名称:サイエンスワールド(岐阜県先端科学技術体験センター)
住所:岐阜県瑞浪市明世町戸狩54
公式・関連サイトURL:http://www.sw-gifu.com/
瑞浪市は岐阜県の南西部にある人口4万人ほどの町です。かつては中山道の宿場町として栄えました。瑞浪市内には中山道に関係が深い歴史・文化観光スポットの他、子供と一緒に学べる科学ミュージアムに、ダムや渓流と言った自然観光スポットがあるため、のんびり観光できます。今回はそんな瑞浪市から観光で訪れたいスポットを4つ厳選しました。
目次
自然と歴史と科学の文化が豊かな岐阜県瑞浪市のおすすめ観光スポット4選
1. 科学の不思議を瑞浪で学ぶ「サイエンスワールド」
「科学の驚きや不思議を通して、子どもたちの感性を育てる」ことを目的として運営されているのが瑞浪市民公園のサイエンスワールド(岐阜県先端科学技術体験センター)。まるで縁日に来たようなワクワクを親子で観光できるスポットです。
館内には実験やワークショップに参加できる4つのサイエンスラボと、ユニークなサイエンスショーが楽しめるレクチャーラボを中心に、その他ギャラリーや実験工房があります。近くで見たり触れたりしながら、科学のセンスを養うことができると評判です。中にはニュートリノと呼ばれる、何とも理解が難しい素粒子について学べるコーナーもあって、これが分かれば将来ノーベル物理学賞も夢じゃありません。
長期休暇期間はサイエンスフェアの他、科学研究相談(主に夏休み)と呼ばれている自由研究の相談コーナーも開催。他の人よりも斜め上を行く研究発表をしたいなら、観光の際に立ち寄ってください。
2. 瑞浪市の隣、恵那市の道の駅「おばあちゃん市山岡」と「小里川ダム」
瑞浪市の中心部から南西方向へ行くと高さ114m、幅331m、75万立方mの小里川ダムが姿を見せます。恵那市ですが、車なら約20分でアクセスできるため、おすすめの観光スポットとして紹介します。
小里川ダムは直線と曲線のフォルムが美しいとダムマニアの間でも人気です。ダム管理所の資料館ではダム内部を無料で自由に観光可能です(こんなダムは結構珍しいですよ)。中では岐阜県南東エリアの水害とダムの役割の歴史を知ることができてなかなかの面白さ。最大の見どころは、エレベーターでダムのふもとまで行けること。下から見上げるダムは迫力があって、観光のいい思い出になるでしょう。
ダムのすぐ横には、大きな水車がシンボルの道の駅「おばあちゃん市・山岡」があります。名前の通り、故郷のおばあちゃんのような懐かしさと温もりがあふれる道の駅で、食事処では里山の旬味をふんだんに使った「おふくろの味定食」が食べられます。お土産にはこの土地名産の寒天を使った商品や手製の総菜・調味料をどうぞ。種類豊富なので、観光のお供・旅の思い出にひとつ買っていきましょう。
名称:小里川ダム/道の駅「おばあちゃん市山岡」
住所:岐阜県恵那市山岡町田代1565-21
公式・関連サイトURL:http://www.cbr.mlit.go.jp/shonai/origawa/
3. 瑞浪市の歴史文化を観光「中山道・大湫宿」
出典: Hiroaki Sakuma (CC BY-SA 2.0)
中山道には江戸日本橋から京都の三条大橋まで69の宿場がありますが、瑞浪市には47番目の大湫(おおくて)宿と48番目の細久手(ほそくて)宿があります。瑞浪の中山道は登ったと思ったら今度は下りというように急勾配が続く難所としても有名で、多くの中山道ウォーカーたちも見に来る観光スポットです。
明治天皇の妹・皇女和宮が将軍家降嫁の際に中山道を通りましたが、瑞浪の大湫宿はその和宮が疲れた体を癒すために泊った由緒ある宿場。日本一の長さの石畳道に案内石碑、和宮の心情が心を打つ歌碑、高札場など、当時の面影を残す観光ポイントがたくさんです。街道のほとんどは自然歩道として整備されているので、街並みや名所を観光しながらハイキングがおすすめです。
名称:中山道・大湫宿
住所:岐阜県瑞浪市大湫町
公式・関連サイトURL:http://www.nakasendo.gifu.jp/
4. 瑞浪市自慢の竜と7つの滝「竜吟の滝」
仲睦まじい雄竜と雌竜が呼び合ったという素敵な伝説が残る人気観光地・竜吟峡。爽やかな森と渓流が散策できるネイチャースポットで、観光客のみならず瑞浪市民からも愛されています。入口では「ドラゴン21」という夫婦円満の守り神が出迎えくれます。タマゴの中から今にも飛び出しそうな龍は迫力大で、まずはここで記念撮影!という感じでしょうか。
散策道に入って進んでいくと、またもや龍や竜の卵のオブジェが突然現れるので、これも忘れずに撮影して行ってみましょう。散策道には16mの滝、赤い橋がかかる二の滝、三の滝・えびす・あんま・昇竜、梵天の滝と、大小様々な表情を持った滝があります。すべてハイキングコースになっていて、瑞浪の豊かな自然の景勝が観光できます。7連続する滝は貴重なのでしっかり目に焼き付けて行ってくださいね。
散策道には「七滝の小径」や「せせらぎの小径」「やすらぎの小径」「こもれびの小径」という素敵な名前が付いていて、水晶山の山頂まで足を伸ばせば竜吟湖、遠くは恵那山、中央アルプスが一望できます。
名称:竜吟峡 竜吟の滝
住所:瑞浪市釜戸町
公式・関連サイトURL:http://www.city.mizunami.lg.jp/docs/2014092903123/
◎まとめ
瑞浪市(と一部恵那市)では自然と科学を存分に楽しめる観光スポットがいっぱいです。今回紹介した以外にも陶磁器資料館や化石博物館(いずれもサイエンスセンターのすぐ近く)といったミュージアムがあるので、小学生の子供がいる家族の夏旅行にピッタリではないでしょうか。
瑞浪市から東側の恵那市、中津川市の方まで足を運べば、更に豊かな岐阜県の自然が待っています。夏の暑い時期に涼を求めて旅するにはピッタリの観光エリアなので、7~9月に観光旅行を計画している方はぜひ瑞浪市に行ってみてください。
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