名称:Meissen Outlet
住所:Töpferstraße 2(QF Quartier地下) 01067Dresden
チェコ共和国との国境まで30kmの場所にあり、エルベ川沿いに栄え東ドイツでも美しい町の一つドレスデン。過去にはザクセン王国の首都だったこともあり、町には100年以上の歴史を持つ建物や教会が残っています。そんな中世の雰囲気が残るドレスデンを訪れたらやはり気になるのはお土産。歴史あるドレスデンには伝統的なお菓子から世界に名高い食器までいろいろあるんです。今回はそんなドレスデンのお薦めのお土産をご紹介いたします。
目次
エルベ川沿いに栄えた旧ザクセン王国の都、ドレスデンのオススメお土産4選
1、シュトーレン
クリスマス時期に食べられる、ドイツを代表する伝統ある菓子パン「シュトーレン」。パンの中にナッツ類やレーズンなどが練りこまれ、表面は雪のように真っ白に粉砂糖で化粧をされるシュトーレンは実はここドレスデンが発祥地なんです。なんと年に1度巨大なシュトーレンをかついで練り歩くシュトーレン祭りもある程。
そんなシュトーレンは今では年中買えるお土産品となっています。でも可能ならここドレスデンの本場のシュトーレンはいかがですか?シュトーレン保護組合による厳しい審査にパスしたシュトーレンには品質保証シールが貼られ、そんなシュトーレンはまさに絶品の美味しさでお土産にぴったり!お店により様々な工夫がされていますので、いろいろと食べ比べてみるのもいいのではないですか?
2、マイセン
世界でも有数のドイツを代表する陶磁器マイセン。その美しさには定評があり世界中にファンがいるのもうなづけます。そんなマイセンの町はドレスデンから25kmほどと近く、またドレスデン市内にもマイセンの絵付け工房もあるんです。
過去には「白い金」とも呼ばれ、創立300年以上もの歴史を誇るマイセン。白地に青い模様が特徴のブルーオニオンなどは特に有名ですね。そんなマイセンをドレスデンを訪れたお土産にいかがでしょうか?確かに値段の張る物ですが、ドレスデンにはなんとマイセンのアウトレットショップがあるんです。食器から置き物までいろいろありますので、ぜひ自分へのお土産にお気に入りの物をお土産にしてはいかがですか?
3、木工細工
ドレスデンから南に50km程行った場所に小高い山が広がるエルツ山地。この地方では17世紀頃より木工細工のおもちゃが作られるようになったとか。そんな木工細工のおもちゃはドレスデンでもお土産として人気です。
特に人気のお土産はくるみ割り人形。兵隊や消防士、または王様などの姿をした直立型の木工人形で固いくるみを割らせるんです。使い方は簡単。レバーを上げると人形の口が開くのでそこにクルミを挟み、レバーを下すと口が閉じ中のクルミが割れるという単純な仕掛け。しかし単純だからこそ現在の機械とは異なる木の温かみがある商品ですね。ドレスデンではこの他にも木工細工の子供用のおもちゃなどもたくさんあるので、お子様のいる人にお土産にいかがですか?
4、ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント
ドレスデンを訪れたらぜひお薦めしたいお店が「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント」です。「ドレスデンの乳製品店プフント兄弟」という意味で、このお店なんとギネスブックにも世界一美しい乳製品店として登録されています。
店内に入ると素晴らしい装飾の内装。確かに圧倒されます。一瞬、どこかのお城か博物館では?という錯覚をおこすのでははいでしょうか。1891年にお店をオープンした際、ドイツの有名な陶磁器会社ヴィレロイ・ボッホ社に依頼したという店内は壁から天井、棚に至るまで美しい手書きのタイルで埋め尽くされています。もちろんお薦めのお土産もいっぱい!美味しい乳製品のみならず、牛乳を使った石鹸や入浴剤にチョコレートやキャンディなどのお菓子まで。特に綺麗な缶は自分へのお土産にいくつも欲しくなってしまうと思いますよ。
名称:Dresdner Molkerei Gebrüder Pfund GmbH
住所:Bautzner Str. 79 01099 Dresden
まとめ
ドレスデンのお薦めのお土産はいかがでしたか?古き良き時代の面影が残る美しいドレスデンはまだまだお薦めしたいお土産がいっぱいです。また毎週土曜日にエルベ川沿いで開かれるフリーマーケットもお薦めですよ。雑貨から陶器にコレクター商品までありとあらゆる物が出店されています。中にはレア旧東ドイツの品も見つかるかも?川べりを散歩しながら、フリーマーケットでお土産探しにもいいのではないですか?