ヨーロッパの最西端にあるポルトガルの首都・リスボン。大航海時代には日本に鉄砲やカステラを伝えたポルトガルですが、これらの船団のほとんどはこのリスボンから出航したのだとか。そんな日本とも縁の深いリスボンは、別名7つの丘の街とも呼ばれる美しい街。世界遺産もあり、最近は日本人観光客にも人気が高まっていることから、今回はリスボンの個性的なお土産を紹介します!
目次
個性的なアイテムがいっぱい!「7つの丘の街」リスボンのお土産
1.アズレージョ
アズレージョとは、ポルトガルやスペインなどで昔から作られている装飾タイル。ポルトガルの建築文化には無くてはならないもので、リスボンの街を歩けば、教会や宮殿、一般の家の内や外、駅でなどで見ることができます。このタイルには美しい模様や絵が様々な色で描かれている為、鍋敷きやコースター、部屋の飾りなど建築以外の用途にも広く利用されています。リスボンにはこのようなアズレージョのお店がたくさんあり、量産ものからアンティークものまで、それぞれの専門店もあるほど。旅行客にも人気で、リスボンの(と言うよりポルトガル全体の)代表的なお土産になっています。
2.コルク製品(バッグ、アクセサリー等)
ワインの栓などに代表されるコルク製品。実は余り知られていないのですが、ポルトガルはこのコルクの生産量で世界のおよそ半分を占める大生産国なのです。コルクは再生可能なコルクの木から作られる為、環境にやさしく、大変軽くて丈夫な材料。リスボンにはこのコルクを利用したアクセサリーやバッグ、雑貨、帽子などを売るお店がいくつもあり、中には洋服も取り扱うお店もあります。オシャレでありながら自然素材ならではの優しい雰囲気が魅力のコルク製品、値段もお手頃なモノが多く、隠れたリスボンの名物としてお土産にオススメです!
3.缶詰め
リスボンのお土産の定番に海洋国ポルトガルでは、魚は昔から大変身近な食べ物。しかし、日本のように生や焼いたりして食べるのではなく、缶詰めにするのが一般的です。
従ってリスボンではあちこちで魚の缶詰めを見かけますが、中でも有名なのが、リスボンの中心コメルシオ広場から歩いてすぐの場所にある、創業80年の老舗「コンセルヴェイラ デ リスボア」。 ポルトガル人が国民食として慕うバカリャウ(干し塩鱈)を始め、ツナ、サバ、タコ、貝など様々な缶詰めが並んでいます。ここの缶詰めは、レトロ感たっぷりのそのパッケージも魅力のポイント。お土産にはうってつけですよ。
◎まとめ
いかがでしたか。ヨーロッパの中でも独特の雰囲気を持つリスボンには、お土産も個性的なものがたくさん。特にコルク製品を販売するお店は多く、バラエティー豊富でどれも魅力的です。また、今回ご紹介できませんでしたが、この他にもサッカーファンにはたまらないロナウドグッズや可愛い雑貨なども見どころ。ぜひ、お土産選びも楽しんでくださいね!