名称:民生嘉義米糕
住所:台中市西屯區朝富路60號(全家便利商店旁)
台中は年間を通して過ごしやすい気候に恵まれ、多くの観光客が訪れます。レストランや茶芸館なども台北と比べてかなりスペースが広いのも、台中ならではといえるでしょう。美味しい物も多く、タピオカティーも台中が発祥の地です。そんな台中の中心ともいえる台中駅。その周辺にも美味しいものがたくさんあります。特に台湾ならではの朝食のお店は、朝から長蛇の列ができるほどの人気店もあります。あなたも地元の人に混じって、手軽で美味しい台湾式の朝食を体験してみてはいかがですか?ここでは、そんなあなたにおすすめの朝食のお店を紹介することにしましょう。
1、民生嘉義米糕
台湾語でおこわは米糕(ミーガオ)といいます。「民生嘉義米糕」は台中の駅前にあるおこわ屋さんです。このおこわ屋さんは朝しかやっていません。営業時間は毎日朝5時半から午後1時半まで。朝しかやっていないのに、ひっきりなしにお客さんが来る人気店です。
メニユーはおこわ(かつおだしスープつき)、味付きゆで卵、すり身団子、かつおだしスープ単品とこれだけです。おこわはもち米にしっかりと味が染みていて良い感じになっています。ゆで卵も味付けが絶品。これは行列ができてもおかしくありませんね。台中に行ったらぜひこのお店で朝食を!
2、王記菜頭粿
台中第二市場は、日本統治時代に建てられた市場です。当時は「新富町市場」という名前で、日本人向けの高価な商品を販売していたそうです。そして戦後、建築当時の華やかさは無いものの市場は懐かしいにおいを残したまま「台中第二市場」として再開されました。
台中駅からもほど近いこの市場は、朝食にもってこいのB級グルメが目白押しです。とくに「王記菜頭粿」は行列のできる人気店。常連さんは「三項」と呼ばれるメニューを注文します。「三項」は、大根もち、もち米ソーセージ、卵焼きの組み合わせなんです。ここの大根もちは焦げた外皮が無く、代わりに白くて弾力のある食感を楽しむことができます。またもち米ソーセージは、香りがよくパリッとした食感がたまりません。一度食べたらやみつきになりますよ。
名称:王記菜頭粿
住所:台中市中區三民路二段87號
3、李海魯肉飯
「王記菜頭粿」と同じ台中第二市場にあるのが、魯肉飯で有名な「李海魯肉飯」です。こちらのお店は朝5時から営業しています。魯肉飯を朝ご飯に食べるの?と思う人もいるかもしれませんが、台湾の人はよく食べているんですよ。市場の中には魯肉飯のお店がいくつかありますが、ここの魯肉飯は絶品です!
脂身混じりの豚肉が甘辛く煮込んであり、白いご飯の上にかかっています。柔らかく煮込まれた豚肉とご飯を箸で挟んで口に入れたら、もうとろけそうです。ガッツリ朝ご飯を食べたい人は、行く価値は十分にありますよ。
名称:李海魯肉飯
住所:台中市第二市場第98攤位(由中正路大門進入即可見到)
公式・関連サイトURL:https://www.walkerland.com.tw/poi/view/28585
4、呷七碗嘉義米糕
こちらも民生嘉義米糕の近くにあるおこわ屋さんです「民生嘉義米糕VS呷七碗嘉義米糕」なんて言うようなウェブページがあるぐらい、どちらも甲乙つけ難い人気店です。呷七碗嘉義米糕も、営業時間が朝6時から午後1時半まで。その上こちらも朝は大勢の人で混雑していて、行列ができています。
メニューはいたってシンプルで、おこわ、豚足、味付き卵、肉団子、肉スープ。かつおだしスープがセルフで自由に飲めるのも、このお店ならではの嬉しい特典です。おこわの上に煮込んだ豚肉とキュウリがのっていて、絶妙なコンビネーション。並んでも食べたくなる味だと、頷けます。思い出に残る台中の朝ご飯を食べに、出かけてみてはいかがでしょうか。
名称:呷七碗嘉義米糕
住所:401台中市東區建成路334-1號
◎まとめ
台中の朝にお腹を満たしてくれる美味しい朝食を紹介しましたが、いかがでしたか?台中駅は観光の拠点としても便利です。駅に近いホテルに泊まって、台湾ならではの美味しい朝食を探しにブラっとお散歩に出かけましょう。旅の思い出に残る、素敵な出会いがあるかもしれませんよ。