ツーソンは日本での知名度はあまり高くはありませんが、アリゾナ州の南東部に位置する街です。現在の州都フェニックスよりもずっと古くからの歴史を持つところなんですよ。19世紀には西部開拓の舞台となり、いわゆる西部劇の世界がありました。今ではエレクトロニクス産業が盛んな近代的な街になっていますが、やはり観光やお土産は伝統的なものが中心です。そこでツーソンのお土産に良いものをご紹介します!
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砂漠の街ツーソンには定番から奇抜なものまでお土産に良いグッズがたくさん!
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1.ナバホの民芸品
アリゾナ州といえば西部劇の舞台となったところで、ネイティブ・アメリカンが住んでいた土地です。ツーソンにはナバホ族が多く住んでいて、19世紀には西部開拓者とナバホ・インディアンたちの戦いも繰り広げられました。居留地もあり、ネイティブ・アメリカンの文化が色濃く残る街でもあります。
そのためナバホの民芸品は、ツーソンのお土産の定番とも言える存在になっています。特にインテリアグッズがお土産にはおすすめ。タペストリーや陶器の人形などの民芸品の雰囲気が濃いものだけでなく、敷物や花瓶などの実用的なものもおすすめです!
2.ターコイズとインディアンジュエリー
出典: Navajo Nation Washington Office Washington Office
アリゾナ州はターコイズの産地として有名です。ツーソンは居留地が近いこともあって、ネイティブ・アメリカンの民芸品もお土産としてたくさん見つかります。いわゆるインディアンジュエリーといった雰囲気のデザインのものから、近くで産出されたターコイズを使った今風のデザインのアクセサリーまで、さまざまなものが見つかります。
手軽な価格のものもありますので、気軽なお土産にも使えます。またインディアンジュエリーはパワーグッズとしても知られているので、気に入ったものを自分のお土産として買って帰るのもおすすめですね。
3.カウボーイグッズ
ツーソンとその周辺アリゾナ州は、西部劇の舞台となりました。そのため、今ではネイティブ・アメリカンの民芸品やアクセサリーは人気のお土産になりました。そして、その相手となったカウボーイにまつわるお土産品もたくさん見つかります。
代表的なのは、カウボーイハットとカウボーイブーツ。どちらも非常に特徴的で、日本で身につけるのはちょっと難しいかもしれません。でもこういう服装が好きな人には、本場のグッズとしてとても喜ばれますのでツーソン土産にぜひ選んでみてはいかがですか?
4.サボテングッズ
アメリカ西部の風景としてイメージされるのは、砂漠地帯の乾いた大地と、そこに生えているサボテンでしょう。ツーソンも例外ではありません。街なかでもサボテングッズがたくさん見つかります。ツーソンに来た思い出に小さなサボテンを買って帰る人も少なくありません。
ただし、それはアメリカ国内での話。国際線ではサボテンのような植物、特に土を含む鉢植えの持ち込みはほとんどの場合禁止されています。その代わりに、サボテンキャンディがおすすめです。サボテンの樹液からつくられたシロップを使ってつくられたキャンディは、珍しく奇抜なのでみんなに配るお土産にもちょうどよくておすすめです。
5.サソリグッズ
ツーソン周辺は砂漠地帯なので、サソリがたくさん発生しているようです。そのためかサソリを使ったお土産もバリエーションが豊富です。小さなサソリをそのままガラスに閉じ込めたペーパーウェイトは、虫好きの人に喜ばれるお土産。そして奇抜で話のタネになるのが、サソリのキャンディです。こちらも小さなサソリをそのまま半透明のキャンディに閉じ込めたもの。
どちらもインパクトは満点ですが、あげる人を間違えると本気で怖がられますので注意してくださいね!お土産をわたす相手によってはかなり喜ばれる、変化球のお土産です。
◎まとめ
いかがでしょうか?ツーソンはいわゆる西部劇らしい景色と街並みで、歴史的なスポットもたくさんあり、旅行先として人気の街です。冬には避寒地としても賑わいます。観光が盛んな街なので、お土産ものもたくさん見つかりますし、常に新しいものが作られています。定番のアクセサリーなどももちろんツーソン土産にぴったりですが、ぜひ少し変わった面白いお土産も探してみてくださいね。