パプアニューギニアの東に位置するソロモン諸島。太平洋戦争での激戦地として知られるガダルカナル島は、この国に属しています。英連邦の一員なので、公用語は英語です。
他の太平洋の島国と同様、バカンスやリゾートが楽しめる小さな島々を目当てに、世界各国から観光客がやってきています。首都ホニアラはソロモン諸島の玄関口で、ここからそれぞれの島への連絡船が出航しています。
ですので、ソロモン諸島全体の治安と同時に、首都ホニアラの治安が重要になってきます。この点も踏まえて、ソロモン諸島の治安状況について説明します。
目次
ソロモン諸島の治安について知ろう!大切なのは犯罪に巻き込まれないこと
傷害の被害に遭わないよう気をつけよう
ソロモン諸島では、治安状況以上に国家の財政の悪化が問題となっています。国の経済が振るわないことから、アルコールや薬物に依存してしまうような人も少なくありません。そのため、不用意に出歩いたり地元の人と接触しようとすると、傷害事件に遭う可能性もあります。
すべての人が危ないということはもちろんありませんが、様子や動きが不審な人や、逆に意味もなくフレンドリーに近づいてくるような人には、充分注意しましょう。
窃盗の被害に遭わないよう気をつけよう
ソロモン諸島の首都ホニアラは、人口7万人弱の小さな町です。ですが、それでもソロモン諸島の中心地であり、人の出入りの多いところでもあります。財政が逼迫しているソロモン諸島では、とくにこのホニアラで失業率が高く、深刻な問題となっています。
街なかを単独で歩いていたり、ショルダーバッグやハンドバッグを片肌片手に持っていたりすると、そうした人たちの標的になりかねません。荷物はなるべく斜め掛けか両肩掛けにして、必要以上の現金は持ち歩かず、なるべく服装も目立たないものを選びましょう。
◎まとめ
ソロモン諸島の治安状況について説明しました。南国バカンスを楽しみにやってくる観光客は多いのですが、その一方で貧困に見舞われている人々が首都ホニアラを中心に存在していることも事実です。
青い海にテンションが上がるのは仕方のないことですが、くれぐれも最低限の注意と治安対策だけは怠らないように気を付けてください。