名称:逢甲夜市
住所:台中市西屯區福星路~文華路~逢甲路
今回は、台中の夜市についてご紹介します。夜市といえば、台湾の夜の観光の代名詞といっても過言ではないところで、ガイドブックなどでも必ず紹介されています。
夜市というのは、中華圏や東南アジアで、夕方から夜中にかけてオープンする飲食、衣料、雑貨店などの集合体のことを指します。台湾第3の都市台中にも、あちこちに夜市があるんですよ。さっそく見ていきましょう。
1. 逢甲夜市
台中で一番有名な夜市といえば、逢甲夜市です。逢甲夜市は文華路、西屯路、逢甲路に囲まれたエリア一帯のことを指します。近くに逢甲大学があることもあり、多くの若者で賑わっています。一番の見どころは逢甲大学~西屯路交差点のエリアで、多くの屋台の他にカフェや雑貨、衣料品がずらり!場所によっては非情に混雑するので、複数人で訪れる場合は、はぐれたときの待ち合わせ場所などを決めておくとよいでしょう。
難点としては、台鐡台中駅からバスで20分ほどかかることです。無料シャトルバスがあるのでありがたいのですが、週末になるとぎゅうぎゅう詰めになってしまうので、タクシーで行くことをオススメします。
2. 中華路夜市
中華路夜市は台中で最初にできた夜市で、歴史がある場所です。最初にご紹介した逢甲夜市はしっかり観光地化していますが、中華路夜市はローカルな夜市として地元の人たちで賑わっています。中華路夜市には老舗と呼ばれている名店がたくさんあり、創業50年以上というお店なども少なくありません。変に観光地になっていない、本場の台湾屋台料理を堪能することができますよ!
アクセスは逢甲夜市より簡単で、台中駅前の中正路をまっすぐ歩いていくと到着します。中華路夜市はローカル感が満載なので、場所によっては薄暗く治安が悪そうなところもあり、人がいないところにはあまり近づかないほうが賢明です。また訪れる際は、最低限の持ち物だけ持参し、貴重品はホテルに置いておくようにして下さい。
名称:中華路夜市
住所:台中市中区中華路
3. 龍富観光夜市
大台中龍富観光夜市!!
— ♨️烏龍マスク🫖 (@kotekote70) November 28, 2015
どうでぇ〜
名前がスゲェだろ〜!!! pic.twitter.com/TcMYuvbt3N
龍富観光夜市は、以前は文心南路夜市という名前でした。逢甲夜市や中華路夜市と違ってあまり大きな場所ではなく、こじんまりした夜市です。お子様連れの方に喜ばれる場所で、日本の温泉街の遊技場(ゲームセンター)のようなお店がたくさんあります。UFOキャッチャーやビンゴ、射的などの他に、簡易遊園地まであるんですよ!日中に訪れるととても閑散としていますが、夕方からだんだん出店準備が始まり、夜になると賑やかな場所に一変します。
龍富観光夜市へのアクセスは良好で、台中駅から無料シャトルバスを使って約15分で行くことができます。台中に限らず、夜市は既存のエリアが狭くなり郊外に移っていることも多いですが、ここは街の中心に残っている貴重な場所です。
名称:龍富観光夜市
住所:台中市南屯区五権西路二段&向上路三段龍富十七路付近
4. 忠孝夜市
最後にご紹介するのは忠孝夜市です。忠孝夜市は味に定評のある夜市で、美味しくて安いお店がいっぱい並んでいます。30~40年以上営業を続けているお店も多々あり、台中以外からも忠孝夜市へ夜食を求めてやってくる台湾の人達もいます。観光客が少なく、こじんまりとした夜市です。忠孝夜市ではとくに小吃が美味しいと有名なので、試してみてくださいね。
車の往来が多い大通りにもかかわらず、十分な歩行スペースが確保されていないのが難点。事故には十分に注意してください。
名称:忠孝夜市
住所:台中市南区忠孝路
◎まとめ
台中の夜市について説明してきました。台中の夜市といてば、たいていこの4箇所のどれかを指します。初めて台中を訪れるなら、まずは規模が大きくて賑わっている逢甲夜市がおすすめです。熱気に圧倒されること間違いなしですよ!
台中に慣れてきたら、龍富観光夜市や忠孝夜市などの地元密着の夜市に行かれてみてはいかがでしょう。台中へは日本各地からの直行便でまず台北へ飛び、そこから高速鉄道でわずか1時間で着けますよ。