世界一早く新年を迎える国【キリバスのビザ】

画像出典:EvaKaufman

世界一早く新年を迎える国【キリバスのビザ】

バナバ (Banaba)、北ギルバート諸島 (Northern Gilberts)、南ギルバート諸島 (Southern Gilberts)、中央ギルバート諸島 (Central Gilberts)、ライン諸島 (Line Islands)、タラワ (Tarawa)の広範囲に及ぶ6つのエリアから成り立つキリバス。この国が世界一早く一日を迎えるのには理由があります。かつてはキリバスでは国内を日付変更線をまたいでいたため、エリアによって日付が異なりました。1995年に日付変更線を東側にずらしたことで、この問題は解決され、国民はもちろん、私たち観光客にとっても日付が変わる問題を気にせず過ごすことが出来るようになりました。キリバスへ訪れる際のビザの仕組みついて紹介します。

目次

世界一早く新年を迎える国【キリバスのビザ】

キリバスのビザの仕組み

キリバスへ日本人が観光で訪れる場合は、パスポートと出国の航空券があれば、査証なし(ビザなし)で30日訪れることができます。フィリピンなどの島国でもよく見られますが、この国も必ず往復航空券の所持が義務付けられています。ビザなしでの片道航空券のみ(キリバス出国の航空券を未所持の場合)は、入国拒否となる場合もありますのでお気をつけください。もし30日以上キリバスへ滞在する場合には、事前にビザが必要となります。各ビザの発行の事務手続日は、月曜日木曜日 (11:00~17:00)となりますので、申請は事前に余裕をもって行うようにしましょう。また滞在に当たっては地にて滞在延長手続きできる場合がありますので、詳細はキリバス領事館へお尋ねください。

キリバスのビザの種類

SINGLE VISA(シングルビザ)3ヶ月有効

キリバスの3ヶ月有効のシングルビザは、キリバス入国時に一度きりのみ有効なビザです。入国後に一度でもキリバスを出国してしまうと例え3ヶ月以内であっても、二度目のキリバス入国時には使用できなくなります。各キリバスのビザ申請には、申込書内の渡航理由(PURPOSE OF JOURNEY TO KIRIBATI)にて商用、観光、公用、外交いずれかを記入し申請します。
<必要書類>
申請書2枚 (サインが必要)
写真2枚 (5×4cm)
予約の確約された航空券のCOPY (OPEN不可) 旅行会社発行の日程表
※詳細はキリバス領事館にお尋ねください
3ヶ月有効期限のあるパスポート
申請費用 2,000円 (一般旅券)外交(グリーン)・公用(茶)パスポートの場合は無料。

MULTIPLE VISA(マルチプルビザ)6ヶ月有効

MULTIPLE VISA(マルチプルビザ)の場合は、6ヶ月有効となります。(法の改正や、領事の判断により変わる場合もありますので、最新情報についてはキリバス共和国名誉総領事館へご確認ください。)マルチプルビザの場合は、査証料が2000円から5000円になります。また、申請にあたっても名誉総領事の承認が必要となります。

シングルビザと合わせもうひとつあるのが、マルチプルビザ(6ヶ月)です。これは6ヶ月ビザの有効期間内であれば何度でもキリバスを出入国が可能です。申請費用はシングルビザが2000円なのに対し、マルチプルは5000円となります。ビザ発給にあたっても、事前の名誉総領事の承認も必要となります。
<必要書類>
申請書2枚 (サインが必要)
写真2枚 (5×4cm)
予約の確約された航空券のCOPY (OPEN不可) 旅行会社発行の日程表
※詳細はキリバス領事館にお尋ねください
6ヶ月有効期限のあるパスポート
申請費用 5,000円 (一般旅券)外交(グリーン)・公用(茶)パスポートの場合は無料。

◎まとめ

太平洋のど真ん中に浮かぶリゾートアイランド、キリバスのビザの仕組みについていかがでしたか。ビザなし渡航が可能な国ではありますが、キリバス出国する航空券を所持していなければ、入国拒否となる恐れがありますのでお気をつけください。またビザ申請時も、パスポートの有効残存期間にもお気をつけください。せっかく訪れる南の島ですので、30日だけでなくのんびりと滞在するのもいいですね。各ビザ申請に関する詳細は、キリバス共和国名誉総領事館に事前にご確認の上行うようにしましょう。

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