アンデスの山奥にある石の神殿!ペルーの世界遺産チャビンの考古遺跡

画像出典:DC_Colombia

アンデスの山奥にある石の神殿!ペルーの世界遺産チャビンの考古遺跡

目次

アンデスの山奥にある石の神殿!ペルーの世界遺産チャビンの考古遺跡

チャビンの考古遺跡のおすすめポイント3

石の建造物

出典: marktucan/shutterstock

チャビンの考古遺跡は、正式には「チャビン・デ・ワンタル」というもの。3000年も前に建設が始まったこの遺跡の特徴は、切り石を幾重にも積み上げて造られた建造物。石の大きさは様々ですが、紀元前の時代に3400mにもなる高地でどのように石を積み上げたのか、興味深いですよね。

遺跡の中心には神殿があり、旧神殿と新神殿のふたつが隣り合って建っています。1000年ほどの間に、少なくとも3回は修復され、大小の石を組み合わせた耐震設計が施されました。また対になった白黒の石柱には、ハヤブサの姿をした雌雄の神が彫られています。チャビンは対称性を重んじ、多くの彫刻や建造物にそれが表れていますよ。神殿は、アンデスから溶け出る氷河の流れを利用した排水溝が設けられていて、その水が回廊を流れるときに出す音はジャガーのうなり声に例えられました。

地下通路

出典: marktucan/shutterstock

この遺跡の地下には、迷路のような通路が縦横無尽に張り巡らされており、観光ツアーで歩くことができます。遺跡東側の「旧神殿」の奥深いところに「ランソン」と呼ばれる楯があります。約4.5mの細長い石柱に、蛇の髪とネコ科の動物の顔を持つ異形の神が彫り込まれているもので、細い回路を通って来た先にこの楯が見えると、畏敬の念が沸き起こるそうです。

現在はガラス張りになっていてライトアップされているのですが、その威圧的な姿は必見!またジャガーやコンドル、蛇やコウモリなどの要素が組み合わさった動物神はチャビン文化のシンボルで、今も地下通路のあちらこちらで見ることができますよ。また神殿内部には、神への奉納品や儀式の道具、楽器として使われたほら貝などが多数収められ、その一部はリマの国立人類学考古学博物館で見られます。

宗教的シンボル

出典: Inspired By Maps/shutterstock

チャビンの考古遺跡には、多くの動物神が祀られています。その中で「チャビンネコ」と呼ばれる翼を持ったジャガーは特に有名。また、チャビンで最も美しい浮き彫りといわれる「ライモンディの石碑」や、旧神殿中央部の祭室に立つ神体「ランソン像」なども必見です。

「テーヨのオベリスク」や「カベッサ・クラバ」という石柱にも見事な彫刻が施されているので、ぜひ見てみてくださいね。

◎まとめ

世界遺産チャビンの考古遺跡は、マヤ文明からインカ文明への歴史の中継点で栄えました。厳しい自然の中で石の文明を作り上げたチャビン文化は後のアンデス文明の基礎となり、後世に受け継がれていきました。訪れるのはなかなか難しい場所にあるのですが、ぜひ観光に行ってみてください。

ペルーには他にもナスカの地上絵やマチュピチュ遺跡など、世界遺産がそろう文化遺跡の宝庫。日本からは遺跡を回るツアーもあるので利用するのもおすすめ。楽しい世界遺産の旅に出掛けてみてはいかがでしょうか。

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