名称:Getreidegasse
住所:Getreidegasse, Salzburg 5020
公式・関連サイトURL:http://www.visit-salzburg.net/sights/getreidegasse.htm
オーストリアといえば音楽と芸術、そしてハプスブルク帝国時代から続く古く美しい街並みが魅力です。そんな贅沢な風景を眺めながらショッピングもできるのが、オーストリア観光の楽しみのひとつ。
代表的なお土産品というと、オーストリア発のスワロフスキーをはじめ、ウィーン名物の「ザッハトルテ」や「クーゲルチョコレート」、「マナーのウエハース」などがあります。もちろん、モーツアルトグッズも人気ですよ。
こちらでは、オーストリアならではのショッピングが楽しめるエリアをご紹介します。ぜひオーストリア観光
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歴史薫るオーストリアでお土産探し!おすすめのショッピングスポット5選
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1. ゲトライデ通り
沿道にはモーツァルトの生家もあるザルツブルクの観光名所「ゲトライデ通り」は、オーストリアの一級品が集まる人気のショッピングストリートでもあります。観光客たちが口を揃えて称賛するのは、クラシックなシルバー細工の看板。1つ1つが芸術作品といえるほど美しく、ウィンドウショッピングをするだけでも、オーストリアの伝統を感じることができますよ。
ゲトライデ通りには、お土産を販売しているブティックや雑貨店、スイーツや民族衣装のお店、傘屋、宝石店などがあります。ブランドのような高級品から、気軽に買えるものまでいろいろ揃っていますよ。ひと通りショッピングをしたら、街の風景を見ながらカフェでゆっくりお茶をするのもおすすめです。
2. カフェ・ザッハー
オーストリアでのお土産ショッピングの定番の1つが「ザッハトルテ」。オーストリアだけでなく日本でも人気のザッハトルテは、アプリコットジャムとチョコレートが特徴のケーキで、1832年にオーストリア貴族に仕えていた下級料理人のフランツ・ザッハーが考案したといわれています。
オーストリアに限らずザッハトルテを購入できるお店はたくさんありますが、フランツの次男エドゥアルトが開いたホテル・ザッハーと、王宮前にある洋菓子の老舗デーメルが、元祖・本家とされています。
持ち帰り用のトルテは、ホテル・ザッハー付属の「カフェ・ザッハー」で購入できます。お土産用のものは木箱に入っていて、2週間ほど日持ちしますよ。いつもお客で賑わっているので、時間に余裕をもってショッピングをしましょう。ショッピングだけでなく、もちろんカフェでお茶とケーキを楽しむのもおすすめです。ちなみに、カフェ・ザッハーの店舗はザルツブルクにもあります。
名称:Café Sacher Wien
住所:Philharmonikerstrasse 4, A-1010 Vienna
公式・関連サイトURL:https://www.sacher.com/hotel-wien-2/kulinarik/cafe-sacher-wien/
3. 「オースタン・イン・ザルツブルク」と「クリスマス・イン・ザルツブルク」
ザルツブルクのゲトライデガッセの東に伸びるユーデンガッセには「オースタン・イン・ザルツブルク」と「クリスマス・イン・ザルツブルク」という2つのお店があります。
前者のオースタンとは、イースターすなわちキリスト教の復活祭のこと。このお店は、大量のイースター・エッグを一年中販売しています。卵の殻とリボンを上手く利用したものや、かわいいお花や動物が描かれたもの、金のデコペンを使った高級感のあるもの、布を巻いて作った凝ったデザインものまで。見ているだけでも楽しいですよ。卵を持って帰るのはちょっと…という人には、木製のイースター・エッグもあります。
もう1つの「クリスマス・イン・ザルツブルク」の方は、一年中クリスマス・グッズが買えるお店。クリスマス・マーケットは興味があるけど寒いのは苦手という人でも、いつでもオーストリアのクリスマスの雰囲気を感じることができます。
名称:Ostern in Salzburg / Christmas In Salzburg
住所:Judengasse 13, 5020 Salzburg(Ostern in Salzburg)
4. マリアヒルファー通り
Mariahilferstraße, #Vienna © C.Fürthner pic.twitter.com/xHF4v5Mnw6
— Christopher Wyatt (@photoconceptart) October 28, 2017
ウィーン西駅から美術史美術館にかけてのマリアヒルファー通り(マリアヒルファー・シュトラーセ)は、100以上の専門店が並ぶ、オーストリアでもっとも人気のあるショッピングエリアの1つです。高級品の多いコールマルクトとは違い、スーパーやデパート、スポーツ用品店、家電量販店、雑貨やインテリア用品のお店、本屋、子ども向けのおもちゃなどが揃います。半ば歩行者天国のようになっているので、買い物ついでに散策を楽しむオーストリアの人々で賑わっています。
もちろん、お腹が空いたらファーストフード店やレストランもあります。東の端まで歩けばそのまま旧市街観光にも移行できるので便利。もし歩き疲れてしまっても、通りの下には地下鉄が走っているので無問題です。
名称:Mariahilferstraße
住所:Mariahilferstraße, Wien
公式・関連サイトURL:http://www.mariahilferstrasse.at/
5. コールマルクトとグラーベン
ウィーンの王宮前に伸びるコールマルクト通りと、そこから折れてシュテファン大聖堂に向かうグラーベンは、ウィーンを観光するなら必ず歩くことになる表通りです。さまざまな王室御用達のお店で発展した通りで、今でも伝統あるクラシックな美しい建物が並んでいます。広々としたグラーベンやその脇の小路には、ティファニーやカルティエ、ショパールなどの国際的に有名なブランド品のショップも数多く見られますよ。
さらに、シュテファン大聖堂から国立歌劇場にかけてのケルントナー通りと合わせて、お土産屋さんのとくに多いエリアなので、ここだけでたいていのショッピングの用は足せるはずです。
名称:Kohlmarkt / Graben / Kärntner Straße
公式・関連サイトURL:http://www.city-walks.info/Vienna/Graben.html
◎まとめ
ヨーロッパの文化の都といわれるウィーンをはじめ、オーストリアには観光名所だけでなくショッピングスポットも豊富です。
オーストリアのお土産としては、他にも「スミレの砂糖菓子」や「モーツァルト・クーゲル」なども人気です。おしゃれで歴史あるお店の多いオーストリアでは、そうした古くてシックなところでショッピングをすること自体が観光の良い思い出になるでしょう。定番のお土産だけでなく、文具や書籍などちょっとしたものも、オーストリアのお土産にはおすすめですよ。