マン島はイギリス連邦のブリテン島とアイルランドの間にある島です。ブリテン島からフェリーで3時間ほどの距離ですが、イギリス連邦には属しておらず、独立国でもありません。イギリス王室の属領となっている島なので、文化的にもほぼイギリスに近いですが、お土産もマン島独特のものがあります。マン島のお土産にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
1.TTレースグッズ
マン島で最も知られていることが、マン島TTレースと呼ばれるバイクレースです。島全体をあげての一大行事になっていて、島中の公道をサーキットにして開催されています。
マン島といえばバイクレースというほど有名なので、お土産ものとしてもTTレースグッズがたくさん見つかります。バイクの模型からはじまり、バイクのプリントのTシャツやキャップ、ワッペンなどのアパレルもあって、さらにはステッカーやマグカップなど、あらゆるグッズがお土産として売られています。マン島独特のものなので、バイク好きな人には最高のお土産になるでしょう。
2.通貨と切手
マン島は淡路島くらいの大きさの島で、人口も8万人ほどです。国としては少し小さく、公共のインフラや軍隊、外交などはイギリスに依存しているといえます。
通貨に関してもマン島独自の通貨があるものの、イギリス・ポンドも問題なく使うことができるので、マン島の紙幣やコインなどはそのままお土産にもなります。また、マン島TTレースの記念コインや、記念切手も発行されていますよ。マン島独特なお土産としてコレクターには特に喜ばれるでしょう。
3.マン島のシンボル三脚巴
マン島の旗にもデザインされているのは、三脚巴と呼ばれる伝統的な文様です。トリスケリオン、あるいはトリスケルとも呼ばれています。膝を直角に曲げた足が3本、脚の付け根を中心として風車状に組み合わされた、独特な形状をしたマークです。
マン島のシンボルマークとして親しまれているので、色々なところで見ることができます。お土産としてもたくさん扱われていて、バッジやキーホルダー、マグカップやハンカチなどバリエーション豊富なグッズが売られています。独特なデザインなので目に留まりやすく、お土産にもしやすいでしょう。
4.マンクスキャット・グッズ
猫好きな人へのお土産として最適なのが、マンクスキャット・グッズです。マンクスキャットはマン島に固有の猫。尻尾がなくて、ウサギのような歩き方をする、独特な猫です。ノアの箱船に最後に乗った動物で、ドアが閉められるギリギリに乗りこんだせいで尻尾が挟まれて切れてしまったとか、実は猫とウサギの間にできた子の子孫だとか、色々な説話がある不思議な猫です。
マンクスキャットをモチーフにしたお土産物もたくさん。バッチやワッペン、ハンカチなど、お土産にもしやすいグッズが多く見つかります。
5.鉄道グッズ
マン島は鉄道でも有名です。今でもマン島の首都ダグラスを起点に、1874年に開通した蒸気機関車が走っています。他にも1893年に開通した路面電車も街なかを走っていたり、1895年から走っている登山鉄道があったりと、マン島にはいくつか路線があります。
首都ダグラスから蒸気機関車に乗って25キロほど行った終点のポート・エリンに、マン島鉄道博物館があります。もし鉄道に興味があったら自分へのお土産に、鉄道好きの友人がいればマン島のお土産に、ここでマン島の鉄道グッズを探してみてはいかがでしょうか。
◎まとめ
マン島はイギリスのようでイギリスではない、政治的文化的にも独特な島ですが、コイン・切手・バイク・猫・鉄道など、ここにしかないお土産がいくつもあります。好きな人には喜ばれるお土産がたくさん手に入りますよ。贈る人のことを考えながらお土産を選ぶのは楽しいですよね。お土産物探しの醍醐味も味わえることでしょう。