アフリカ北東部の小さな国ジブチ。国土は小さく、自然環境は過酷です。気温が45度を超えることも!国の主な収入源は中継貿易や他国軍の駐留による利益・エチオピア鉄道による利益と言われています。ジブチには自国産業がほとんどありません。
そんなジブチのお土産とはなんでしょう。ココではジブチのお土産をいくつかご提案します。
1.アルサル湖の塩
ジブチのお土産と言えば、アルサル湖の塩と言っても過言ではありません。アルサル湖は首都ジブチから西に100km行った、海抜-157mにある珍しい塩湖です。その塩分濃度はイスラエルの死海以上だとか!
アルサル湖ではお土産として塩が売られていますが、その形が変わっています。ビーズぐらいの大きさからからピンポン玉ぐらいの大きさまでの球体をしていて、ビニール袋やペットボトルに入れて売られています。インターネットなどでは「パール塩」と言われ販売されていますよ。他にも水晶のように見える塩の結晶や、動物の骨を湖に浸して出来た、塩の不思議なオブジェなどもありますよ。ジブチのお土産として塩はいかがでしょうか。
2.軽石のおもちゃ
シブチ産のお土産にこだわるなら、軽石のおもちゃはいかがでしょうか。観光地へ行くと軽石で作られた、ラクダや車・カメラのおもちゃが売られています。
軽石で作られたラクダの背中には、人が乗るためのクッションが置かれていて本格的です。軽石で作られて車の窓やカメラのレンズはガラス瓶をリサイクルしたものがはめ込まれています。おもちゃの他に小物入れなどもありますよ。
軽石なので、持ち運びが大変かもしれませんが、軽石のおもちゃなんて、他ではあまり見かけないですよね。産業のないシブチでよく考えたなと思いませんか。ちょっと個性的なお土産になりますよ。
3.イエメン製品
産業のほとんどないジブチ。お土産物屋さんを回ってもケニア産の木彫りのお土産や、アジア産の布と言った具合に他国から来たものがほとんどで、シブチのお土産があまりありません。ただ逆に言えば、シブチで近隣諸国のお土産を買うことが出来ると言う事です。さすが貿易の中継地となる国ですね。
その中で、イエメンのお土産はいかがでしょうか?イエメンは治安情勢が安定しないことから、旅行をすることを控えている方も多いはず。イエメンの男性が持つ装飾刀やラピスラズリなどのアクセサリー・銀製品などをジブチで買うことが出来ますよ。
アフリカのお土産を扱うお店は町中にいくつもありますので、ジブチ産にこだわらなければアフリカらしいお土産は困りません。そんな中、イエメン製品はいかがでしょうか。
4.フランス製品
過去フランス領だったジブチ!町の中心地を歩くと、フランス領だった名残のコロニアルな建物が立ち並んでいます。また、レストランでは美味しいフランスパンが出てきますよ。主食はお米の他にもフランスパンが食べられています。
ジブチの町にはフランス系のスーパーCasinoもあり、フランスの食品を買うことが出来ますよ。ルーのクッキー、お菓子や瓶詰めのパテやフォアグラ・マロンクリームなども有名です。無理にシブチ産のお土産にこだわらなくても、これもまたシブチらしさだと思いませんか。
◎まとめ
いかがでしたか?「ジブチのお土産じゃないじゃないか。」と言う声が聞こえてきそうですが、実際、ジブチ産のお土産があまりないのが実情です。その代わりと言うわけではありませんが、ジブチのお土産物屋さんでは、近隣諸国のお土産物が売られています。それは、国の主な収入源は中継貿易などであるシブチの特徴をよく表していると思いませんか。今後、ジブチの観光業も盛んになって行くことを期待したいですね。