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アンティグア・バーブーダはカリブ海に浮かぶ英連邦王国の一つ。3つの島からなる国です。美しい海とカラフルな街並みが特徴的なリゾートアイランドで、国際空港や港があるため欧米人を中心に多くの観光客が訪れています。しかし治安には少し警戒が必要で、日本の数倍もの強盗や性犯罪などが発生し年々増加傾向にあります。この記事ではアンティグア・バーブーダに訪れた際の治安情報とその対策を紹介します。
目次
欧米観光客の多いカリブのリゾート!アンティグア・バーブーダの治安と対策
強盗などの犯罪に注意する
アンティグア・バーブーダでは、路上やホテルなどにおいて窃盗や強盗事件が起きています。持ち物から目を離さないようにしましょう。特に夜間の治安には注意が必要で、人通りの少ない海沿いや裏路地などには立ち寄らないでください。凶器を持っている場合もあるため、抵抗したり大声を出したりせず金品を渡しましょう。
ホテルではドアや窓の施錠確認を行い、貴重品をホテルに残して行かないようにしましょう。ホテルの部屋が低層階の場合には、外から見える場所にカバンなどを置くのも厳禁です。また、見知らぬ人が訪ねて来た場合には絶対にドアを開けないようにしてください。これはアンティグア・バーブーダに限らず治安への対策として重要です。
服装や持ち物に注意する
アンティグア・バーブーダでは外国人旅行客を狙った犯罪が多く発生し、殺人など重大な事件も報告されています。周囲から目立つのは狙われる危険が高まるので、派手な服装や高級な時計、アクセサリーやブランド物のカバンなどを持つのはやめましょう。
必要以上のクレジットカードや現金は持ち歩かないことも重要です。歩きスマホや通話はひったくられる原因となります。アンティグア・バーブーダのようなリゾート地では、開放的な気分になり注意が散漫になりますが、治安への対策を忘れないようにしてください。
盗難や海での事故に備えて海外旅行保険に入る
海外に行く際には海外旅行保険に入っておくと安心です。アンティグア・バーブーダのように治安への不安がある地域に行く場合は、保険は窃盗や盗難の被害も軽減してくれたり、高額な治療費を負担してくるので何かあった際に助かりますよ。
治安の良い日本にいては実感がわかないかもしれませんが、被害にあった際に助けてくれるのが保険です。クレジットカードに付帯している場合もあるので、アンティグア・バーブーダへ渡航する前には確認してみてくださいね。
テロに警戒する
2018年8月現在、アンティグア・バーブーダでのテロの報告はありませんが、フランスやベルギー、バングラディシュなどの国でいわゆるローンウルフによるテロが発生しています。一見テロとは無関係に見える地域でも、どこで起きるかはわかりません。
テロへの警戒はとても難しいものですが、渡航前にアンティグア・バーブーダの治安情報について外務省のホームページを調べたり、治安の悪い地域には立ち入らないようにするなど、自分でできる対策を行いましょう。危険を感じる時期には、渡航中止にするもの大切です。緊急時に大使館から情報を受け取れる「たびレジ」に登録するのも有効ですよ!
◎まとめ
国際空港や港があるこの小さな国には、数多くの観光客が訪れています。カラフルで可愛らしい街並みやアクセスの良さ、美しい海が魅力的な国ですが、強盗や性犯罪、殺人など重大な犯罪も発生しているので、治安対策が必要な場所です。アンティグア・バーブーダの旅行が楽しい思い出となるように、治安の認識と対策を行うことは必須ですよ!