名称:富子江家餛飩
住所:台中市西區健行路1004號
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/5ydufE
台北、高雄に続く台湾第三の都市台中は、台湾人が住みたい都市ランキングの1位!さまざまな台湾グルメの発祥の地でもあるんです。なかでも、麺料理の種類の多さには驚かされるでしょう。
今回は、台中で台湾人にも日本人にも人気がある、麺料理のお店をピックアップしてご紹介します。様々な麺料理の中から、見た目にも味的にも食べやすい、を基準に選んでいるのでぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
台中グルメを味わおう。クセになりそうな美味しい麺料理のお店4選!
1. 富子江家餛飩
中華らしい麺というと、ワンタンメンを思い浮かべる人も多いと思います。でも、日本のワンタンってひき肉の具がちょっとだけ入った、ツルっとした皮というイメージではないでしょうか。この富子江家餛飩のワンタンは、とにかく具が大きくてプリプリしているのが特徴です。
先代はエビ団子や肉団子を作っていた職人さんで、ワンタン用にコシのある餡を考え出したのだそうです。最初は小さな屋台から出発しましたが、ワンタンの大きさと味の良さが評判になり、今のような人気店になりました。
看板料理は、新鮮蝦大ワンタン麺。細めのコシの強い麺に、大きなエビワンタンが5個も入っているんです。一口では食べきれない大きさのワンタンのエビはもちろんぷりっぷり。シンプルな味付けのスープに良く合って、ツルッといけちゃう美味しさです。他にもそぼろ肉を乗せた麺などもありますが、やはり一番人気はエビ入りワンタン麺です。
2. 正老牌麺線糊
台湾の人気麵といえば麵線!簡単にいうとにゅうめん(そうめん)なのですが、台湾の麺線は煮込みタイプでとろみのついたスープで食べることが多いんです。正老牌麺線糊は、台中の忠考夜市で一番人気のある麵線のお店で、50年近く地元の人たちに親しまれている老舗です。麵線メニューは、牡蠣入りと、豚の赤身を魚のすり身などで包んだ肉羹入り、そして珍しいイカのクチバシ入りの3種類のみ。それぞれの組み合わせも可能で、全部乗せも人気です。
午後3時の営業開始から客足が途絶えることがないほどの人気ぶりで、夜市といっても店内は清潔で入りやすい雰囲気ですよ。臭豆腐もあるので、台中っ子のように麺線と臭豆腐のセットに挑戦してみてみるのもアリですね。日本人には敬遠されがちな臭豆腐ですが、食べず嫌いは損、ぜひチャレンジしてみてください。
名称:正老牌麺線糊
住所:台中市南区合作街70-2號
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/BP2QdB
3. 英才大麺羹
大麺羹(ダーメンカン)とは台中の屋台料理。日持ちがしないので他の地方には伝えられることがなく、台中でしか食べられないようになった、といわれています。英才大麺羹は、台中の中心部にある大麺羹(ダーメンカン)の専門店です。
極太のうどんのような麺に干しエビベースのあっさりとしたスープ、玉ねぎフレーク、切干大根、ニラなどを混ぜて食べるとろっとしたあんかけタイプの麺料理で、ボリューム満点です。ニラの食感にもちっとした麺、絶妙な味付けのあんかけスープ、とやや重いので、途中で辛みを足したりして味変させながら食べるのもおススメです。
名称:英才大麺羹
住所:台中市北区英才路215號
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/r1JcNg
4. 三代目福州意麵老店
市場に旨いものあり!台中を代表する台中第二市場は、地元の人のグルメスポット。「三代目福州意麵老店」は、創業100年の台中第二市場の創業当時から店を構えているという、老舗中の老舗です。
意麵とは、小麦粉と卵から作った平打ちのちぢれ麺のことで、店内で打っている意麵はコシがあってツルっとした食感。これに肉そぼろとネギに黒胡椒に特製のタレをかけて、かき混ぜていただきます。
ほとんどの人がセットでオーダーしているのが、綜合魚丸湯という三種類の団子が入ったスープ。豚肉を魚のすり身で包んだものにカジキのつみれ、エビすり身のつみれと、それぞれの味や食感を楽しむことができるんです。地元の人に混じって市場で麺をすする。これですっかり台湾通の仲間入りですね。
名称:三代目福州意麵老店
住所:台中市中區三民路二段1之7號(第二市場内)
◎まとめ
今回は、台中で味わえるワンタン麺、麺線、大麺羹、乾意麵をご紹介しました。ほかにも台湾には、牛肉麺やビーフンなど、まだまだたくさんの麺料理があります。
最初はちょっと入りにくい感じの食堂風のお店も、台湾人が行列を作っていればまず味に間違いなし!美味しい麺料理を食べに、台中まで足を運んでみませんか。