尖沙咀で満喫する香港グルメ。ヘルシーな野菜料理スポット３選

本場の中華を満喫したい、でもカロリーは心配。そんな方にオススメなのが野菜料理！尖沙咀には、世界中から集まる観光客を納得させる野菜料理のレストランがたくさんあります。ベジタリアンの方だけでなく、連日連夜尖沙咀で食べ歩きをして胃腸がお疲れ気味なときにも、野菜料理はオススメ。今回はその中でも尖沙咀にあるオススメの３か所をご紹介します。

1.六榕仙館（Luk Yung Sin Kwun）

尖沙咀にとどまらず、香港でも1、2を争う美味しさだと定評のあるベジタリアン・レストランが「六榕仙館」。平日の夜でも入店待ちは要覚悟の人気店です。中華レストランというより茶餐廰に近いカジュアルな雰囲気で、お値段もお手頃です。

肉も魚も使っていないのに、普通の中華料理と見た目はまったく変わりません。料理はどれもシンプルで、味つけはクドさがなく、飾り立てもしていません。羅漢賽炒麺（野菜と油揚げのヤキソバ）はベジタリアン以外の一般人にも好評で、日本でいうところの精進料理にも定評があります。香港ベジタリアンの定番といえる齋鹵味（油揚げ）は、さまざまな種類があり、日本の油揚げとは食感も違います。ぜひ中華の味つけで賞味してみてくださいね！

2.功德林上海素食（尖沙咀店）

尖沙咀のモダンで洗練されたビル「ワン・ペキン・ロード」の7階にある「功德林上海素食」は上海風野菜料理の有名店。店名の「素食」とは、中国語で精進料理やベジタリアン料理のこと。肉や魚は当然不使用。野菜料理であっても、ねぎやニンニクなど精力がつく野菜は使わないことがここの特徴。

また素食では珍しく、すべての料理が化学調味料不使用で、とてもヘルシー。バンバンジーの鶏は豆腐、回鍋肉の豚肉はお餅、肉団子はおからとキノコで作られたもの。フカヒレは春雨です。そのほかメニューの写真を見ても、餃子・エビチリ・麻婆豆腐など、どれも本物にそっくりで、そのうえ見た目だけでなく食感も全く遜色がないので驚きの連続です！

3.温野菜（尖沙咀店）

日本でも全国展開している牛角グループの「温野菜」。尖沙咀の巨大ショッピングモール海港城（ハーバーシティー）にも進出しました。日本の契約農家から空輸した、新鮮かつ安心の野菜料理が食べられるしゃぶしゃぶ店は、豚肉や牛肉も九州から輸入しています。

「温野菜」の野菜料理といえば、まずは鍋。テーブル席にはホットプレートが1人1台ついているので、自分専用の鍋で食べられるのも嬉しいところ。農家のこだわり野菜を、自慢の｢選べるだし｣にくぐらせて食べれば、優しい甘みが口中に広がります。単品注文できる野菜料理としては「チョレギサラダ」「バジルチーズトマトサラダ」「キュウリ明太マヨのせ」などがあります。

◎まとめ

香港だけでなく中国本土でも台湾でも、観光で訪れて食べ歩きしているとついつい、野菜の摂取量が不足しがちになるものです。味が濃いめの中華料理を連日食べ、たまには野菜料理でいいかなと思ったときには、こちらを参考にしてみてくださいね！

尖沙咀で満喫する香港グルメ。ヘルシーな野菜料理スポット３選