マカオでの交通手段は、路線バス、シャトルバス、ペディキャブと呼ばれる人力三輪車、そしてタクシーです。
路線バスは安いものの路線が多すぎてわかりすらいのが難点。シャトルバスはホテル間の移動には便利、ペディキャブ(人力三輪車)は、試しに一度だけ乗ってみるのはいい。という感じです。そうなると、もっとも便利で利用しやすいのはタクシーといえるでしょう。
今回は、マカオのタクシー事情についてご紹介します。
目次
マカオでタクシーを使って便利&スピーディーに楽しもう!
マカオのタクシー概要
マカオのタクシーは、料金が比較的安く、観光客だけでなく現地の方々も利用します。利用者が多いためなのか、利用者に対してタクシーの数が少ないようで、朝夕などの混雑時にはタクシーがなかなかつかまらないという声があります。
また、タクシーの運転手には基本的に英語、日本語は通じません。外国語がほとんどわからないので、ホテル名など行き先を中国語で書いたメモや地図などを携帯することをおすすめします。
マカオのタクシーの車体は黒または黄色です。黒色のタクシーは、黄色のタクシーよりも少し広くなっていますが、料金は一律同料金です。また、タクシー内での飲食、喫煙は禁止です。気を付けましょう。
マカオのタクシーの乗り方
タクシーに乗る場合、宿泊先ホテルでタクシーを呼んでもらったり、外出されている場合には流しのタクシーをつかまえることになります。タクシーのドアは自動も手動も両方あります。
タクシーに乗ったら、運転手さんに行き先を告げて、料金メーターが作動しているかを確認しましょう。行き先を告げる時には、中国語で伝えるか、中国語で書いたメモや地図を運転手さんに見せるようにしましょう。
運賃は、現金で運転手さんへ支払います。お釣りが無いことが考えられますので、小銭を用意しておくといいでしょう。もし、大きな荷物がある場合、トランクに入れる荷物1個ずつに追加料金がかかります。これはぼったくりではないので、安心してくださいね。
マカオのタクシー利用時の注意事項
マカオのタクシーの、そのほかの注意事項についてご紹介します。
タクシー料金は、香港ドル、マカオパタカのどちらでも支払うことができますが、いずれの通貨でも高額紙幣はお釣りがでませんので、くずしておきましょう。また、マカオのタクシーは、犯罪に関わるような大きなトラブルはほとんどありませんが、わざと遠回りをしたり、不正に運賃を請求するという事例はあるそうです。
また、深夜や不便な場所ではメーターを使用せず、交渉で運賃を決めることもあります。基本的にチップは不要ですが、運賃支払いのあと、おつりの端数を運転手さんがチップとして取ることもあります。
レシートは必ずもらっておきましょう。忘れ物や何らかのトラブルが起きた際に該当のタクシーを探しやすくなります。
お釣りがもらえない、チップを取られたなどのトラブルを防ぐためには、タクシー料金はお釣りのないように支払うことでしょう。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。タクシーはどこへ行っても、便利な乗り物ですが、言葉や習慣の違いからトラブルにもなりかねないですね。トラブルを回避できるように、中国語でのメモを持つ、小銭の用意、高額紙幣は渡さない、メーターを使用しているか、レシートをもらっておくなどの基本的な予防策をしておくと大きな問題にはならないでしょう。
タクシーを使いこなして、マカオ旅行を思い出深いものにしましょう。