軍艦好きにおすすめ！広島県呉市とっておきスポット4選ご紹介

広島県の呉市は瀬戸内海の島々に面し、観光地として人気の場所です。この地を1度訪れてみたいと思っている人は多いかと思います。明治時代からこの地は海軍や海上自衛隊の拠点でもありました。呉を舞台にしたテレビドラマや映画は多く、「男たちの大和」や「坂の上の雲」などで有名になった場所です。ドラマ等を見て呉市を訪れたいと思った方もいることでしょう。

古くから造船が盛んに行われてきた地であり、造船関係に興味がある方にはたまらない街でしょう。海軍関係の歴史などもここで知ることが可能です。広島県入りの際は、ぜひ呉市にも行ってほしいところです。ここでは呉市のとっておきのスポット4選を紹介したいと思います。

1. 迫力の戦艦大和に大興奮！「呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)」

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)は軍艦好きにたまらない場所です。軍艦等が好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。古くから呉市は造船業が盛んで、かつての海軍の拠点であり、また現在も海自の拠点となっています。

ここでぜひ見ておきたいのが巨大なスケールの戦艦大和の模型です。実際の戦艦大和はここに展示されているものの10倍ほどの大きさとなります。縮小版ですがそれでもかなりリアルです。潜航艇なども展示されており、見ていると興奮してきます。こんなリアルなものを見る機会はそうそうないことでしょう。

その他戦闘機についてもぜひ見てほしい展示物です。過去の戦争で使われたのだなと実感することでしょう。

2．レトロな軍港の面影を感じる「アレイからすこじま」

アレイからすこじまは日本国内でも間近で潜水艦を見られるスポットです。桟橋の公園は海上自衛隊の潜水艦が停泊する場所でもあります。ここは旧海軍のクレーンもあります。

アレイからすこじまの向かい側はかつて海軍工廠だった場所です。現在も建物が残っており、レンガ造りのレトロな建物となっています。ここは軍港として明治時代から昭和初期まで使われていた場所です。かつての軍港の雰囲気が残っている貴重なスポットでもあります。

軍艦等はあまり興味がないといった方もここからの眺めは美しく、おすすめです。日本の歴史についても知ることができるスポットですので、機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

3. 古くからの海の玄関口で映画『海猿』のロケ地「呉中央桟橋ターミナル」

呉中央桟橋ターミナルは大和ミュージアムの隣にありますので、あわせて観光するといいでしょう。呉はまさしく軍港の街で、明治時代から軍艦等の生産がなされてきました。現在も米軍や海上自衛隊の拠点の1つとなっています。

ここは現在、フェリーターミナルとして利用されています。フェリーに乗って江田島や愛媛県の松山まで出かけるのも良いですね。皆さんも映画「海猿」はご存じかと思いますが、ここは「海猿」のロケ地でもあった場所です。ファンにはたまらないスポットでしょう。

この周囲は旧海軍のスポットがいくつかあります。現在も残されている貴重な展示物も多いので、ぜひ巡ってみましょう。中には実物が多く、迫力も満点です。最近は海外からのゲストも多く訪れるようになりました。平和が見直される今、注目されている観光スポットでもあります。

4. お気に入りの一筆が見つかる「筆の里工房」

呉市から少し離れて、安芸郡熊野町に移動してみましょう。

筆の里工房は書道に興味がある方におすすめのスポットです。熊野筆についてはみなさんも耳にしたことがあるはず。ここはまさしく熊野筆に関する博物館です。書道の筆で国産のものは、その8割ほどが熊野町で生産されており、大抵のものは熊野町のものといっても過言ではないほどです。

筆の里工房では筆の歴史や筆づくりについて紹介しています。どういう風に作られているのか、興味深いところです。実物も販売しているので1つご購入してみてはどうでしょうか？書道等をしている方にはぜひ訪れてほしいスポットです。女性の方は、メイクのために自分のこだわりの筆をここで調達するのも良いでしょう。

◎「この世界の片隅に」の舞台にもなった呉市を歩こう

呉は軍艦をはじめ、見どころ満載のスポットが実に多い場所です。戦前からの歴史を学びたい人や軍艦等が好きな人はぜひ行ってほしいスポットでもあります。呉には現在も戦前から利用されていた展示物が残っています。

大変貴重な展示物なので1度は見たいところです。大和ミュージアムの戦艦大和などもおすすめです。見どころが多数あり迷いますが、効率よく見れるよう事前に下調べしておくことをおすすめします。

軍艦好きにおすすめ！広島県呉市とっておきスポット4選ご紹介