偉大なピアニストフレデリック・ショパンの生まれ故郷として有名なポーランドの首都ワルシャワ。第二次世界大戦でドイツ軍により瓦礫の廃墟と化した町は、ワルシャワを愛するポーランド市民の手によって再建されました。そのおかげで今日私達が美しい姿を目にすることができます。そんなワルシャワのお土産は、美味しいチーズから伝統的な食器までたくさんありますよ。ワルシャワで買えるお薦めのお土産をご紹介します。
目次
ポーランド市民の情熱により復活した街、ワルシャワのお土産4選
1.ポーリッシュポタリー
日本でも人気のポーランドの食器、ポーリッシュポタリー。白地に青を主体とした細かな美しい絵柄が描かれているのが特徴で、元々はボレスワビエツというポーランドの都市で作られる陶器のことです。絵柄は全て手作業で絵付けされているため、全く同じ物はありません。
そんなポーリッシュポタリーはお土産としても喜ばれること間違いなし。ボレスワビエツ村まで行かなくても、ワルシャワ市内で購入することができますよ。カップからお皿、大きなポットに陶器のスプーンまで様々な商品が並びます。絵柄も様々でお店によって異なる絵柄があるので見比べてみてはいかがでしょうか。ワルシャワの記念に、ぜひお気に入りの品を見つけてお土産に持って帰って下さいね。
2.オシュチペク
12月に開かれるワルシャワのクリスマスマーケットの名産品として有名なのが「オシュチペク」です。羊のスモークチーズで噛むとキュッキュッと音がするほど弾力があり、その味は少し癖がありビールと良く合います。
そんなオシュチペクをお土産にいかがでしょうか？本来はザコパネというスロベニア国境付近の山の近辺で作られるものが有名ですが、現在ではワルシャワのスーパー内で購入することができます。スーパーの物は味が少し落ちますが、日本ではまずお目にかかれないオシュチペクは試す価値がありますよ。お土産として日本に持って帰る時は、真空パックにされたものがお薦めです。
3.ショパングッズ
世界で最も有名なピアノ作曲家の一人フレデリック・ショパン。数々の名曲を生みながら若くして亡くなったポーランドを代表する作曲家です。故国ポーランドを愛し、亡くなってからも心臓のみ遺言でポーランドに戻ったほど。そんなショパンが生まれたワルシャワの町にはショパングッズが盛りだくさん。お土産屋さんの至る所にショパンを描いたマグカップやエコバック、マグネットなどがあります。
またショパンが生まれたワルシャワにはショパン博物館があるので必見。博物館内にもお土産にちょうどいいグッズがたくさんありますよ。ワルシャワの記念にショパンの思い出も日本に持ち帰ってはいかがでしょうか。
4.琥珀
ポーランド土産で古くから有名なのは琥珀ではないでしょうか。特にバルト海沿岸のグダンスクという町では世界の純正品の80％の琥珀が産出されています。琥珀はワルシャワの町のお土産屋で売られていますよ。
色は、透明に近い黄色から濃い色まで様々あります。特に琥珀の中に虫や葉が入っている物は高価。ネックレスからピアスなどのアクセサリーから置物までいろいろあり見ているだけでも楽しいですね。古代から魔除けや長寿のお守りとして大事にされてきた琥珀はポーランドの記念にぴったり。ただし、偽物もあるので注意が必要です。一流の宝石店では鑑定書を発行しているので、確実にいい物が欲しい方におすすめです。
◎まとめ
ワルシャワのお薦めのお土産はいかがでしたか。ポーランドには今回ご紹介したお土産以外にもヴィチナンカと呼ばれる切り絵細工を使用したマグカップやポスター、羊毛製品なども有名。またお酒の強いポーランド人らしくウォッカや蜂蜜酒と呼ばれるお酒などもあり、お土産にはことかきません。ポーランドの文化を象徴する素晴らしいお土産がたくさんあるので、ぜひお気に入りのものを探してみてくださいね。
