トーゴは西アフリカの人口は800万人足らずの国で、ガーナとベナンに挟まれています。国土も狭い小国ですが、自然が豊かなため、トーゴを訪れる観光客は少なくありません。
トーゴを観光するにあたり、事前に知っておかなければならないことの1つは治安面です。そこで、今回はトーゴの治安状況について説明します。
目次
西アフリカの小国トーゴ。治安が悪いって本当なの？移動中はとくに注意！
デモの現場には近づかないこと
出典： Willem Heerbaart (CC BY 2.0)
トーゴには、政治に関心を持っている人々が多くいます。それ自体はたいへん良いことのように思えますが、しばしば深刻な衝突にまで発展します。トーゴでは、新たな大統領や政治の方針が決定すると、その決定に反対する勢力のデモが起きる場合があります。小さなデモであればそれほど心配はありませんが、周囲に被害をもたらすほどの大規模なデモが起きる場合があります。その場合、観光客が被害を受ける可能性も否定できません。
そのため、デモに関する新たな情報が発信された場合には、その情報にしっかりと耳を傾けることが大切です。そして、デモが行われている所からなるべく離れるようにしましょう。たとえ小さなデモであっても、そこから大規模な運動に発展しないとは限らないのです。
移動中は要注意
トーゴでは手荷物を狙った犯罪が多く発生しています。その点では、治安面で問題ありといえるでしょう。バックなどを肩からぶら下げて観光していると、ひったくりの被害に遭いかねません。ひったくりを繰り返しているような人から自分の手荷物を守るというのは、なかなか難しいといえるでしょう。
そのため、外の移動には車を利用したほうが良いでしょう。車に乗って移動すれば、ひったくりの被害に遭う可能性が低くなることから、良い対策になるというわけです。また、買い物や観光をする際には、夜間をなるべく避け、昼間の時間帯にするようにしましょう。
◎まとめ
トーゴの治安状況について説明しました。トーゴの治安は、昔に比べるとだいぶ良くなっています。しかし、未だに多くの軽犯罪が発生します。
また、政治への関心の高いトーゴでは、デモから暴動に発展する危険性を視野に入れなければなりません。そのため、デモに巻き込まれたり、犯罪の被害に遭うことがないよう、常に情報に目を向けながら慎重に行動する必要があります。
