マヤ文明最大級の神殿遺跡であり、政治経済の中心として栄えたティカル遺跡や、マヤの長期歴終焉で話題になった石碑が残る世界遺産キリグア遺跡。スペイン語学留学で人気の古都アンティグアなど、自然と歴史的建造物にあふれた魅力あるグアテマラ。
旅の思い出にグアテマラらしいお土産が欲しいですよね。実はグアテマラはお土産の宝庫と呼ばれているんです。といってもそのほとんどは手作りの織物から作られる様々な物。ポップな原色が好きな方にはたまらない買い物天国です。
目次
かわいいが止まらない!雑貨天国グアテマラでのおススメお土産4選。
1.織物製品
グアテマラには22もの言語の異なる先住民族インディヘナが住んでいます。それぞれの民族で模様や色づかいが違う民族衣装を着ているのが特徴的。女性が頭からすっぽりとかぶるタイプの服はウィピルと呼ばれ、ウィピルを見るとその色合いでどこの村の人かが分かるのです。
元気が出てきそうなグアテマラレインボーと呼ばれるカラフルな色の主体になるのは5色で、森林の緑、太陽の昇る東の赤、太陽が沈む西の黒、北は白、南は黄色と方角も色で表しているんだそう。
民族衣装はちょっと、という方にはこの織物を使った小物類はいかがでしょう?バッグやポーチに財布など可愛すぎて選ぶのが大変。ランチョンマットやコースターなら誰にでも喜ばれるお土産になりそうですね。
2.刺繍製品
インディヘナのおばさんたちが丹精込めて作り上げた刺繍製品は、大きな布に刺繍のモチーフを付けた物や、クッションカバー、エプロン、ブラウス、バッグなど数えきれないほどあります。
何か刺繍の物を買おう!と思ってマーケットなどで探し出すと次から次へとお気に入りが現れて選ぶのが大変なくらいです。もちろん手作りなので世界で一つだけの物。丁寧な刺繍もあれば、雑な仕上げもあるのでじっくり手に取って品定めして下さい。
刺繍糸も売っていますが、日本では見ないようなカラフルな色がたくさんあるので、手芸をする人へのお土産にもいいかも?
3.コマル
布製品には興味がないけど、ちょっと通な物が欲しいという方には、メキシコや中南米で広く使用されている、伝統的な調理器具コマルはいかがでしょう?伝統的なコマルは土製で30cmほどの円形か長円形をしています。
数個の石を台としたかまどの上に載せて、薪の直火で調理するもので、カカオや唐辛子、カボチャの種を炒ったりするのに使用しますが、代表的なのは中南米を旅していると何度も口にするトルティーヤ。土製のコマルの遠赤外線効果で、ふっくら美味しく焼きあがるのです。といっても、かまどや薪なんてないですよね。
20cmほどのミニサイズ版は、ガス台の上でも使用できる仕様になっているので大丈夫。コマルでお餅を焼いたりパンを温めるとふっくらと美味しくなるそうなので、面白いお土産としていかがですか?
4.コーヒー農場で買うグアテマラコーヒー
コーヒー好きな方へのお土産はグアテマラコーヒー。質の良いものは輸出し、国内に残るのは二流、三流品なんていうのは単なる噂だというのは、グアテマラでコーヒーを飲んでみればわかるはず。首都グアテマラシティ、古都アンティグアなどにはグアテマラコーヒーを飲ませるカフェがたくさんあり、コーヒーの良い香りが漂っています。
アンティグアにある、ラ・アソテアコーヒー農園は見学ツアーがあり、収穫や天日干しの様子を見たりガイドから詳しい説明を聞くことができます。そして最後にお楽しみの試飲とショッピング。鮮やかなグアテマラ刺繍の布袋に入れられたコーヒー豆はコーヒー好きの方へのお土産にピッタリ、なんといってもお味は試飲で保証済みですよね。スーパーで買うより、生産者の顔が見えるお土産を買いたい方におススメです。
◎まとめ
グアテマラ1の観光都市アンティグアでお土産を買うなら、品数豊富なお土産屋さんNim potがおススメです。また、先住民族キチェ族が住むチチカステナンゴで開かれる日曜と木曜のマーケットでは日用品からお土産品までが売られ、周辺の村々から数万人が集まり大賑わいとなるので、時間が合えば覗いて見るのも楽しそうですね。