、時間があればぜひラマ島も訪ねてみてくださいね。

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