マカオ国際空港は、タイパ島の東に位置しアジアの主な国々へ就航しています。日本との直行便は成田空港と関西空港。以前は香港経由、フェリー利用で行くことが多かったマカオでしたが、直行便ができたことは、日本からの観光客を一気に増やした要因のひとつでしょう。
空港からホテルまでの移動は安く抑えるなら路線バスを利用しましょう。路線バスの乗り場は、到着ロビーを出て左側、「巴士」の案内に従って進むとわかりやすいでしょう。
また、マカオから香港へ行くには、フェリーで海を渡るので、フェリーターミナルを利用することになります。路線バスには、マカオ国際空港からフェリーターミナルへを経由する路線もあります。
目次
バスに乗ろう！マカオ国際空港から、路線バスに乗って市内へ。
路線バスで市内へ
マカオ国際空港からマカオ市内までの路線バスの料金は、乗車距離により異なり、3.2～4.2 MOP（マカオの通貨：マカオパタカ/MOP、1MOPは約14円が目安）が大体の運賃の目安です。また、荷物が大きい場合には、追加料金が別途発生することがあります。
マカオ中心部の主なホテルや観光名所が集まるエリアを通り、朝7時頃から深夜零時ごろまで運行しています。主な停留所は、グランドリスボア、フェリーターミナル、ボーダーゲート、マカオタワー、西灣大橋、媽閣廟、ボーダーゲートなどです。
路線バスの表示や社内アナウンスは、中国語、ポルトガル語になりますので、宿泊先ホテル名を中国語で書いたメモなどを用意しておくといいでしょう。また、運賃の支払いは乗車時です。お釣りがでませんので、あらかじめ小銭を用紙しておきましょう。
社内の電光掲示板に、次に止まるバス停が表示されます。目的地が表示されたらブザーを押して降りましょう。
ホテルからのシャトルバス
路線バスとは別に、ホテルからのシャトルバス（穿梭巴士）があります。複数のホテル共用バスや巡回バスを運行しているホテルもあります。
シャトルバス乗り場は、マカオ国際空港北側の駐車場の方です。
プライベートでの送迎利用などは、有料での手配となる場合も。宿泊先ホテルのウェブサイトや直接ホテルへ無料シャトルバスサービスの有無、運航スケジュールを事前に確認されることをおすすめします。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。マカオ国際空港からの移動には路線バスの選択肢もあります。大きい荷物を持っている場合や中国語やポルトガル語が苦手な方には、少々使いにくいかもしれませんが、タクシーに比べると料金が安いことがメリットとなりますね。
それほど大きくない荷物で、目的地を中国語で書いたメモなどの用意があれば、路線バスに乗ってみるのもよさそうです。ただ、マカオのバスは運転が荒いといわれているので、けがなどをしないように走行中は座席に座るか、つり革などにしっかりと捕まっていてください。
また、マカオではお年寄りや小さな子供さんへ優先的に席を譲る習慣がありますので、ぜひ、そのようにしてください。マカオの旅の始まりからローカル感を味わってみるのもよさそうですね。
