北海道観光の定番小樽でおすすめの、ハイクオリティな高級ホテル5選！

札幌から快速列車で40分の小樽は、海外からの観光客にも大人気の観光地。景観の美しい小樽運河にオシャレなお店の立ち並ぶ境町通りと、小樽の魅力は多岐にわたっています。古い歴史と風情をもつ小樽で過ごす一夜はまた、北海道旅行の素敵な思い出の1ページになることでしょう。今回は、思い出さらに素晴らしいものにするための、小樽の高級ホテルを5か所ご紹介します。

1. ホテルノルド小樽

小樽駅から中央通を真っ直ぐ下ると、小樽運河の角で目に入るのが「ホテルノルド小樽」です。デパートのような重厚な建物の上に、半球状のドームが乗った特徴のある形をしています。

このホテルの一番のポイントは、なんといっても目の前に広がる小樽運河の眺めでしょう。小樽駅へのアクセスの良さと、小樽運河との眺望という点については、ここ以上のところはありません。宿泊する際は、多少お値段が張っても運河側の部屋を予約することをオススメします。

とくに特別室の「エグゼクティブツインリバービュー」は、運河はもちろんのことその向こうの海まで一望でき、小樽の夜を最高のものにするにはうってつけの一室！最大5人まで宿泊できる広さがあるので、家族の記念日などにも使えます。1階には大理石に囲まれたパティオ（中庭）があり、噴水と四季の花がロマンティックなひと時を贅沢に演出します。

2. 運河の宿小樽ふる川

「運河の宿小樽ふる川」は、かつては「カナルＪ・Ｂイン」という小樽運河沿いの観光高級ホテルでしたが、定山渓温泉の「ぬくもりの宿ふる川」が「小樽ふる川」としてリニューアルしました。改修によって基本的に和風になりましたが、和室のほかに洋室や和洋室の特別室もあり、目の前に小樽運河を望む展望は抜群です。定山渓のふる川と同じく接客などおもてなしに定評があり、館内にはコーヒーの無料提供や読書スペースもあるなど、宿泊客への配慮が随所にみられます。

小樽ふる川のもう1つの魅力は温泉！ナトリウム塩化物泉の天然温泉で、小樽軟石を使用した内風呂は、至高の癒しの空間を提供してくれます。2階には檜造りの露天風呂もあり、こちらは木のぬくもりを感じながら、開放的な気分で疲れを癒すことができます。

朝晩ともに北海道の食材にこだわった食事も人気。小樽近郊の銀山産の「ななつぼし」をかまど炊いたご飯や地元野菜の漬物、、隣町仁木町で採れたトマトを搾ったジュースに赤井川村の山中牧場牛乳など、美味しい状態の食材を美味しくいただくことができます。

3. グランドパーク小樽

「グランドパーク小樽」の最寄り駅は、JR小樽駅の2つ隣の小樽築港駅です。市内中心部まで少し距離がありますが、ショッピングモール「ウイングベイ小樽」と接続しているので、ショッピングや飲食にも便利なホテルです。

眼下に小樽アリーナがあるため、港と海の眺めと一緒に食事を満喫できます。ホテルには、洋食・和食にパティセリーなど計5つの飲食施設があり、シチュエーションや気分に応じて選べます。とくに毎週金土日祝日に開催される2階テラスブラッセリーのディナーブッフェは、小樽港マリーナのパノラマビューをバックに北海道の食材を心行くまで楽しめると人気です。

客室は、洋室も和室もすべて32平米以上と広々とした間取り。最上階の18階からは、さらに広大な石狩湾の景色を堪能できます。オーシャンビューとマウンテンビューの2タイプがあるので、予約時にどちらか希望を伝えておきましょう。

4. 小樽旅亭藏群

「小樽旅亭藏群（くらむれ）」は、小樽市南東部の朝里川温泉にある高級ホテルです。旅亭と付きますが、全19室のうち純和室は4室だけで、あとはすべてベッドのある和洋室となっています。川側と坪庭側の2タイプがあり、どちらも落ち着いた眺め。居間が掘りごたつになっている部屋や、バリアフリーの部屋もあります。川側和洋室には、なんとブルガリのアメニティが用意されたプランもありますよ。

朝里川温泉のお湯は、大浴場のほか全客室に備え付けられている浴槽でも堪能することが可能。食事は一品一品に工夫を凝らした懐石形式の和食創作料理が楽しめます。夕食・朝食ともに専用の個室でいただくので、部屋に戻ったらそのまま寛ぐことができます。

宿泊料には、あらかじめお部屋のドリンクやカフェの利用料金が含まれているオールインクルーシブシステムを採用。カフェ＆バー「クラルテ」のメニューにあるドリンクは、宿泊客ならすべて追加料金なしで飲むことができます。アートギャラリーやレコードライブラリなどの施設があるのも、高級ホテルならではの趣向といえるでしょう。

5. ノイシュロス小樽

小樽市街の北、おたる水族館を見下ろす岬の高台に、ホテル「ノイシュロス小樽」があります。ドイツ語で「新しい宮殿」という意味の通り、絶海の崖の上に建つ欧州の古城のようなリゾートホテルです。

一番の魅力は、なんといってもその眺望！全室オーシャンビューで、窓の向こうにはただ青い海が広がっています。客室露天風呂は窓を開けることができるため、海からの風や匂い、そして波の音を感じながらお湯に浸かることができます。24時間いつでも入れるので、夕焼けや朝日を眺めながらのバスタイムは至高のひとときとなるはずです。

「青い海岸」という意味のレストラン「ブラウキュステ」では、お箸でも食べられる和を取り入れた創作フレンチフルコースをお楽しみください。もちろん食事中も、窓の向こうには広大な石狩湾を望むことができます。小樽の夜を過ごすロケーションとしては、これに勝るものはなかなかないでしょう。

ちなみにJR小樽駅からは、完全予約制で送迎バスが運行されています。

◎まとめ

小樽市内の高級ホテルを5つ取り上げました。小樽は歴史ある観光地ですがリゾートエリアというわけではないので、シックでおしゃれな町並みにくらべて、高級ホテルは多いとはいえません。それでも、小樽でラグジュアリーな一夜を過ごしたいという人のニーズに応える高級ホテルがあちらこちらにあります。せっかくの北海道旅行、せっかくの小樽の夜ですから、ぜひ高級ホテルで非日常なひとときを味わってみてください。

北海道観光の定番小樽でおすすめの、ハイクオリティな高級ホテル5選！