台中まで足をのばしたくなる?行く価値大アリのカフェをご紹介

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台中まで足をのばしたくなる?行く価値大アリのカフェをご紹介

台北から台湾高鐵(台湾新幹線)に乗ると、一時間ほどで台湾で一番住みやすい街ともいわれる台中へ到着します。高鐵台中駅とは別の台鐵台中駅の近くには、日本統治時代の1911年に建てられた旧台中市役所があります。

ほかにも、話題の第7期再開発エリアには高層ビルが建ち並び、街の中にはレトロな商店街や、お線香が煙る廟が変わらぬ佇まいで今も残っています。そんな過去と現在が混ざり合う台中にある、「ここを目的にはるばるやって来ました!」と思うような素敵なカフェをご紹介します。

目次

台中まで足をのばしたくなる?行く価値大アリのカフェをご紹介

1. 無為草堂

台中のおすすめカフェ1軒目は、無為草堂です。錦鯉の泳ぐ池を木造の回廊と建物が囲む、静かなお屋敷が台中市内の繁華街の一角にあります。畳張りの部屋もあり、昔の日本建築の面影も溶け込んでいるような造りのお茶屋で、日本人にとっても心が落ち着く場所でしょう。

カフェというより、茶藝館という表現がしっくりくる一軒です。茶藝とは、形式にとらわれ過ぎずお茶を美味しく楽しく味わう、という概念をもとに台中で発祥しました。さまざまな銘茶が揃うなかでも、高山で育った烏龍茶がおすすめです。烏龍茶にも驚くほど種類があるので、いろいろ味わってみるのもいいですね。台中にありながら、台湾を代表する名茶藝館といえます。

2. 春水堂

台中のおすすめカフェ2軒目は、日本でもすっかりお馴染み「タピオカミルクティー」の発祥のお店「
春水堂」です。台中の春水堂創始店の入り口には「世界珍珠奶茶発源地」と書かれたレリーフがあります。1988年に生みだされた「珍珠奶茶」は、またたく間に台湾中に広まり、2013年の代官山店を皮切りに、日本でも店舗を増やしています。

太めのストローで吸うと、口の中にドドドッと流れ込むタピオカの食感が楽しいですよね。春水堂のタピオカはやや小さめで、食べやすいサイズです。タピオカミルクティー以外にも、春水堂は料理のメニューも充実しています。台中市内に店舗がいくつもあるので、ちょっと休憩したい時に気軽に立ち寄れるおすすめのカフェですよ。

3. 秋山堂

台中のおすすめカフェ3軒目は、秋山堂です。上でご紹介したタピオカミルクティー発祥のお店「春水堂」の創始者が、お茶の更なる深みを追求して開いたお店です。「春」に対して「秋」の名前がついているのがシャレてますね。

国立台湾美術館の敷地内に併設されている秋山堂では、選りすぐりの高山茶の中でもとくに希少価値の高い、春茶と冬茶のみを扱っています。店内ではお茶の教室も開かれているので、台湾茶の深みを味わうために講習を受けてみるのもいいですね。また、店内に展示されている素敵な茶器は購入もできます。美の余韻に浸りつつ、希少なお茶と一緒に茶菓も愉しめるおすすめの1軒です。

4. 宮原珍奶

台中のおすすめカフェ4軒目は、宮原珍奶です。「宮原眼科」って知っていますか?日本統治時代の1927年、鹿児島県出身の宮原武熊氏が台中に開業した眼科医院の建物を、大幅にリフォームして開業したカフェレストラン兼スイーツショップです。「宮原眼科」の名前をそのまま残してあるのがユニークですね。

建物の溜息のでるような素晴らしさと、併設されているアイスクリームショップの人気で、台中の注目スポットになりました。そんな宮原眼科の一階にタピオカミルクティー専門の「宮原珍奶」があります。宮原ブランドの紅茶から作られたミルクティーと、大粒のタピオカが特徴。台中で話題の観光スポット「宮原眼科」を訪れた際は、休憩がてらにぜひ寄ってみてください。

◎まとめ

台中市内でおすすめしたいカフェを4軒ご紹介しました。「カフェ」という言葉から想像するイメージとはちょっと違う世界観の「茶藝館」から、有名タピオカミルクティー発祥のお店まで、台中のカフェは実にバラエティが豊かです。ここへ行きたいがために台中まで足をのばす、という旅の目的になるような1軒をご紹介できたなら幸いです。

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