英国と中国の文化が入り混じった活気あふれる街、香港。日本からの距離が近い事もあり、日本人には常に根強い人気を持つ観光地です。百万ドルの夜景に美味しい中華、夥しい買い物スポット、高級ホテルのアフタヌーンティー等、見所・食べ処がいっぱいのこの国は多くのリピーターを惹き付けます。
そんな香港でおすすめのお土産をご紹介します。
1.中国茶

中華圏に来て嬉しいのは、やはり本格的な中国茶が買える事。特に香港には有名茶店も多く、あらゆる種類のお茶をお土産にする事が出来ます。
香港でよく飲まれているのはポーレイ茶(普洱茶:日本で云うプーアール茶)。発酵度合いが強いので、濃い茶色の、独特の味をしたお茶ですが、飲み慣れるとこれが結構美味しく感じられます。お茶の中でも特に脂肪の燃焼に効果があると言われており、香港ではあまり太った人を見かけ無い事と関係しているのかも知れません。
余り中国茶に馴染みのない人は、専門店で話を聞きながら試飲をさせてもらいましょう。有名店には大抵日本語を話す人がいますので、そういうお店を見つけてお土産選びをするのが一番です。
2.調味料

美食の街香港で買いたいのが、調味料。世界三大料理の一つである中華料理の味の決め手は、やはり調味料です。中でも、お土産として人気なのがXO醤油やオイスターソース。チャーハンや野菜炒めの味のアクセントになる為、日本に持ち帰ると大好評との事。有名レストラン”夜上海”ブランドのXO醤油が、香港在住マダムたちの間で評価が高いとか。
その他にも、お土産としてオススメなのが、金華火腿スープやおなじみの麻婆豆腐、酢豚ソース、火鍋スープの素など。手軽に本場香港の味が再現できるパック入りソース類はどこのスーパーでも手に入ります。又、調味料ではありませんが、干しエビやホタテ等、乾物類も良い香港土産になるでしょう。
3.タイガーバーム

タイガーバームは、100年以上に渡り世界70余国で愛用されている外用消炎鎮痛剤。一時日本でも売られていましたが、今は販売されていません。臭いがややきついのと如何にも中国風の外観が、何やら”怪しげな薬”を思わせますが、長期間多くの人に使われている実績があるのでその心配はあたりません。
この薬は、1870年代に清の薬草商人・胡子欽が発明しその秘伝の製薬法が代々伝えられたものとされていますが、現在ではその成分も解き明かされておりシンガポールや香港を中心に広くアジアで売られているもの。ホワイトタイプは冷却剤として、レッドタイプは温熱剤として使用されます。貴方も、だまされたと思って一つお土産に如何ですか?!
4.クッキー類

最近香港土産として人気急上昇中なのがクッキー類。以前なら香港のクッキーは甘すぎて日本人には敬遠されていましたが、次第に改良が重ねられ、今は違います。
お店にいつも行列が出来る程人気なのがジェニーベーカリ―のクッキー。サクサク・ホロホロの食感と甘さ控えめな大人の味は香港人にも大好評、あまりの評判にニセモノまで出回っているとか。
もう一つお薦めなのが、奇華餅家(ケイファーベンガー)のパンダクッキー。伝統的な中国菓子専門店でしたが、パンダを形どったサクサク食感のクッキーを売り出した処、これが大ヒット。一つ一つが袋に入っているので小分けにも便利。値段も手頃なので、贈る人を選ばない万能の香港土産と言えるでしょう。
◎まとめ
買い物天国”香港”のお土産を紹介しました。香港には様々なお店があるので、見て周るだけでも楽しい街ですよ。
香港島のショッピングモールに行けば、東京銀座の高級店と変わらないお店が沢山ある一方で、九龍側には昔ながらの市場もあります。そんな香港でお土産を探すのは大きな旅の楽しみ。今回ご紹介した品以外にも香港にはまだまだ掘り出し物のお土産が沢山あるので、ぜひ探してみてくださいね。