本州とうどん県の入り口・坂出市を結ぶ瀬戸大橋周辺のおすすめ観光地4選

本州とうどん県の入り口・坂出市を結ぶ瀬戸大橋周辺のおすすめ観光地4選

「うどん県」の名でも知られる讃岐うどんの本場・香川県。本州の岡山県倉敷市と、その香川県の入り口に位置する坂出市を結ぶ橋が瀬戸大橋は、四国観光のための重要な連絡橋です。瀬戸大橋は鉄道道路併用橋で、自動車道と鉄道の線路が2層式になっている橋では世界最長といわれ、総延長は13.1Kmあります。

坂出市番の州緑町には瀬戸大橋タワーが建てられ、ここから大橋が一望できるなど、この橋自体が観光名所になるほど素晴らしい建築物です。橋脚を支える各島々は全て坂出市の島で、櫃石島や与島は観光スポットにもなっています。今回はこの大橋のビュースポットを中心に魅力的な観光地を4ヶ所紹介します。

目次

本州とうどん県の入り口・坂出市を結ぶ瀬戸大橋周辺のおすすめ観光地4選

1.瀬戸大橋と瀬戸内海を行き交う船の絶景スポット「瀬戸大橋記念公園」

出典: nimame

1988年に完成した瀬戸大橋。実際に走って渡ってみるのも良いですが、間近で眺めたり、その歴史や工事の過程、建設のために考え出された最新技術などを勉強したりするのも楽しみの一つではないでしょうか?香川県坂出市番の州緑町には、同県では初めての道の駅と併設された「瀬戸大橋記念公園」があります。

この記念公園は、本州側に向けて伸びる瀬戸大橋と瀬戸内海を行き交う船の軌跡が見られる絶好のビュースポットです。その他、瀬戸大橋建設に関する資料の展示室や、紹介映像を鑑賞できるブリッジシアターが備えられた瀬戸大橋記念館があり、坂出市の人気観光スポットになっています。館外には水の回廊、大橋建造品の展示広場、浜栗林庭園、マリンドームなど見どころも満載です。

2.坂出市の歴史を知るのに最適な場所「坂出市郷土資料館」

出典: ja.wikipedia.org

瀬戸大橋を渡り坂出市に出向いたら、先ずは郷土資料館で坂出市について勉強してみてはいかがでしょう?歴史を感じる資料館の建物は大正8年に建てられた坂出商業学校を解体し、他の場所に移築したもので、現存する市の学校建築物では最も古い建物。市の文化財にも指定されています。

館内には塩田による塩の生成で栄えた当市の歴史や道具、その他民俗資料や歴史資料などが収蔵され、入館料無料です。かつての塩田跡地には太陽光発電のメガソーラーが稼働していますが、過去の歴史を知った上で市内観光に出掛けられると、より一層奥の深い観光が楽しめます。

3.瀬戸大橋中央からのパノラマビュースポット「与島パーキングエリア」

出典: commons.wikimedia.org

瀬戸大橋は10の橋が、途中5つの島によって支えられて開通しています。その離島の中で最も面積が大きく、瀬戸大橋唯一のパーキングエリアが設置されているのが与島です。与島は倉敷市(本州)と坂出市(四国)のほぼ中央にあり、瀬戸大橋を眺めるにはこれ以上ない絶好のビュースポットです。与島プラザの展望台に登れば、瀬戸内海を眺めるパノラマビューが素晴らしく、しばし時間の経つのを忘れてしまいます。

坂出市に属するこの島は、うどん県の香川らしく、当PAにも「架け橋夢うどん」というセルフサービスのさぬきうどん店があります。その他与島ラーメンなどの食事ができるフードコートも完備され、讃岐うどんなどのお土産物も豊富にあるので、坂出観光の帰りに立ち寄るのがおすすめです。

4.瀬戸内大橋に沈む夕日の絶景ビューポイント「大崎山園地」

香川県のほぼ中央に位置する五色台は県内でも人気の観光スポットです。ここは坂出市と高松市にまたがり、それぞれに瀬戸内海の絶景ポイントがいくつかあります。大崎山園地は中央に駐車場、東西に第一園地と第二園地があり、それぞれを遊歩道でつなぐ配置になっています。

この園地の象徴が流政之氏の「またきまい」というモニュメント。「またきまい」とは香川県の方言で「また来てください」の意味で、何度も訪れたくなるような絶景が楽しめます。特におすすめは瀬戸内海に仲良く浮かぶ小槌島と大槌島の景観。そして瀬戸内の水面を真っ赤に染めながら瀬戸大橋に沈みゆく夕日です。

◎まとめ

瀬戸大橋は世界最長の鉄道道路併用橋というだけでなく、これほど長い吊橋に鉄道を走らせるための新技術が数多く開発された、日本の技術の粋を集めた橋です。そして香川県だけではなく、四国全県に多くの観光客を呼び込みました。今回は瀬戸大橋周辺の観光スポットを中心に紹介しましたが、坂出市には様々な資料館や美術館も多く、白峰宮や白峯寺といった立派な社寺もたくさんあります。城山温泉などほっこりできる観光スポットも魅力的です。

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